苗場でビールといえばハイネケン【フジロックGO #0118】


フジロックでビールといえばハイネケンである。正直、普段飲むことはあんまりないのであるが、たまにコンビニやスーパーで購入しては、フジロックや苗場を思い出したりしている。

「フジロックで冷んやり美味しいフレッシュなビールが飲める喜び!苗場開催20周年を迎えた【FUJI ROCK FESTIVAL】を支え続けてきたハイネケンの取り組みとは?【PR】」という記事にある通り、ハイネケンは長くフジロックの協賛を続けてきたため公式ビールなのだ。

各飲食店で提供するビールは、どちらかといえばアサヒビールやキリンビールなどの国内メーカーが多い印象があるものの、ステージ脇の飲料販売スペースはハイネケンがドカンと店を構えている。ちなみに、ソフトドリンクは大塚製薬が協賛しているので、ポカリスエットやクリスタルガイザーが公式飲料になる。

以前は、紙コップのゴミを減らすため、マイボトルの持参が推奨されていたが、気づいたら紙コップ以外での提供は取りやめになったようだ。何年か前にタンブラーを差し出したら、断られてしまった。どうも衛生上の問題らしい。ビールを飲み終わった後、ゴミ捨てに行かなくてもヨイし、蓋つきだと持ち運びにも便利だったので、フジロッカーとしてはやや残念である。


こどもフジロックの塗り絵【フジロックGO #0117】


こどもフジロックのTwitterアカウントをフォローしていたら、塗り絵ダウンロードを見つけた。これって毎年かわからないけど、キッズランドに行って室内に入ると、手渡される塗り絵の原本のPDFだーというわけで、やや興奮してダウンロードしてしまった。プリントして娘ちゃんに話しをしたら、とっても気持ちよく色塗りを引き受けてくれた。

そして、結果はコチラ。

子連れでフジロックに参戦するよになって初めて知ったが、こうした子ども用のコンテンツはかなり用意されている。子連れ参戦を検討している方は、ぜひ申し込んでほしいと思うのだった。


ハッシュタグは「#KeepDistance」と「#StayHome」【フジロックGO #0116】


やっとメッセージ的なモノが出た感じだ。フジロックの公式Twitterアカウントの投稿のハッシュタグは「#KeepDistance」と「#StayHome」となっている。ビジュアルはGIFアニメになっているようで、再生すると「F」「U」「J」「I]のそれぞれが、段々と離れていく。新型コロナウイルスがどうだとか、そうした言葉はないけれども、主催者としては予定通りフジロックを行うつもりだし、そのためには今は家にいて、密閉、密集、密接の3密は避けましょうということなのだろう。

肝心のコロナウイルスの感染拡大状況はどんな感じなんだろう。先日たまたま受講したウェブセミナーで、東洋経済オンラインの「新型コロナウイルス国内感染の状況」というページ(感染状況の数字がまとまめられ、ビジュアライズされている)を知ったので、共有がてら見てみると、今日現在のところ感染者数は右肩下がりになっているようにも感じる。

結構、メディアも身の回りも悲観的な論調が多いが、実際のデータから推測するに、フジロックが開催される8月にはいったん収束しているようにも思う。韓国などは、既に新規の感染者は10人以/日になっているようだが、それくらいにならないといけないのだろうか。目安を示してくれるとうれしいのだが。


プレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY3」を聴いて【フジロックGO #0115】


DAY1、DAY2に続いて、Apple Musicのプレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY3」を聴いた。今回もランニングしながらである。子どもたちと自宅にいる時間が長いので、そんなときぐらいしか、自分の好きなことができないのだった。

ただ、DAY1、DAY2の時とは、今回アタクシの反応がちょっと違った。すっと聴き終えてしまった1日目、2日目の予習とは違って、DAY3は色々と引っかかってしまったのだ。初っ端の忌野清志郎から、FKA Twigs(FKAツイッグス)、Rufus Wainwright(ルーファス・ウェインライト)など、既に好きなアーティストだけでなく、ほとんど初のTHA BLUE HERB(ザ・ブルーハーブ)、Bruno Major(ブルーノ・メジャー)、カルメン・マキ、羊文学、MONO NO AWARE(モノノアワレ)、折坂悠太、SUMMIT(サミット)などなど。アレコレ気になってしまったのは、日本語の曲が多かったからかもしれない。

特に、ブルーノ・メジャー、羊文学、モノノアワレなんかは、走りながらもアルバムを探して、アーソレソレとダウンロードしてしまった。この盛り上がり、DAY1、DAY2と違い過ぎて、自分でも不思議な感じである。


「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」は、やるってヨ【フジロックGO #0114】


新型コロナウイルスの影響で、子どもたちと毎日自宅で三密状態で暮らしているせいか、本当にフジロックは今年も開催されるのかが気になってしまう。主催者側からのコメントがないこともあって(「やります」って言っているのが意思表示と言われれば、まあそれはその通りなのだが…)、無駄にインターネット上で検索などしてしまっている。

SNSなんかにある生活者のコメントを見ていると、開催されないのではという発言が割と多い。何だかそれを読んでは、引きこもって生活しているせいか、気持ちが引っ張られ、「やっぱり中止なのかな」と少しブルーな気分になっている。合理的に考えると、緊急事態宣言の期日であるGW明けにならないと、中止という判断も下されないだろうが。

そんな中、ナンバーガールの公式サイトを閲覧していたら、ちょっと気になるお知らせを見つけてしまった。

2020.04.21更新;
『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020』への出演が決定しました
8月8日(土)〜8月10日(月・祝)にわたって国営ひたち海浜公園で開催される『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020』への出演が決定しました。

ナンバーガールが、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020に出演するというのである。しかも更新日が、4月21日なのだ。こ、これは、ロッキンオンはやる気のようだ。と、ロックインジャパンの公式サイトを見に行ったら、下記のような記載があった。

2020.04.14 新型コロナウイルス感染症の影響について

現在のところ、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020は開催予定です。
今後も状況の推移を見守り、事態に変化が起きた場合には、開催についてより慎重に検討を行なっていきます。
フェスティバルの開催有無につきましては、事前に公式サイト・公式アプリ「Jフェス」にてお知らせいたします。フェスティバルの中止を決定した場合は、お支払いいただいた代金を返金いたします。

フジロックとは主催者は違うが、まあ、コロナウイルスについては、そういうことなのだろう。すごく短いお知らせだし、アタクシは参加予定もないのだが、不思議なほどホッとしてしまったのだ。


組立式X型アウトドアチェアの代替え椅子を見つけなきゃ【フジロックGO #0113】


以前のエントリー「組立式X型アウトドアチェア(ヘリノックス等)持ち込み禁止を受けて【フジロックGO #0066】」にも書いたが、2020年のフジロックはヘリノックスも持ち込みが禁止になった。そして、家族4人で苗場に参戦するアタクシ家は、子どもたち用にヘリノックス(2脚)を利用していたので、真面目に対策を考え、代わりの椅子を見つけなければならない。

そんな中でのコロナ禍である。新しい椅子を物色しようにも、身近にあるほとんどすべてのアウトドアショップが休業中だし、不要不急の外出は自粛だしで、現物を見ながら折り畳み椅子を探すのがとっても困難になっている。

じゃあネットでと、Amazonなんかも見たりしたが、サイズ感がとても分かりづらい。大きさを示す数字を見れば、それなりに把握できるはずだが、パッと見て、触って理解するのと比べるとかなり面倒である。

特にメインの利用者が、子どもというのも難点だ。完全にキッズ用よりも、今後のことも考えて小ぶりな大人用を買えたらヨイと思っているからだ。やはり、できるだけ長く使えたらうれしい。

調べてみると柏にあるAlpenOutdoors Flagship Storeは、短縮ではあるが営業しているようなので、意を決して車で行くのもアリなのだろうか。感染拡大を考えると悩むところである。いずれにせよ、GW明けまでは我慢しておこう。


プレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY2」を聴いて【フジロックGO #0112】


DAY1に続いて、Apple Musicのプレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY2」を聴いた。

お恥ずかしながら、相変わらず知らないアーティストばかり。そんなこともあり、Number Girl(ナンバーガール)くらいしか耳に残らなかった。Number Girlのライブは見たことないのだけど、解散してからもずっと聴き続けてきたし、プレイリストに収録されている「透明少女」だけでなく、「桜のダンス」とか「裸足の季節」とか「転校生」とか「IGGY POP FAN CLUB」とか、聴きたい曲が結構たくさんある。今年も子連れフジロックなので、キッズランドに近いグリーンステージに出てくれたら、少しくらいは聴けるかもしれない。

その他で少し印象に残ったのは、新譜の曲なので初めて聴いたのだが、The Strokes(ストロークス)だろうか。ただ、ストロークスっぽさはもちろん残っているものの、デビュー当時のキレみたいなものは、少し影を潜めた感じがしなくもない。まあいずれにせよ、このプレイリストを繰り返し聴いて、夏の苗場を先取りする予習に勤しみたいと思う。


2014年の苗場で出会ったThe John Butler Trio【フジロックGO #0111】


古い友人とLINE上でフジロックや音楽の話しをしたことから、気づけば以下の記事を改めて読み直していた。自分で書いたものだけど、もう丸2年以上まえだから、改めてああそうだったみたいな気持ちになる。

「オーシャン」という12分の愉楽:Live At Red Rocks/The John Butler Trio【CD千本ノック 0052本目】

ごく簡単に記事の内容を説明すると、2014年のフジロックで知ったThe John Butler Trio(ジョン・バトラー・トリオ)。アタクシは、グリーンステージでたまたま聞くことになった「オーシャン」というギター・インストゥルメンタルに、圧倒的に魅了されたのだ。

記事内でも紹介しているが、アーティスト自身のサイトでその動画が公開されている。もう一度掲載するので、ぜひ多くの人にジョン・バトラーのギタープレイを体験してもらいたい。12分と長尺ではあるが。

このオーシャンという曲との出会いは、アタクシ自身にとって、苗場最大の邂逅と言えるだろう。こうした知らざる名曲や未知のアーティストと、思わず出会えるのがフジロックの醍醐味なのだ。ああ、また苗場に行きたくなってきた。


プレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY1」を聴いて【フジロックGO #0110】


ランニングしながらだけど、やっとApple Musicのプレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY1」を聴いた。

恥ずかしながら、知らないアーティストばかりだったので、曲も初めて聴くものばかりだ。走りながらで、そんな状況もあったせいか、何だかスッと聴き終えてしまった。心地ヨイのだけど、どれも引っかからないというか、アクがないというか。

ただ、Tame Impala(テーム・インパラ)とMura Masa(ムラ・マサ)は、第一弾アーティス発表のときに何枚かアルバムをダウンロードしていて、予習と思って結構何度も聴いていたので、むしろ懐かしく感じるほどだった。繰り返しって、やっぱり威力あるな。

さらっと一聴しただけだが、その中でも一番印象に残ったのはmiletの「Tell Me」。思春期をカナダで過ごした女性シンガーソングライターで、ミレーと読むようだ。実はこの曲自体は、別途ダウンロードして聴いていたので、事前予習組ではあるが、声の存在感が強いせいか、プレイリストの途中に流れてきて、ハッとさせられ、心をスッとつかまれた。

公式サイトのプロフィールには、「ハスキーかつ重厚感のある独特の唄声と、グローバルな存在感を放つソングライティングを兼ね揃えた」と書いてある。アタクシ的には少しアデルを思い起こさせた。カナダで暮らしていたせいか英語の発音もきれいで、最初は海外のアーティストと思ったくらいである。ただ、それを「グローバルな存在感」と言ってヨイのかはわからないけど。

まだまだ聴き込んでいくつもりなので、何度か聴いたらプレイリスト全体の感想や気になる曲も変わっていくと思う。


電気グルーヴのコメント動画を見て【フジロックGO #0109】


フジロック2020のヘッドライナーに決まった電気グルーヴのコメント動画を見た。

2019年にも出演予定があったが、ピエール瀧さんの逮捕でキャンセルになったという経緯がある。そして、今回は大将日高さんからの直接のオファーで出演が決まったそうだ。動画によると、どうやら一緒にフグを食べながら出演依頼をしたという。それを瀧さんは、「2度目の逮捕状」と表現していた。

また伏線として、日高さんの下記のような発言(メッセージ)があった。

「電気グルーヴの作品販売中止に関して言いたい事がある」

薬物使用に関しては許される事では無いが、彼らの作品を販売中止にするのはおかしいじゃないか。

販売中止にするなら、過去、薬物使用して逮捕されたアーティストの作品も何故、同じく販売中止にしない。ほとぼりが冷めたから良いって事なのかい。

それだったら、薬物使用などが原因でアーティストが亡くなった時には、追悼と称して過去の作品を改めて聴こうというようなキャンペーンなどを行なっているのはおかしいだろう。

改めて考え直して欲しいと思う。

今年のフジロックでは電気グルーヴの出演はキャンセルになったけど、今後も彼らとの関係は変わらないから、問題が解決したら仕事をしたいと思っている。

友達なんだし、素晴らしいアーティストなんだから、そう思うことは当たり前だろう。

アタクシ、きちんとフォローできていなかったので、よく知らなかったが、今調べても電気グルーヴのCDは買えないし、Apple Musicでも音源は配信されていないようだ(アーティストとしても、実質バンされているようにも見えた)。

瀧さん、どうやら20代のころから薬物を使用していたようなので、そうした意味では過去の作品にも遡りたくなるのかもしれないが、正直ちょっとやり過ぎじゃないかと思う。この論理で行くと、ドリカムだって初期の作品は発売停止にしなくちゃならないし…。

まあ、フジロック2020のパフォーマンスを経て、少しでも彼らの状況が変わるとヨイなと感じた。自身たちの音楽の力で、この局面を打開してくれるとうれしいなあ。