ソウイウモノニワタシハナリタイ【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0046】


【短編小説】よごれている本/星新一
よごれている本は、魔王のための犠牲を集めている魔法の本。エス氏はふと興味を持ったばかりに犠牲になってしまう。身につまされるほどではないけれど、好奇心がきっかけなので、人間なら誰しもハマってしまう可能性がある。それで、フィクションだと割り切れないのだろう。

【詩・俳句・短歌・歌詞】雨ニモマケズ/官沢賢治
暗唱できるわけでもないが、全部知っているつもりになっていた。改めてすべて読むと、最後の「ソウイウモノニ/ワタシハ/ナリタイ」は、ちょっとオチのように読めた。ここの所、とても気持ちが沈んでいるのだが、自分も目標を持たなきゃなと、何だか少し元気をもらえたような気がする。元気百倍とまではいかないけれど。

【論考】真心について/森本哲郎
「真心」と言われて、最近あまり口にしたり、聞くことが少なくなったなぁと思った。中でも一番印象に残ったのは、本居宣長の「歌は心で感じたことを、善とか悪とかにかかわらず、そのまま読むものだ」という発言。確かに、あらゆる表現が、善悪を越えていると強くなるし、何より真心にも通じると感じた。