浅貝川に架かるみどり橋、無事着工【フジロックGO #0154】


微力ながらみどり橋のクラウドファウンディングに支援【フジロックGO #0152】に書いた通り、先日、浅貝川に架かるみどり橋に、少額だけど支援させてもらった。

かなり乗り遅れ気味で、既に目標金額も達成していたのだが、支援申し込みの翌日には着工の報告があった。単純に遅刻したお陰でしかないが、やはり着工の報は盛り上がる。

2020年の開催が危ぶまれている状態なので、仮にみどり橋が完成しても、今年のフジロックで見られるかどうかはわからないけど、その時は家族だけで見に行けばヨイかと思っている。


「withコロナ」時代のライブの難しさ【フジロックGO #0153】


大阪府のライブハウスが営業を再開したという記事を読んだ。「ライブハウス、客は着席 叫べないけど…心はノリノリ」という朝日新聞の記事である。ライブハウスの大きさはわからないけど、間隔を開けるため、収容人数を1/7に制限しているようだ。

同店でクラスターは発生していないが、感染防止対策を徹底し、定員350人のところ、入場を49人に制限。フェースシールドをしたスタッフに誘導された客たちは、約1メートル間隔で置かれた椅子に着席して演奏を聴いた。客席とステージの間も2メートル以上空けられ、透明なシートで遮られた。

映画館再開のニュースも見たが、映画館の場合は1席ずつ開けるので、最大で従来と比べ50%しか収容できず、満席続きでも赤字経営になるという。だから、ライブハウスも収益を求めてというよりは、この時期に感染症対策を徹底して、ライブをやること自体に意義が見い出しているのだと思う。

音楽好き、フジロッカーとしては、もちろんライブハウスの再会は歓迎すべきだが、一方で「withコロナ」時代にある現在、ライブの難しさを、見せつけられているようにも感じてしまった。


微力ながらみどり橋のクラウドファウンディングに支援【フジロックGO #0152】


遅ればせながら、もう目標達成した状況ではあるが、「フジロックの森をつなぐボードウォークに新しい橋を架けたい」に支援させてもらった。

リターンとしてコラボTシャツなんかも、アタクシ的には気になったのだが、気持ち的に個人というよりも家族全員で支援したかったこともあり、「みどり橋竣工記念木版に『お名前』が入ります」というものにした。

それほど、規定は厳しくないのかもしれないが、全角10文字以下ということで、家族全員の名前を記載してもらうようお願いしている。家族4人だし、娘もいるので、名字は省いて、4名の名前を連ねてもらうようにした。どんな感じになるのか今から気になっているし、楽しみでもある。

ちなみに、クラウドファウンディングの期限はまだ残っているが、既に重機は苗場に到着しているようである。出来上がりをアタクシたちの目で見るのは、少し先になりそうではあるが、家族全員で苗場に行って、ちゃんと確認したいと思っている。


フジロック・オフィシャルショップ「GAN-BAN/岩盤」は6月1日から営業再開みたい【フジロックGO #0151】


以前、GAN-BANが20周年を迎えていた【フジロックGO #0102】という投稿もしているが、東京においても緊急事態宣言が解除されたので、フジロック・オフィシャルショップ「GAN-BAN/岩盤」の営業状況を調べてみた。

結論から言うと、2020年6月1日から渋谷パルコが営業再開するに当たって、「GAN-BAN/岩盤」の店舗も営業するようである。「ようである」と書いているのも、「GAN-BAN/岩盤」の公式サイトには、店舗営業の情報は書かれていないからだ。そして、渋谷パルコのお知らせの中にある休業店舗に「GAN-BAN/岩盤」の名前がないので、営業するのだろうと判断している。

もちろん、オンラインショップ上でも商品は見られるし、気に入れば購入もできるから、ショッピングという点では、わざわざ店舗に行かなくてもヨイのではあるが、Tシャツの素材感やサイズは現物を見たいので、6月になったら実際に足を運んでみたい。

渋谷パルコ自体、緊急事態宣言が出ているため、4月8日(水)から当面の間、お休みしているので行けないが、ゴールデン・ウィーク過ぎたらちょと足を運んでみたい。渋谷と言えば、タワーレコードにもあまり行ってなかった。GAN-BANからタワレコへのはしごがヨイだろう。

それにしても、先の投稿した当時は、ゴールデン・ウィークが開けたら行けるつもりになっていたようだ。アタクシ、コロナウイルスに対して、相当のんきに構えていたみたいである。


きのこ帝国とか、シシド・カフカのドラムとか【フジロックGO #0150】


この「フジロックGO」という、書いているアタクシ自身がよくわかっていない投稿を続けることで、改めて音楽を聴くことが楽しくなっている。ミュージック熱が高まっているのだ。

2020年の3日目に出演予定の「羊文学」が気に入って、繰り返し聴いていたら、友人から「きのこ帝国」が似ているよと言われて、Apple Musicで配信されているものは全部ダウンロードして、古いアルバムから順番に聴いている。

「翳りのあるシューゲイザーサウンド」などと評されているが、アタクシは暗めの歌詞がとても好みだ。サウンドだけだと、やっぱり羊文学の方が跳ねるような感じがあって、聴き馴染みやすいだろうか。

それからフジロックとは全く関係ないけれど、たまたま自宅のブルーレイに録画されていた「TOKYO SESSION -Rockin’ Gambler-」を夜中に観たら、テーマは「ザ・ローリング・ストーンズ」だった。

その日の出演者たちが、ストーンズの曲をセッションする中で、シシド・カフカのドラムにビビっときた。アーティストとしては、自分で歌も歌っているが、ドラムだけでここまで雄弁に語れるなんてと目を見張ったのだ。

ちなみに、「Satisfactions」と名付けた一夜限りのメンバーは次のような感じ。土屋アンナ(Vo)、Char(Eg)、鮎川誠(Eg)、井上富雄(Eb)、シシド・カフカ(Dr)、堀江博久(Key)。Charさんとか、鮎川誠さんが上手なのは知っていたけど、シシドさんの演奏はちゃんと観たこと、聴いたことがなかったので、新発見だったのである。

シシド・カフカのApple Musicはこちら。


開催されるにしても、きっと感染リスクは残る【フジロックGO #0149】


開催か中止の決定は6月に持ち越しのよう【フジロックGO #0148】にも書いた通り、2020年のフジロックが開催されるかどうかの決定は、今しばらく待たなければならないようだ。その一方で、北九州市や北海道のコロナウイルス感染者がにわかに増えており、感染拡大の第2波、第3波が来るのは、かなり可能性が高いと思われる。

それゆえ、例えば、これから1カ月くらいずっとコロナウイルスの感染がある程度に抑え込まれたとしても、安全になったとは言いづらいのではないだろうか。特効薬やワクチンが開発されなければ、3日間でのべ10万人超の人が全国、世界各地から集まるイベントは、どのような状況にせよリスクから逃れられないように感じる。とそんなことを、夜の暗がりを走りながら考えた。

今年のフジロックに、これまで通り家族全員で参加するのにどうしたらヨイのだろうと検討し始めたのだけど、そもそも感染リスクのある場所に、子どもたちを連れて行くのはダメだったと思い至った。仮に開催されるにしても、子どもたちをリスクにさらすわけにはいかないのだ。


開催か中止の決定は6月に持ち越しのよう【フジロックGO #0148】


先日、日本経済新聞電子版の誤配信もあったので、フジロック公式サイトでスマッシュから「開催」か「中止」の明確な意思表示があるのかと、勝手にドキドキしている。気づけば、もう5日くらい経ってしまったが。

SNS上をウロウロしていたら、アタクシの無駄なドキドキ感をあざ笑うかのように、中止の判断に関する有力そうな情報を見つけた。結論から言うと「6月中に開催か中止が決定される」ようだ。

直接アタクシが聞いたわけでなく、上述の通り、単純なまた聞きだから、詳しく情報ソースなどについては言及できない。ただ、地元の方からの話しのようなので、ある程度確度の高いファクトではないかと思っている。

そして、この言を信じるならば、これから一カ月間は開催か中止か、はっきりしないことになる。コロナウイルスの感染状況を見ていると、今のところ収束に向かっているので、それが続けば開催、第2波の予兆などが見られ、政府や自治体が警戒を強めたら中止ということなのかもしれない。

フジロックは野外フェスではあるものの、のべ10万人規模のイベント開催が、当局だけでなく、社会から許容されるのは難しいのではないかと、今のところ思っている。仮に開催されても、どんな風に参加すればヨイのか、正直想像できないのがフジロッカーの現実ではないだろうか。


Battles – Atlas(Live at Fuji Rock Festival ’11)【フジロックGO #0147】


YouTubeでフジロックの動画を探していたら、Battles(バトルス)の「Atlas」の映像を見つけた。どうやら2011年のグリーンステージのようだ。これはアタクシ、苗場で観ていた記憶がある。改め確認してみると、彼らは2007年と2011年、2016年にフジロックに出演しているようだ。

Atlasはファーストアルバム『Mirrored(ミラード)』の収録曲で、このアルバムは2007年に発売された。つまり、デビューと同時に、フジロックに出演したことになる。バトルスの鳴らす音は、何とも中毒性があるのが特徴だろう。

次のミュージックビデオを観てもらえればわかるが、Atlasの発表当時はボーカルがいたのだが、2010年に脱退してしまい、それ以降は基本インストゥルメンタルのバンドである。そのリズムだけで、人の心をとらえて離さないのだ。

ちなみに、バトルスのファーストアルバムについては、「乱反射する音が私たちを照らす先:Mirrored/Battles【CD千本ノック 0013本目】」という記事を書いている。よかったら読んでみてもらいたい。


入場ゲートでもらう“魔法のゴミ袋”【フジロックGO #0146】


アタクシの住居は、燃えるゴミを出すのが月曜日と木曜日だ。なので、その曜日に起きると、まず最初にやる行動は、燃えるゴミの取りまとめだったりする。キッチンにある一番大きなゴミ箱から自治体指定のゴミ袋を取り出して、各部屋や洗面所などに置いた小さなゴミ箱からもそれぞれ捨てるべきゴミを集めるのだ。

小さなゴミ箱には、コンビニやスーパーでもらったビニールの買い物袋を何枚か張ってあって、一番上にあるビニール袋ごと回収する。こんなやり方をしているご家庭が、多いのではないだろうか。

ただ、この買い物袋、最近では有料化が進んでいることもあり、アタクシ家においては、やや慢性的に不足気味だ。今朝も、ゴミ箱のビニール袋がなくなったので、ストックしているところをゴソゴソやったのだが、適当なサイズのものが出てこない。

困ったなあと改めて探したところ、フジロックでもらったゴミ袋が畳まれて下の方にあることに気づいた。入場ゲートを通ったところで、毎年タワーレコードさんが配布してくれる、あのゴミ袋である。

配布が始まった時期を明確に覚えているわけではないが、会場が苗場に移って、2年目くらいから配ってくれていたように思う。

このゴミ袋、もともとは会場にゴミを残さないようにするために配布されるものだが、ゴミ袋としてよりも、雨から手荷物を守ったり、リュックの中で電子機器などを水に濡らさないようにしたり、びちょびちょの地面に座るために敷いたりと、ゴミ捨てとは別の用途で活躍することが多かった(もちろん、ゴミ袋としても使ったけど)。結構、“魔法のゴミ袋”なのである。

とはいえ最近は、アタクシも雨対策をしっかりして、道具もそろってきていることもあり、毎度入場ゲートを通るたびにタワレコさんに“魔法のゴミ袋”をいただくものの現地では使わず、キレイなまま持ち帰ることが多くなっていた(何枚かは、車の中のゴミ袋に使っていたかな)。

今回のゴミ袋は、2019年にもらったままになっていたもので、今になってアタクシ家で日の目をみたことになる。割と薄手ではあるけど、容量も十分で、日々よく使うゴミ箱にきっちりハマってくれた。今回は、ゴミ袋として魔法を発揮してくれた。ありがとう。


アフターコロナでフェスの再定義も急務【フジロックGO #0145】


こんなツイートから、日本経済新聞電子版の「フェス・ライブ中止、音楽創作に影響も」という鹿野淳氏がコメントしている記事を読んだ。

CD市場が縮んでいることを受け「フェスやイベントの中止も問題だが、さらに痛いのはあらゆるライブができていないこと。音楽業界はライブが収益の柱に変わっていたタイミングで、この事態は不運を伴っている」と指摘する。

とある通り、昨今の情勢は音楽業界にとっても死活問題だろう。アフターコロナを考えると、2020年のフジロックが中止かどうかだけでは収まらない話しなのである。だからこそスマッシュは、こうした状況においても、開催に向けた可能性がないかを探っているのだろう。

ただ、記事は次の文章で締めくくられている。開催しようとする努力だけでなく、同時にフェスの役割を再定義することが求められているのかもしれない。

新型コロナウイルスのワクチンや治療薬などが確立されなければ、21年以降の開催もまだ見通せない。鹿野氏は「1年後にこれまでと同じフェスや音楽ライブができるとは、今の時点ではとても思えない。今までのフェスは、大勢の人の一体感を味わうのが魅力だった。同じ魅力をこれから求めるのが難しいならば、フェスの役割がそもそも何なのか考え直して、再構築しなくてはならないだろう」と話す。