フランシス・ベーコン【『一日一文 英知のことば』から学ぶ#022】


【1月22日】フランシス・ベーコン:1561.1.22~1626.4.9

ある書物はちょっと味わってみるべきであり、他の書物は呑み込むべきであり、少しばかりの書物がよく噛んで消化すべきものである。すなわち、ある書物はほんの一部だけ読むべきであり、他の書物は読むべきではあるが、念入りにしなくてよく、少しばかりの書物が隅々まで熱心に注意深く読むべきものである。

『ベーコン随想集』渡辺義雄訳、岩波文庫、1983年

【アタクシ的メモ】
書物といっても、内容や深さは様々なので、力の入れ具合を変えるのはもちろんではある。ただ、現代のような情報爆発時代においては、オンラインコンテンツも含め、読むべき書物(テキストコンテンツ)の取捨選択や、力の入れ具合を早めに決定することが重要になってくる。