娘が「小さな恋のうた」を口ずさむ【フジロックGO #0108】


非常事態宣言が出てから在宅ワークが続いていて、朝から晩までずっと自宅にいる。ちょっとした買い物やら、ゴミ出し、ジョギングに出ることはあっても、1日の9割を部屋で過ごしていることになる。こんな状況は初体験だ。

学校に行けない子どもたちは、YouTubeを見たり、ニンテンドースイッチをやったりしている。本当は勉強してほしいのだが、そんな素振りは一向に見せない。せっかく一日中子どもたちと室内で過ごしているので、最近はアタクシのiPod Classicを流しっぱなしにしている。もう500曲以上聴いていることになる。

アタクシ家の子どもたちのフジロックは、ところ天国で煮干しラーメンを食べたり、キッズランドの滑り台で思いっきり滑ったり、ドラゴンドラに乗ることであって、音楽を聴くつもりが全くない。そんな状況を少しでも変えられないかなと思って、今BGMをかけているのだが、ほとんど効果は見えない。ごくたまに、体でリズムを取ることもあるが、そんなに長続きしないで終わる。聴いた音に反射的に反応している感じだ。

ただ、何度か映像で見せたせいか、下の娘が急にMONGOL800(モンゴルはっぴゃく)の「小さな恋のうた」を口ずさむようになった。まだまだ芽が出たくらいの反応であるが、地道に音楽のある環境を提供し、のんびり待たないといけないのかもしれない。


フジロッカーのファッションが制服化している?【フジロックGO #0107】


先日、『ぴあ×FUJI ROCK TV』が、YouTubeで始まっているみたい【フジロックGO #0103】と書いたが、気づけばこの『ぴあ×FUJI ROCK TV』の第2回が公開されていた。GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)好きになったアタクシとしては、見なければならないだろう。

実際に視聴してみると、あまり録画前に準備をしていないのか、雑談的な進行で、話しがどこに行くのかわからないまま、思い付きの会話が進む感じである。改めて、テレビなどで番組を取り仕切るMCの力量や凄さを再認識することになったかもしれない。

そんな中でも印象に残ったトピックとしては、バックステージというか会場内などでも、アーティスト同士の交流があることや、フジロッカーのファッションがアウトドアウェアで制服化しているという指摘だ。

確かにフジロック参加者のほとんどが、山登り的な服装になってきていて、音楽フェスらしい派手さや個性的な感じは、もうこの10年くらいすっかり影を潜めてしまったと思う。

アタクシ自身も昔は、「お気に入りのNIRVANAのTシャツを何日目に着よう」とか考えていたのだが、もう長いこと、3日間すべてスポーツウェアで通すようになっていた。乾きやすさ、動きやすさといった機能性ばかりに目を向けてしまっていたのだ。今年は、以前着ていたアーティストTシャツで行けるように、ダイエットに勤しむ必要があるかもしれない。


気がつけば画像でも、検索結果に「顔」を出していた【フジロックGO #0106】


今日、学生のころの友人から、唐突にLINEが届いた。「今年のフジロックの画像を検索していたら、お前の写真が出てきた。有名人になったのか?」とのこと。もう何年もやり取りがなかったので、友人からの連絡自体にも驚いたのだけど、「なぜ画像検索に、アタクシの写真が?」とそちらも相当な驚きなである。

しかし、実際に検索してみると、そんなに上の方ではないけど、ほどなくアタクシの顔が出てきた。彼の言は、どうやら本当のようだ。しかも、ほかの画像は公式サイトのものだったり、会場やアーティストの写真だったりと、それらしいものばかりの中に、間抜け顔のポートレート写真が出てくる。これは、アタクシを知らない人が見ても違和感を持つのではないだろうか。それくらい、アウェーな場所に顔を出してしまっている。

ただ、この「フジロックGO」というエントリーを続けていて、初めて気づいたのではあるが、SEO(検索エンジン最適化)的には、結構フジロックというキーワードはそんなに難しくないのではと思っている。今回の画像だけでなく、「フジロック 〇〇〇」という掛け合わせワードの検索結果で、トップを取ってしまっているものがあるくらいだからだ。

もちろん検索上位を取るために、こうした投稿を継続してるわけではないがので、特にモチベーションがアップしたりしないけど、ウェブ解析士としては、結構ビックリしつつ、楽しんで見ている。


FUJI ROCK FESTIVAL ‘20のプレイリスト登場【フジロックGO #0105】


キター! というわけで、シレっとApple MusicでFUJI ROCK FESTIVAL ‘20のプレイリストが登場していました。フジロックの公式Twitterの投稿で気づいたのだけど。

早速、下記の2020年DAY1からDAY3までをダウンロード。もちろん、まだ聞いていないけど、タイムテーブルの予習はもちろん、Apple Musicで聴くと、そのアーティストの他の曲や似たようなジャンルの曲もススメてくれるので、色々と深掘りできると思うので、今から楽しみである。

FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 1
FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 2
FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 3

ちなみに、FUJI ROCK FESTIVALを軸にすると、このように、ほかのプレイリストも出てくる。Apple Musicを使っている方は、こちらもチェックしてみたらどうだろうか。


タイムテーブルアプリは非公式が一番ヨイ【フジロックGO #0104】


フジロックに行って、入場ゲートを通ると首からかけられるタイムテーブルをもらう。あんまりきちんとした記憶はないが、2~3回目くらいから提供してもらっていたように思う。フジロックはステージがいくつもあるから、全体スケジュールを見渡せるこのタイムテーブルがとっても重要。取り出しては、次何を見に行くのか、今日はどんな順序でライブを見るか、頭の中でスケジューリングを行うのだ。

ただ、気づけば最近は、このタイムテーブルを首元から取り出して、確認するのがめっきり減ってしまった。スマートフォンの登場とともに、タイムテーブルアプリがリリースされたからだ。今改めて調べてみると、2014年のアプリが残っているので、このころからなのだろうか(アタクシのiPhoneには、2015年のものから残っていた)。

ちなみに、最新の2019年版はコチラだ。フジロックのタイムテーブルアプリ、同じ年に複数使ったこともあるが、多分この非公式アプリが一番使いやすいと思う。動きがスムーズだし、最近だとタイムテーブル上からタップでアーティスト情報も確認できる。調べたわけじゃないけど、デファクトスタンダードになっているのではないかと感じている。

そして、最近気づいたタイムテーブルアプリの効用が、思い出機能(?)。紙のタイムテーブルだと、家に保管していても、気軽に見たりできないけど、アプリだと思い立ったとき、出先でもパッと調べられたりする。パソコンがあれば、検索である程度調べらるけど、タイムテーブルの形になっているのは、インターネット上にほとんどないと思うので、そうした意味でも便利だったりする。


『ぴあ×FUJI ROCK TV』が、YouTubeで始まっているみたい【フジロックGO #0103】


何となくフジロック関係のTwitterを見ていてたら、FUJI ROCK FESTIVAL ’20 を特集した『ぴあ×FUJI ROCK TV』というYouTube動画を見つけた。第1回のゲストが、アタクシすっかり好きになってしまったGLIM SPANKYということで、12分程度の映像を閲覧する。

正直、MCの質問力があんまりないというか、GLIM SPANKYもしゃべりが立つ方でもないので、そんなに有意義な対話という感じはしなかった。ただ、グリーンステージは森に向かって歌ったり、音を鳴らしているので、変な反響がなく、「スッキリしている」という発言は実際の演者でないとわからない話しなので、興味深かった。

昔、情熱大陸にSuperflyが出演したときに、まだ世に出ていないころ地元で山に向かって毎日歌の練習をしていて、「果てがなかった」と発言したのをとっても強く記憶している。そういう意味で、フジロックのグリーンステージの最大の特徴は、そうした果てしなさなのかもしれない。

後、ボーカルの松尾レミさんのしゃべり声が、かなり普通で驚いてしまった。歌ったら、彼女にしか出せない唯一無二の声をしているのに。


GAN-BANが20周年を迎えていた【フジロックGO #0102】


フジロック・オフィシャルショップの「GAN-BAN/岩盤」が20周年を迎えたようだ。販売しているTシャツに20周年ロゴが入っていたので気づいたのだが、ちょっと検索してみると、こんなサイトも立ち上がっていた。めでたいことである。

20th Anniversary GAN-BAN(https://ganban.net/20th/

その20周年サイトによると、下記のような変遷をたどっていたようだ。

「GAN-BAN/岩盤」は、2000年12月当時の渋谷パルコ・クアトロにオープンし、 同ビル閉館の2008年まで営業。その後渋谷パルコ・パート3に移転し、2016年渋谷パルコ閉館まで営業。2017年1月に池袋P’パルコに移転し営業を続け、ついに新生渋谷パルコに帰館し、2019年11月22日に館と同時にグランドオープンを果たす。

フジロックが始まった当初、何度か渋谷パルコ・クアトロに行った記憶がある。その当時は、それほどグッズが豊富じゃなかったからか、自然と足が遠のいていた。なので、池袋への移転なども全く知らずにいた感じである。

渋谷パルコ自体、緊急事態宣言が出ているため、4月8日(水)から当面の間、お休みしているので行けないが、ゴールデン・ウィーク過ぎたらちょと足を運んでみたい。渋谷と言えば、タワーレコードにもあまり行ってなかった。GAN-BANからタワレコへのはしごがヨイだろう。


宿なき子だけど、何だか探せずにいる【フジロックGO #0101】


2020年のフジロックは、いきなり宿難民になる可能性が【フジロックGO #0094】に書いた通り、今年の宿が予約できていない。メールで問い合わせた宿からも、結局何の返事もないままなのだが、その後、ほとんど動きが取れていない。家族4人で行く予定なので、宿は必須なのであるが…。

ちょっとアタクシの動きが悪いのも、コロナウイルスの影響があるかもしれない。もちろん、感染したとかではなく、本当に開催されるのかなと思い始めているからだ。7都府県に緊急事態宣言が発令されて、多くのお店が休業している。いったんはゴールデン・ウィーク明けまでが目安になるのだろうが、日常的に利用していたお店が次々にお休みになっているので、自宅に閉じこもるしかなく、無意識のうちに閉塞感にとらわれているのだろう。

Twitterの投稿などを見ると、2020年のフジロックについて、開催と中止と意見は半々くらいか、やや中止になるのでは派が優勢のように見える。しかも、「中止になってもチケット代は返ってこない」と断言している人がいた。おぼろげな記憶では、確かにチケット購入時の但し書きには返金されないと書いてあったように思う。ただ、初回1997年の2日目中止のときは、返金されたと記憶している。まあ、いずれにせよ、チケットは購入して、代金も払ってしまっているのだから、宿の確保に動かなくちゃならない。


祝100回ということで、何となく振り返る【フジロックGO #0100】


2020年1月1日に、最初に言葉ありき【フジロックGO #0001】と書き始めて、この「フジロックGO」と題したコラムのような、エッセーのようなアタクシの投稿は、今日で100日目のようだ。あまり自信がなく「~ようだ」と書いてしまったが、調べてみたら1日2回投稿している日があった。カウントミスしていたよ。イカン、イカン。

さて、毎日フジロックに関することを書いたら、アタクシとフジロックの関係性が変わるかもしれないと、書きだしたことにやや実験的な意味もあったので、変化したことをいくつか挙げてみたい。

一番自覚しているのは、公式サイトをよく見るようになったこと。以前だと、チケットを購入する前後と宿泊の予約くらいでしかアクセスしなかった。もう苗場に行くことは決定事項だったので、アーティストも誰が出るとか気にしていなかったのである。典型的なフジロッカーではあったのだが、いつの間にかあんまり情報収集に熱心ではなくなっていた。

だが、毎日何とかフジロックネタを見つける必要が出てくると、やっぱり公式サイトはチェックしないと話しにならない。そんなわけで、ほとんど毎日のように確認していた。そして更新があると、どんな内容でもワクワクして、何だかフジロックに通い始めたころの感覚がよみがえってきたのだから不思議である。

もう1つは、改めてライブ映像を見ていて気づいたことではあるが、フジロックのライブパフォーマンスは、相対的に見てもかなりレベルが高いと思う。他のフェスと比べて申し訳ないけど、雲泥の差を感じたのだ。同じアーティストでも、苗場の磁場に入ると、ちょっと様子が違うのではないだろうか。これはあくまで、アタクシの私見かもしれないけど。

ここ何年かは、子ども2人を連れて家族旅行にもなっているので、ほとんどライブを見ていなかったけど、もうちょっと音楽に貪欲になりたいなあと思い直した。そうはいっても急に、ずっとパフォーマンスに集中はできないだろうが、一瞬一瞬を少しだけでも大切にできたら、またアタクシの苗場体験は豊かになるのではないかと思ったのだった。これにて、100回目はお終いケル。


7都府県の緊急事態宣言が発出された夜に思うこと【フジロックGO #0099】


今日の夕方、安部首相が、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県を対象にして、緊急事態宣言を発出した。この宣言は改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づくものだそうで、2012年の特措法成立後、初の発令とのこと。初ということもあって、対象地域に住むアタクシたちも、どんなことが起きるのか、よくわかっていないのが実情だろう。

とはいえ、緊急な事態にあるということは理解しており、これから1カ月間は家から出ず、人とも極力接触しないことを求められている。「STAY HOME」なのだ。もう既に在宅ワークを始めていたが、明日からの暮らしや働き方は大きく変わると思う。

アタクシたちが、こうした変化に直面する中、フジロックはというと、コロナウイルス関連の情報発信をしていない。意図的に無視しているようにも見えるくらいだ。苗場のある新潟県は、もちろん緊急事態宣言の対象ではないのだけれど、フジロック(主催するスマッシュ)としての考え方、想定を聞かせてもらえるとうれしい。ちょっと準備にも身が入らないのである。