フジロック2020のグッズ購入サイトについて【フジロックGO #0188】


苗場で販売予定だったグッズの特別受注販売【フジロックGO #0172】にも書いたが、7月5日(月)の23時59分まで、このサイトでフジロック2020のグッズが販売されていた。宣言通り、現在は注文できない状態になっている。

ただし、ジロックフェスティバル オフィシャルショップ 「GAN-BAN/岩盤」では、全く同じ在庫状況ではないものの、フジロック2020のグッズは購入ができる。先の販売は期間限定だったので、あー買い忘れたという方は、GAN-BAN/岩盤の方へ(別に回し者ではない)。

それにしても、期間限定の受注販売というのが、とってもわかりづらかった。購入に期限があって「受注販売」と言われると、注文を受けるだけ受けて、受注した数商品を作ってくれるのかと思っていたのだが、どうもそうでなかったようだ。

アタクシ、ロゴTシャツも欲しかったのだが、購入しようとしたときは、キレイにSOLD OUTになっていた。素直に「受注販売って何やねん」と思った。実態は、株式会社イープラスが、GAN-BAN/岩盤とは別に販売サイトを立ち上げただけなのかもしれない。何だか大人の世界で、イヤだわー。ファン思いじゃないわー。

商品を注文するサイトとしても、正直とても使いづらかった。一番は、商品一覧を見ただけで、在庫があるのかどうかわからないこと(GAN-BAN/岩盤はもっと下の階層にいかないと在庫が確認できないので、在庫がないと本当にゲンナリする)。また、商品ページに行っても、Tシャツのサイズなど複数の選択肢があると、チェックを入れてそれぞれ確認しないと、在庫があるかどうかわからない点だ。

アタクシ、ウェブ解析士だけどECサイトとかの経験はあまりなく、勝手な想像でしかないけど、お手軽なシステムを入れているのか、悪い制作会社に発注しちゃったのかな、なんて思ってしまったヨ。使いづらいWebサイトが、世の中から1つでも減りますように。


【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vol.128「こどもとフジロック」を読んで【フジロックGO #0187】


【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vol.128「こどもとフジロック」という記事を読んだ。“こどもフジロック”のメンバーであるお母さんが、ご自身のお子さん(5歳の男の子)とこれまでどんな風に苗場に来ていたか、今回の延期をどのようにとらえているかなどが、ある意味思いつくままに書かれている。

エッセーらしく、話は割とあちこちに広がっているし、アタクシ家と状況や環境は同じでないものの、共感する部分が多かった。抜き出して引用すると、次のような箇所である。

そして彼の一連の言動を違う側面から見ると、自分が好いと捉えているものを我が子にしかと伝承できていることを実感できるものでもあるので、親としても、人生の先輩としても、これ以上の喜びはない。

こどもを<フジロック>に連れていくことに対して批判的に見ている人もいるようだけれど、他の数千にも上るファミリー同様、私たち親子も<フジロック>という年に一度しかないスペシャルな3、4日間を、音楽と自然が溢れる非日常的な空間に身を置き、他では体験できない家族の思い出を積み重ねて大きく育んできた。

保育界を代表するりんごの木こどもクラブ代表の柴田愛子さんの「親が自分を失ってしまうことほど怖いことはない。自分の好きなことを失わないほうがいい」という言葉には仕事を忘れて涙がこぼれるほど勇気づけられたりもした。

子どもの成長は早い上、今回のコロナ禍のような疫病などのせいでライフワークとして大切に捉えている文化的な活動を一気に失うこともあると知ってしまった以上、「いつかやろう」はナシにして、やりたいことは実行できるときにやっておくべきだと改めて肝に銘じた春となった。

アタクシ家の子どもたちは、彼女のお子さんほど音楽を聴いてくれないので、その辺りはとってもうらやましい。

ただ、こうして改めて各家庭の事情を聞くと、当たり前だけどそれぞれの家族に、それぞれのフジロックがあるのだなと思わずにはおれない。そして、それはそれぞれの家族にとって、掛け替えのないスペシャルな体験なのである。


フジロッカーの聖地巡礼に触発されて【フジロックGO #0186】


アタクシが参加させてもらているフジロックのFacebookグループで、聖地巡礼、一人フジロックの方が相次いで、苗場の今を映した写真が投稿されている。

自分が撮影した写真ではないので、共有とかは控えるが、会場の写真を見ると、何ともじんわりしてしまう。もちろんステージなどはないんだけど、何なんだろうこの強烈な郷愁は。ちなみに、ゴンちゃんはいたヨ。

1つ驚いたというか、意外だったのが、グリーンステージの前が草ボーボーだったこと。毎年、苗場に行くと、初日こそ地面の芝も元気なのだけど、ステージが進むにしたがってたくさんの観客に踏まれたり、雨が降ったりで、ぐったり、グチャグチャになってしてしまう。

心の中で「ごめんね」と思っていたが、植物の生命力はとっても偉大だったわけである。盛大に草刈りしないといけないくらい、ボーボーだったから。

投稿のコメントを見ると、夏は苗場に行くのが恒例なので、今年は温泉に泊まりに行くつもりといった発言もあった。秋のドラゴンドラの運行に合わせて苗場に行こうと思っていたけど、夏に温泉に行くのもヨイなと思い始めた。子どもたちの夏休みが、とっても短いのが難点ではあるのだが。


「GAN-BAN/岩盤」のショッピングバッグも有料化【フジロックGO #0185】


2020年7月1日から、プラスチック製の買い物袋が有料化された。アタクシ、まだ慣れておらず、駅の売店でおにぎりなんかを買って、エコバッグを用意していないことに気づき、焦ったりしている。

Twitterでフジロック関連のツイートをアレコレ見ていたら、フジロックフェスティバル オフィシャルショップ 「GAN-BAN/岩盤」もショッピングバッグが有料化されるようだ。先日初めて行って買い物をしたが、確かに赤い半透明のプラスチック製の買い物袋をもらった。

コンビニなんかの3円、5円と違って、20円はややインパクトが大きいと思う。こうなってくると、自分が気に入った買い物袋なら意図的に購入するが、好みでなければ、何としてもお金を払わずに済ませたくなるだろう。「GAN-BAN/岩盤」の買い物袋は、アタクシ的に微妙だ。正直、次買い物をした場合は、きっとショッピングバッグはナシにすると思うヨ…。


2020年、アタクシ家の正月は消滅【フジロックGO #0184】


フジロックが延期になって、夏のイベントがないというか、アタクシ家の正月がなくなったことに改めて思い至った。通例なら7月に入ると、平日は仕事の調整を行い、週末は苗場に持って行くものの準備など、ある意味計画的に過ごす必要がある。

子連れフジロックの準備で結構重要なのは、雨具などのフィッティング。毎日着るものではないので、今年もちゃんとカッパが着れるのか、事前に確かめておかなければならない。身体が大きくなって、去年のが小さくなったのなら、新しいレインウェアを購入しなきゃいけないからだ。

もし買い替えが発生するようだったら、お店に行って試着したり、何色があるかWebサイトで調べたり(子どもたちは、色や柄の好き嫌いがはっきりしているので、店舗の在庫だけでは決められない)、色々と手間がかかるし、もちろん費用も馬鹿にならない。

なので、今年は諸々の準備作業から解放されたれたし、お金も使わなくなったのだが、やはり寂しいのである。アタクシ家の正月が来ないのだから。2020年のフジロックが予定されていた週末は、過去のフジロックの映像なんかを見て過ごそうかしら。


フジロック中止バブルがはじけても【フジロックGO #0183】


この「フジロックGO」と題したエントリーも、気づけば始めてから半年が経った。元々は毎日1本投稿しようと思っていたのだが、寝落ちしたり、仕事を優先したりで、正確に1日1本とは言えないが、一応日数とエントリー数は同じになっている。

始めた当初は、誰も見てくれないないなーと思っていたのだが、半年が経って今、改めてGoogleアナリティクスを確認してみると、5000を超えるページビュー(PV)があり、驚いている(同内容を転載しているnoteは2万を超えていた)。

上のグラフを見てもらえれば一目瞭然だけど、中止するかしないか、多くの人が気になっていた頃に多くアクセスいただいたようだ。サーチコンソールをチェックしても、「フジロック 中止」「フジロック 2020 コロナ」「サマソニ 中止」といった検索ワードからの流入が多かった。

アタクシのサイト的には、フジロック中止バブルになっていたようで、中止が決定してからはミルミルとアクセスが減ってしまった。まあ、更新を続けるのは決めていることだし、PVを稼ぐのが目的でもないので、引き続き、のんびりやっていきたい。


2020年フジロックグッズがもっと欲しくなる【フジロックGO #0182】


苗場で販売予定だったグッズの特別受注販売【フジロックGO #0172】に書いた通り、フジロック2020年のTシャツなど様々なグッズが販売されている。

ただ期限があって、7月5日(日)までに申し込むと、8月中旬に商品が発送されるようだ。そんなに待たせないで、早く発送してほしいのだが、元々フジロックの会期だった8月下旬に、到着するようにしたのかもしれない。

そうした期間限定販売だったが、気づけば特設ページを作成されていて販売拡大に力を入れているようだ。実際にページを見てもらうと、Tシャツなどはモデルさんが着ているので、当初の販売ページと比べると、違った商品に見えるくらい印象が変わる。

もともと、ゴンちゃんのポーチ「FUJI ROCK FESTIVAL GONCHAN×GAN-BAN POUCH BAG (go slow caravan製)」は買う気もなかったのだけど、写真が変わったことで、ちょっと気になりだしてしまった。もしかしたら、買ってしまうのだろうか。

また、「フジロック×GAN-BAN ジャージ」などは、販売ページの最後にあったこともあり、商品があるとも思っていなかったが、モデルさんの着用例を見て、かなり欲しくなっている。8000円超えるのでちょっと高いなあと、二の足を踏んでいるが、どうしたものか。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」1日目感想文(8)【フジロックGO #0181】


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の1日目を観ているが、残るアーティストは残り2組である。フィールド・オブ・ヘブンのトリ、ハナレグミとグリーンステージのトリ、N.E.R.Dだ。

ハナレグミは大好きなアーティストで、苗場で何度も観ている(ただ、この2018年のライブは初見だった)。ホワイトステージや、グリーンステージでもパフォーマンスした実績からすると、フィールド・オブ・ヘブンはちょっと手狭な感じがもするが、小さなステージだと親密感があってヨイなと思った。

気のせいか、朗々と歌い上げる感じじゃなくて、友人に話しかけるように歌っている印象である。演奏後の簡単なインタビューでも、山々の風景の中で歌っていると、聴衆と自分の感情が共有できた気がすると語っていた。

N.E.R.Dのアルバムはずっと聴き続けていたが、ライブを観るのはお初である。ファレル・ウイリアムス(Pharrell Williams)がいるので、今は「Happy」のイメージが強く、もう少し穏やかなサウンドかと思っていた。実際は、結構攻撃的というか、エッジの効いた音を鳴らしていた。

彼らはマイクを持って、ステージ上を不規則にあちこち行くし、ダンサーもたくさん出てきて、ヒップホップらしさ満載だった。一方で、放映された曲数の兼ね合いもあるのか、初日の大トリの割に、淡白に終わってしまったように思う。

ちなみに、完全なWikipedia情報でしかないけど、グループ名は「No one Ever Really Dies(真の意味で死ぬ者はいない)」の略と、オタクを意味するスラング「ナード(nerd)」に由来するらしい。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」1日目感想文(7)【フジロックGO #0180】


前エントリーに引き続き、「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の1日目を観た感想である。今回のアーティストは、POST MALONEとMAC DEMARCOだ。

POST MALONE(ポスト・マローン)は、アメリカのラッパー。最初の曲はややアジテーション的な雰囲気だったが、2曲目は弾き語りだったりと、従来の音楽ジャンルにとどまらない音や歌を聴かせてくれる。

タバコを吸いながらのステージで、ギターも叩き壊したり、荒くれ者な感じではあるが、胸や膝には日の丸が、背中には大きなJAPANの刺繍が入った衣装を着ていて、結構日本贔屓なのかもしれない。彼が、この日のホワイトステージのトリであった。

MAC DEMARCO(マック・デマルコ)は、レッドマーキーの最終演者(この後、改めてノンストップのダンスミュージックが朝まで続くのではあるが)。カナダ・モントリオール出身のシンガー・ソングライターだそうである。

見た目からちょっとダサめで、ギターを置いてステージ上で逆立ちしてみたりと、ゆる~い感じが彼の真骨頂のようだ。こうしたアーティストが、普通にトリで出てきて、多くの聴衆を魅了しているのが、フジロックらしいと思う。そして、なぜかステージ上には水原希子さんがいたりした。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」1日目感想文(6)【フジロックGO #0179】


今回も、「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の1日目を観た感想文。アーティストは、TUNE-YARDSとサカナクションだ。

TUNE-YARDS(チューン・ヤーズ)は、メリル・ガーバスによる音楽プロジェクトだとのこと。やはり初めて聴いたのだが、カテゴリ分けしづらい、実験的なサウンドが特徴的だ。目じりのアイラインは個性的だったが、パッと見、普通のアメリカのお母さんに見えなくもないので、そのビジュアルと独特な音楽性のギャップが大きかった。ただ、癖になる感じもあって、聴衆をきっちり盛り上げていたと思う。

サカナクションは、グリーンステージ。ちょうど黄昏時ということもあって、とても雰囲気のあるステージだった。何年か前にホワイトステージでのアクトを観たが、その時は何だかスカしている感じが嫌で、早々に離脱してしまったのだが。

今回も、少し仰々しいというか、やや格好つけた感じもないではなかったが、ポップな曲をしっかりと聴かせてくれたので、画面越しに、じっと見入ってしまった。特に山口一郎さんのボーカルに、熱を感じたのが、以前と違って見えた大きかった理由かもしれない。アタクシ的には、ここまで観てきた中(2018年のフジロック1日目)では、ベストアクトだと感じた。