天神山の記憶(8)【フジロックGO #0026】

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初日のトリは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズだった。ザ・イエロー・モンキーで体力温存しておいて、それが終わったら、アタクシたちも戦線復帰で、テントを出てレッチリを見に行くつもりでいた。だが、実際にライブが始まっても体がいうことを聞かず、そのままテントにこもってしまっていた。

何度か外に出て、斜面の上からステージを眺めたりしたが、雨も強く降っているのに、カッパなしでステージ前に行く勇気もなく、仮にも雨風がしのげるテントの中に戻るしかなかった。せっかく会場まで来て、すぐそこでレッチリが演奏しているのに、テントにこもってライブの音だけ聞くのは、残念だったし、何だか筋違いな気持ちもあったが、だからと言って外に出るのは直感的にもう無理だろうと感じていた。

ややモンモンとした気分のままテントの中で過ごすうち、ライブは終わってしまった。壮絶なステージだったことは、その後ロッキンオンなどの記事で知ることになるが、テントの中で音だけ聞いていたアタクシにとっては、あまりちゃんとした記憶に残っていないのが、正直なところである。

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