人生とは何であるか【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0188】


レイ・ブラッドベリさんが、「クリエイティブになるには、三種の読書を1000日続けよ」と仰っていたということで、短い物語(短編小説)、詩・俳句・短歌・歌詞、論考と三種類のテキストを毎日読みます。そして、何を読んで何を感じたかを、備忘録的に記録しています。

【短編小説】偶然の旅人/村上春樹 ○
物語が始まる前に、作者が登場する異例の小説。まえがきで、よかったのではないか。ストーリー自体は、いくつかの偶然や珍しい事象によって、調律師が過去に断絶していた姉と関係を変化させる。そんなこと起きるのかなと思いつつ、納得感があり、ちゃんと読み終った感もあった。

【詩・俳句・短歌・歌詞】いのち けやきだいさく/工藤直子 ○
生きるのに、ヨイもワルイもないと感じている。よく生きようとするか、しないかの違いではないだろうか。今回の主役は、どうやらけやきの木のようだ。ことりたちが、きっと数多く集い、生きる助けになっているようだ。そのことりたちのために、けやきは生きているののだったら、よく生きているに違いない。

【論考】問いの構造/池田晶子
「人が何かを考えるということをするのは、それが何であるのかを知りたい、どうなっているのかを知りたい『ただ』知りたい」のだと、筆者は述べる。そして、「人生とは何であるか」という問いに帰着するという。この構造は、自分が哲学に興味を持ったことと似ていると思う。ただ逆から言えば、人生とは何であるかの答えに近づくには、自らの頭で考えるしかないのである。