「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」2日目感想文(5)【フジロックGO #0061】


ちょこちょこ見ていたFUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版だが、2日目も終盤に差し掛かってきた。今回のアーティストは、DANIEL CAESAR、EGO-WRAPPIN’、DEATH CAB FOR CUTIE、SIAである。

DANIEL CAESARは、全く知らないアーティストだ。地味な感じはあるものの、歌い上げる姿はとても美しく、音楽性というよりも、音楽にかける姿勢に思わずリスペクトを感じた。どうして彼は、この瞬間にこの音を鳴らすのか。ある意味、根源的な問いかもしれない。

その後は、EGO-WRAPPIN’、DEATH CAB FOR CUTIEと、アタクシ的にはCDでお馴染みのアーティストばかり。新しい驚きはなかったかもしれないけど、それぞれのらしさが出ているアクトだと思った。DEATH CAB FOR CUTIEに関しては、初めてバンドマンバーの姿を見た感じだった。

グリーンステージのトリ、SIAは圧巻だった。ステージだけ見ると、ちょっと小粒な印象もあったが、音像というか、歌声の迫力は半端なく、目をつぶって聴いてもスケール感あふれる感じだった。SIAを見ているとき、ちょうど子どもたちが喧嘩していて、かなり集中できない状態だったので、改めてもう一回聴いた方がヨイかしら。