「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」1日目感想文(8)【フジロックGO #0181】


「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の1日目を観ているが、残るアーティストは残り2組である。フィールド・オブ・ヘブンのトリ、ハナレグミとグリーンステージのトリ、N.E.R.Dだ。

ハナレグミは大好きなアーティストで、苗場で何度も観ている(ただ、この2018年のライブは初見だった)。ホワイトステージや、グリーンステージでもパフォーマンスした実績からすると、フィールド・オブ・ヘブンはちょっと手狭な感じがもするが、小さなステージだと親密感があってヨイなと思った。

気のせいか、朗々と歌い上げる感じじゃなくて、友人に話しかけるように歌っている印象である。演奏後の簡単なインタビューでも、山々の風景の中で歌っていると、聴衆と自分の感情が共有できた気がすると語っていた。

N.E.R.Dのアルバムはずっと聴き続けていたが、ライブを観るのはお初である。ファレル・ウイリアムス(Pharrell Williams)がいるので、今は「Happy」のイメージが強く、もう少し穏やかなサウンドかと思っていた。実際は、結構攻撃的というか、エッジの効いた音を鳴らしていた。

彼らはマイクを持って、ステージ上を不規則にあちこち行くし、ダンサーもたくさん出てきて、ヒップホップらしさ満載だった。一方で、放映された曲数の兼ね合いもあるのか、初日の大トリの割に、淡白に終わってしまったように思う。

ちなみに、完全なWikipedia情報でしかないけど、グループ名は「No one Ever Really Dies(真の意味で死ぬ者はいない)」の略と、オタクを意味するスラング「ナード(nerd)」に由来するらしい。