梅雨に突入している。関東はたまに晴れ間もあるが、毎日湿度が高く、曇り空、雨ばかりの感じだ。
さて、雨と言えば苗場、フジロック。ちょっと強引だろうか。でも、フジロッカーなら誰もが知っている通り、3日間雨に降られない年ってほとんどない。きちんと記録しているわけではないものの、現在までの23年中、恐らく3~4回くらいしかカッパを着ない年はなかったはず(夜寒くて、防寒でレインウェアの上着を羽織ることも多いけど)。
初回の天神山から台風直撃で、2日目が中止されたくらいだし、フジロックと言えば雨のイメージが定着しているかもしれない。上の数字を計算しても、8割以上が雨に見舞われていることになる。
なので、フジロックに行くときに最も気合いが入るのが雨対策。初期のころは、アウトドアメーカーのちゃんとしたレインウェアを上下着たら完成という感じだったが、段々荷物が増えてきて、リュック用にザックカバーを購入したり、リュック内に防水ケースを導入したりと、アタクシの対策も色々と変遷している。
ただ、ザックカバーはどうしてもリュックの内側やショルダーベルトが露出しているので、リュック自体が濡れないようにするのは難しい。iPhoneが防水仕様になるまでは、スマホの防水対策も欠かせなかった。
ここ数年は、子どもたちと一緒に参加しているので、これまで以上に雨対策に慎重になっている。そこで考案したのが、レインウェア上下の上に、ポンチョを羽織るという方式。身体自体はレインウェアで雨から守るけど、リュックや手持ちの携帯椅子なんかはポンチョの下で防水をしようという考えである。
雨具二枚重ねなので、やや蒸し暑かったり、動きづらい、着たり脱いだりが面倒など、デメリットもないことはないけど、ちゃんとリュックや携帯椅子も濡れないし、何より身体がしっかり雨から守られるのがありがたい。この方式の効果は大人だけでなく、子どもたちでも実証済みなので、しばらくこの方式を続けたいと思っている。まあ、当たり前だけど、雨が降らない方が、普通にありがたいのだけど。