レイ・ブラッドベリさんが、「クリエイティブになるには、三種の読書を1000日続けよ」と仰っていたということで、短い物語(短編小説)、詩・俳句・短歌・歌詞、論考と三種類のテキストを毎日読みます。そして、何を読んで何を感じたかを、備忘録的に記録しています。
【短編小説】エルパンの電気自動車/ルシア・ベルリン ○
短い小説だったが、あまり文章が頭に入ってこなかった。2回ほど読んだが、自分の間題だろうか。聖書の引用があるが、それを知らないためということもあるだろう。ただ、一番の原因は、自分の頭の中が、私生活のモヤモヤや悩みで満たされ、外からの情報を拒否しているのかもしれない。
【詩・俳句・短歌・歌詞】父/吉野弘 ○
誰も答えられない問いである「何故生まれねばならなかったのか」が冒頭で示されるも、その後は、子と父の関係が詠まれている。正直言って、この詩をきちんと理解できなかった。子の生と父は距離を取らざるをえないと言れれるが、それがどんな状態なのかが分からないのである。
【論考】日本語について/森本哲郎 ○
日本語の抽象語は輸入が多く、自分たちのモノにできていないという指摘は正しいと思う。だが、それを乗り越えたるめに、日本語の反省が必要だというのは、対策としてちょっと弱く感じるし、誰もしなさそうではないか。