ご近所イベントのスーパーソニックは、まだまだ開催を狙っている【フジロックGO #0194】


2020年のフジロックは正式に延期が決まって、世の中に潜むフジロッカーたちは、アタクシ含め「さあ来年だー」というモードになっているかもしれない。ただ、気がつけばスーパーソニック(例年だとサマーソニック)は、現在も開催の方向で調整しているようだ。

もともと、2020年は東京オリンピックの関係で、サマーソニックを中止にして、9月19日~21日に一年限りの音楽フェスとしてスーパーソニックを予定していた(何と、サマソニ2020は中止だった【フジロックGO #0087】に少し経緯など書いている)。

たまたま開催時期が秋口に設定されていたことや、屋外ステージしか考えていなかったことが奏功して、コロナショックに見舞われた今でも、感染防止策を講じながら開催できないかと可能性を探っているようだ(「From SUPERSONIC」)。チケットも発売されたばかりだが、基本順調に売れているみたい。恐らく音楽ファンの期待が大きいではないかと思う。

「SUPERSONIC / 来日公演 開催支援プロジェクト」と題したクラウドファウンディングも始まっているようなので、興味がある方は確認してほしい。アタクシは、TOKYO開催はご近所さんのイベントだし、もちろん音楽を止めたくないので、グッズ支援コースなんかで援助しようかな、などと考えている。


「フィールド・オブ・ヘブンのヘッドライナーとして観たいなー」リスト【フジロックGO #0193】


フジロッカーに捧げられたプレイリスト【フジロックGO #0192】で紹介したが、「FUJI ROCK FIELD OF HEAVEN Headliner 2019-1999」と題されたプレイリストの曲をダウンロードした。そして、実際に聴いてみた。

主に、ランニングしながら聴いたせいもあるかもしれないが、一聴して思ったのは「やはり派手ではないな」ということ。ただし、だからと言って彼らの鳴らす音が色褪せるわけでははい。ちゃんと届く人には届いて、強く心をグサッと魅了するはずだからだ。

現実にアタクシは、ミーターズ(The Meters)の音楽に心捉われた。Wikipediaでは、次のように紹介されている。

ニューオーリンズ・ファンク・サウンドを生み出した第一人者的存在である。代表曲は”Cissy Strut”など。

先のプレイリストには、代表曲の「Cissy Strut」が収録されていた。緩やかなビートながら、グルーヴ感があって、とても気持ちがヨイ。走りながら聴いていたけど、立ち止まって、Apple Musicにある必聴アルバムを追加ダウンロードしてしまったほどだ。

それにしても、このプレイリスト。よく見たらフィールド・オブ・ヘブンで、実際にヘッドライナーとなったアーティストばかりではないようである。いやむしろ、「フィールド・オブ・ヘブンのヘッドライナーとして観たいなー」リストなのかもしれない。


フジロッカーに捧げられたプレイリスト【フジロックGO #0192】


Twitterで検索していたら、上記のツイートを見つけた。「アタクシ、捧げられちゃったぜ」ということで、早速Apple Musicに追加して、ダウンロードも完了させた。Spotifyは利用していないから、Apple Musicのプレイリストで助かった。まだ音は聴けていないけど。

「フジロッカーに捧ぐ」という言葉に、即反応しちゃったのだが、過去のヘッドライナーを集めたプレイリストだ。ただ、よく見ると「フィールド・オブ・ヘブン“の”」なんだな。なかなか渋い切り口である。

ヘッドライナー、トリと言えば、目立つのはやっぱりグリーンステージだし、仮にグリーンを食っちゃうくらい存在感を示せるのは、ホワイトステージくらい大きなステージでないと難しいだろう。フィールド・オブ・ヘブンは山奥にあるし、どうしても小ぢんまりした感じになる。

とは言え、実際に苗場でフィールド・オブ・ヘブンのヘッドライナーを体験してみると、派手ではないものの、しっかりと盛り上がる。結構、中毒性のあるアクトも多くて、グリーンのトリは避けてフィールド・オブ・ヘブンにあえて籠ることも少なくない。

だからこそ、フィールド・オブ・ヘブン“の”ヘッドライナープレイリストだと、フジロッカーとしてはニヤっとしてしまうし、聴くのが楽しみなのである。


チケットの払い戻しについて届いたメール【フジロックGO #0191】


フジロックのチケット払い戻しに関するメールが届いた。SMASH friendsと実際に決済をしたe+からである。払い戻しの期間が決まっていて、2020年7月1日から8月31日までの2カ月間だ。

2020年フジロック「延期に伴う各種ご案内」【フジロックGO #0171】にも書いたが、期間が決まっているので、払い戻したければ、8月31日までに申し込まなければならない。メールは、その確認というか、リマインドなのだろう。どちらのメールも7月1日に届いていた。

アタクシ家のチケットは、来年に持ち越すことにしたので、払い戻しは関係ないと思っていたのだが、どちらの件名にも「重要」という文字が入っている。そんなこともあって、少し時間が経ったてからメールに目を通した。

率直に言って、どちらのメールもわかりやすいとは言えない。特にe+からのは、申込み公演の「中止/延期/変更」用の汎用的な内容のせいか、チケットを持ったままにするという選択肢が明示されていないので、ちょっと「???」になってしまった。

また払い戻しは、申し込み情報を確認してからと書かれているのだが、アタクシがログインすると申し込み状況のデータが空になっている。これってもしかすると、チケット買えてないのか? と不安になってきた。

メールが来ている段階で、申し込み済みの証拠ではあると思うのだが、状況は謎のままなので、これは問い合わせをしなければならないかもしれない。ただ、e+のサイトをアレコレ見ても、よくある質問しかなく、問い合わせフォームがないのだった。何だかUX(ユーザー体験)的に、アチコチ問題の多いサイトのように思える。


rocin’on 2020年8月号には、フジロック延期の記事がないよう【フジロックGO #0190】


最近は積読傾向バリバリであるが、ロック雑誌のrocin’onを恐らく20年以上購入し続けている。先日、その2020年8月号が届いた(ここ数年は、定期購読で郵送してもらっている)。

いつもなら、ビリビリと袋を破いて、そのまま置き去りになってしまいがちなのだが、今回はフジロック延期が決まってから初めての発行だからと、パラパラとページをめくってみる。

特集は「伝説のライブ――熱狂の日々、その復活に向けて」。確かにwith コロナな新しい生活様式だと、アタクシたちはライブを楽しめない。そんな音楽ファン、ロックファンが置かれた状況を、意識しての企画なのだろうと思った。

がしかし、いくらページを読み進めても、2020年フジロック延期の話しは出てこない。アタクシの斜め読みなので、もしかするとベタ記事にあったのかもしれないが、とにかく目立つ形では取り上げられていないようだ。正直、ちょっと驚いた。

もしかすると、サマソニ(今年はスーパーソニックだけど)の開催可否が決まったところで、総括的な記事を書くつもりなのかもしれない。だけど、月刊誌なのだから、その時々の話題も取り上げてほしいななどと、積読組だけど思うのである。


木道亭で聴いた畠山美由紀さんの歌声【フジロックGO #0189】


iPhoneのMusicアプリで、シャッフル再生していたら、畠山美由紀さんの声が聴こえてきた。いつ聴いても艶っぽいなーなどと思いながら、フジロックの木道亭でライブを観たことを思い出す。2013年のことだ。

木道亭というのは、ホワイトステージからフィールド・オブ・ヘブンをつなぐ、ボードウォークの途中にあるとても小さなステージ。大きさは一部屋分くらいしかないし、高くもなっていないので、観客と同じ目線である。

そんな森の中のささやかステージではあるが、畠山さんが登場すると聞いて、アタクシは焦って向かったのである。ただ、到着したときには、既にちょっとだけ演奏が始まっていた。それなりに聴衆が集まっていたので、少し木の陰に隠れるような場所から彼女の歌声を聴くことになった。

近くにあるフィールド・オブ・ヘブンの音が、木々の間から少し漏れ聴こえてくる。そんなことは意に介さないように、畠山さんはスッとステージに立って、軽やかに、そして感情を込めて歌声を届けてくれた。フッと、アタクシがいる方にも顔を向けたので、目が合いそうでドキッとする。

そんなに長い時間ではなかったけど、穏やかなスウィートボイスに抱擁された感じがして、決して忘れることのない苗場の体験となった。もう7年経っていることになるが、今もあの時の光景が、ふとした瞬間に自然と頭に浮かんでくるほどだ。

2021年じゃないにしても、また苗場で彼女の歌声が聴ける日がくることを、コロナ禍の中で、改めてアタクシはコッソリ願うのだった。

畠山美由紀 | FUJIROCK EXPRESS ’13


フジロック2020のグッズ購入サイトについて【フジロックGO #0188】


苗場で販売予定だったグッズの特別受注販売【フジロックGO #0172】にも書いたが、7月5日(月)の23時59分まで、このサイトでフジロック2020のグッズが販売されていた。宣言通り、現在は注文できない状態になっている。

ただし、ジロックフェスティバル オフィシャルショップ 「GAN-BAN/岩盤」では、全く同じ在庫状況ではないものの、フジロック2020のグッズは購入ができる。先の販売は期間限定だったので、あー買い忘れたという方は、GAN-BAN/岩盤の方へ(別に回し者ではない)。

それにしても、期間限定の受注販売というのが、とってもわかりづらかった。購入に期限があって「受注販売」と言われると、注文を受けるだけ受けて、受注した数商品を作ってくれるのかと思っていたのだが、どうもそうでなかったようだ。

アタクシ、ロゴTシャツも欲しかったのだが、購入しようとしたときは、キレイにSOLD OUTになっていた。素直に「受注販売って何やねん」と思った。実態は、株式会社イープラスが、GAN-BAN/岩盤とは別に販売サイトを立ち上げただけなのかもしれない。何だか大人の世界で、イヤだわー。ファン思いじゃないわー。

商品を注文するサイトとしても、正直とても使いづらかった。一番は、商品一覧を見ただけで、在庫があるのかどうかわからないこと(GAN-BAN/岩盤はもっと下の階層にいかないと在庫が確認できないので、在庫がないと本当にゲンナリする)。また、商品ページに行っても、Tシャツのサイズなど複数の選択肢があると、チェックを入れてそれぞれ確認しないと、在庫があるかどうかわからない点だ。

アタクシ、ウェブ解析士だけどECサイトとかの経験はあまりなく、勝手な想像でしかないけど、お手軽なシステムを入れているのか、悪い制作会社に発注しちゃったのかな、なんて思ってしまったヨ。使いづらいWebサイトが、世の中から1つでも減りますように。


【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vol.128「こどもとフジロック」を読んで【フジロックGO #0187】


【音楽ギョーカイ片隅コラム】Vol.128「こどもとフジロック」という記事を読んだ。“こどもフジロック”のメンバーであるお母さんが、ご自身のお子さん(5歳の男の子)とこれまでどんな風に苗場に来ていたか、今回の延期をどのようにとらえているかなどが、ある意味思いつくままに書かれている。

エッセーらしく、話は割とあちこちに広がっているし、アタクシ家と状況や環境は同じでないものの、共感する部分が多かった。抜き出して引用すると、次のような箇所である。

そして彼の一連の言動を違う側面から見ると、自分が好いと捉えているものを我が子にしかと伝承できていることを実感できるものでもあるので、親としても、人生の先輩としても、これ以上の喜びはない。

こどもを<フジロック>に連れていくことに対して批判的に見ている人もいるようだけれど、他の数千にも上るファミリー同様、私たち親子も<フジロック>という年に一度しかないスペシャルな3、4日間を、音楽と自然が溢れる非日常的な空間に身を置き、他では体験できない家族の思い出を積み重ねて大きく育んできた。

保育界を代表するりんごの木こどもクラブ代表の柴田愛子さんの「親が自分を失ってしまうことほど怖いことはない。自分の好きなことを失わないほうがいい」という言葉には仕事を忘れて涙がこぼれるほど勇気づけられたりもした。

子どもの成長は早い上、今回のコロナ禍のような疫病などのせいでライフワークとして大切に捉えている文化的な活動を一気に失うこともあると知ってしまった以上、「いつかやろう」はナシにして、やりたいことは実行できるときにやっておくべきだと改めて肝に銘じた春となった。

アタクシ家の子どもたちは、彼女のお子さんほど音楽を聴いてくれないので、その辺りはとってもうらやましい。

ただ、こうして改めて各家庭の事情を聞くと、当たり前だけどそれぞれの家族に、それぞれのフジロックがあるのだなと思わずにはおれない。そして、それはそれぞれの家族にとって、掛け替えのないスペシャルな体験なのである。


フジロッカーの聖地巡礼に触発されて【フジロックGO #0186】


アタクシが参加させてもらているフジロックのFacebookグループで、聖地巡礼、一人フジロックの方が相次いで、苗場の今を映した写真が投稿されている。

自分が撮影した写真ではないので、共有とかは控えるが、会場の写真を見ると、何ともじんわりしてしまう。もちろんステージなどはないんだけど、何なんだろうこの強烈な郷愁は。ちなみに、ゴンちゃんはいたヨ。

1つ驚いたというか、意外だったのが、グリーンステージの前が草ボーボーだったこと。毎年、苗場に行くと、初日こそ地面の芝も元気なのだけど、ステージが進むにしたがってたくさんの観客に踏まれたり、雨が降ったりで、ぐったり、グチャグチャになってしてしまう。

心の中で「ごめんね」と思っていたが、植物の生命力はとっても偉大だったわけである。盛大に草刈りしないといけないくらい、ボーボーだったから。

投稿のコメントを見ると、夏は苗場に行くのが恒例なので、今年は温泉に泊まりに行くつもりといった発言もあった。秋のドラゴンドラの運行に合わせて苗場に行こうと思っていたけど、夏に温泉に行くのもヨイなと思い始めた。子どもたちの夏休みが、とっても短いのが難点ではあるのだが。


「GAN-BAN/岩盤」のショッピングバッグも有料化【フジロックGO #0185】


2020年7月1日から、プラスチック製の買い物袋が有料化された。アタクシ、まだ慣れておらず、駅の売店でおにぎりなんかを買って、エコバッグを用意していないことに気づき、焦ったりしている。

Twitterでフジロック関連のツイートをアレコレ見ていたら、フジロックフェスティバル オフィシャルショップ 「GAN-BAN/岩盤」もショッピングバッグが有料化されるようだ。先日初めて行って買い物をしたが、確かに赤い半透明のプラスチック製の買い物袋をもらった。

コンビニなんかの3円、5円と違って、20円はややインパクトが大きいと思う。こうなってくると、自分が気に入った買い物袋なら意図的に購入するが、好みでなければ、何としてもお金を払わずに済ませたくなるだろう。「GAN-BAN/岩盤」の買い物袋は、アタクシ的に微妙だ。正直、次買い物をした場合は、きっとショッピングバッグはナシにすると思うヨ…。