2014年の苗場で出会ったThe John Butler Trio【フジロックGO #0111】


古い友人とLINE上でフジロックや音楽の話しをしたことから、気づけば以下の記事を改めて読み直していた。自分で書いたものだけど、もう丸2年以上まえだから、改めてああそうだったみたいな気持ちになる。

「オーシャン」という12分の愉楽:Live At Red Rocks/The John Butler Trio【CD千本ノック 0052本目】

ごく簡単に記事の内容を説明すると、2014年のフジロックで知ったThe John Butler Trio(ジョン・バトラー・トリオ)。アタクシは、グリーンステージでたまたま聞くことになった「オーシャン」というギター・インストゥルメンタルに、圧倒的に魅了されたのだ。

記事内でも紹介しているが、アーティスト自身のサイトでその動画が公開されている。もう一度掲載するので、ぜひ多くの人にジョン・バトラーのギタープレイを体験してもらいたい。12分と長尺ではあるが。

このオーシャンという曲との出会いは、アタクシ自身にとって、苗場最大の邂逅と言えるだろう。こうした知らざる名曲や未知のアーティストと、思わず出会えるのがフジロックの醍醐味なのだ。ああ、また苗場に行きたくなってきた。


プレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY1」を聴いて【フジロックGO #0110】


ランニングしながらだけど、やっとApple Musicのプレイリスト「FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY1」を聴いた。

恥ずかしながら、知らないアーティストばかりだったので、曲も初めて聴くものばかりだ。走りながらで、そんな状況もあったせいか、何だかスッと聴き終えてしまった。心地ヨイのだけど、どれも引っかからないというか、アクがないというか。

ただ、Tame Impala(テーム・インパラ)とMura Masa(ムラ・マサ)は、第一弾アーティス発表のときに何枚かアルバムをダウンロードしていて、予習と思って結構何度も聴いていたので、むしろ懐かしく感じるほどだった。繰り返しって、やっぱり威力あるな。

さらっと一聴しただけだが、その中でも一番印象に残ったのはmiletの「Tell Me」。思春期をカナダで過ごした女性シンガーソングライターで、ミレーと読むようだ。実はこの曲自体は、別途ダウンロードして聴いていたので、事前予習組ではあるが、声の存在感が強いせいか、プレイリストの途中に流れてきて、ハッとさせられ、心をスッとつかまれた。

公式サイトのプロフィールには、「ハスキーかつ重厚感のある独特の唄声と、グローバルな存在感を放つソングライティングを兼ね揃えた」と書いてある。アタクシ的には少しアデルを思い起こさせた。カナダで暮らしていたせいか英語の発音もきれいで、最初は海外のアーティストと思ったくらいである。ただ、それを「グローバルな存在感」と言ってヨイのかはわからないけど。

まだまだ聴き込んでいくつもりなので、何度か聴いたらプレイリスト全体の感想や気になる曲も変わっていくと思う。


電気グルーヴのコメント動画を見て【フジロックGO #0109】


フジロック2020のヘッドライナーに決まった電気グルーヴのコメント動画を見た。

2019年にも出演予定があったが、ピエール瀧さんの逮捕でキャンセルになったという経緯がある。そして、今回は大将日高さんからの直接のオファーで出演が決まったそうだ。動画によると、どうやら一緒にフグを食べながら出演依頼をしたという。それを瀧さんは、「2度目の逮捕状」と表現していた。

また伏線として、日高さんの下記のような発言(メッセージ)があった。

「電気グルーヴの作品販売中止に関して言いたい事がある」

薬物使用に関しては許される事では無いが、彼らの作品を販売中止にするのはおかしいじゃないか。

販売中止にするなら、過去、薬物使用して逮捕されたアーティストの作品も何故、同じく販売中止にしない。ほとぼりが冷めたから良いって事なのかい。

それだったら、薬物使用などが原因でアーティストが亡くなった時には、追悼と称して過去の作品を改めて聴こうというようなキャンペーンなどを行なっているのはおかしいだろう。

改めて考え直して欲しいと思う。

今年のフジロックでは電気グルーヴの出演はキャンセルになったけど、今後も彼らとの関係は変わらないから、問題が解決したら仕事をしたいと思っている。

友達なんだし、素晴らしいアーティストなんだから、そう思うことは当たり前だろう。

アタクシ、きちんとフォローできていなかったので、よく知らなかったが、今調べても電気グルーヴのCDは買えないし、Apple Musicでも音源は配信されていないようだ(アーティストとしても、実質バンされているようにも見えた)。

瀧さん、どうやら20代のころから薬物を使用していたようなので、そうした意味では過去の作品にも遡りたくなるのかもしれないが、正直ちょっとやり過ぎじゃないかと思う。この論理で行くと、ドリカムだって初期の作品は発売停止にしなくちゃならないし…。

まあ、フジロック2020のパフォーマンスを経て、少しでも彼らの状況が変わるとヨイなと感じた。自身たちの音楽の力で、この局面を打開してくれるとうれしいなあ。


娘が「小さな恋のうた」を口ずさむ【フジロックGO #0108】


非常事態宣言が出てから在宅ワークが続いていて、朝から晩までずっと自宅にいる。ちょっとした買い物やら、ゴミ出し、ジョギングに出ることはあっても、1日の9割を部屋で過ごしていることになる。こんな状況は初体験だ。

学校に行けない子どもたちは、YouTubeを見たり、ニンテンドースイッチをやったりしている。本当は勉強してほしいのだが、そんな素振りは一向に見せない。せっかく一日中子どもたちと室内で過ごしているので、最近はアタクシのiPod Classicを流しっぱなしにしている。もう500曲以上聴いていることになる。

アタクシ家の子どもたちのフジロックは、ところ天国で煮干しラーメンを食べたり、キッズランドの滑り台で思いっきり滑ったり、ドラゴンドラに乗ることであって、音楽を聴くつもりが全くない。そんな状況を少しでも変えられないかなと思って、今BGMをかけているのだが、ほとんど効果は見えない。ごくたまに、体でリズムを取ることもあるが、そんなに長続きしないで終わる。聴いた音に反射的に反応している感じだ。

ただ、何度か映像で見せたせいか、下の娘が急にMONGOL800(モンゴルはっぴゃく)の「小さな恋のうた」を口ずさむようになった。まだまだ芽が出たくらいの反応であるが、地道に音楽のある環境を提供し、のんびり待たないといけないのかもしれない。


フジロッカーのファッションが制服化している?【フジロックGO #0107】


先日、『ぴあ×FUJI ROCK TV』が、YouTubeで始まっているみたい【フジロックGO #0103】と書いたが、気づけばこの『ぴあ×FUJI ROCK TV』の第2回が公開されていた。GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)好きになったアタクシとしては、見なければならないだろう。

実際に視聴してみると、あまり録画前に準備をしていないのか、雑談的な進行で、話しがどこに行くのかわからないまま、思い付きの会話が進む感じである。改めて、テレビなどで番組を取り仕切るMCの力量や凄さを再認識することになったかもしれない。

そんな中でも印象に残ったトピックとしては、バックステージというか会場内などでも、アーティスト同士の交流があることや、フジロッカーのファッションがアウトドアウェアで制服化しているという指摘だ。

確かにフジロック参加者のほとんどが、山登り的な服装になってきていて、音楽フェスらしい派手さや個性的な感じは、もうこの10年くらいすっかり影を潜めてしまったと思う。

アタクシ自身も昔は、「お気に入りのNIRVANAのTシャツを何日目に着よう」とか考えていたのだが、もう長いこと、3日間すべてスポーツウェアで通すようになっていた。乾きやすさ、動きやすさといった機能性ばかりに目を向けてしまっていたのだ。今年は、以前着ていたアーティストTシャツで行けるように、ダイエットに勤しむ必要があるかもしれない。


気がつけば画像でも、検索結果に「顔」を出していた【フジロックGO #0106】


今日、学生のころの友人から、唐突にLINEが届いた。「今年のフジロックの画像を検索していたら、お前の写真が出てきた。有名人になったのか?」とのこと。もう何年もやり取りがなかったので、友人からの連絡自体にも驚いたのだけど、「なぜ画像検索に、アタクシの写真が?」とそちらも相当な驚きなである。

しかし、実際に検索してみると、そんなに上の方ではないけど、ほどなくアタクシの顔が出てきた。彼の言は、どうやら本当のようだ。しかも、ほかの画像は公式サイトのものだったり、会場やアーティストの写真だったりと、それらしいものばかりの中に、間抜け顔のポートレート写真が出てくる。これは、アタクシを知らない人が見ても違和感を持つのではないだろうか。それくらい、アウェーな場所に顔を出してしまっている。

ただ、この「フジロックGO」というエントリーを続けていて、初めて気づいたのではあるが、SEO(検索エンジン最適化)的には、結構フジロックというキーワードはそんなに難しくないのではと思っている。今回の画像だけでなく、「フジロック 〇〇〇」という掛け合わせワードの検索結果で、トップを取ってしまっているものがあるくらいだからだ。

もちろん検索上位を取るために、こうした投稿を継続してるわけではないがので、特にモチベーションがアップしたりしないけど、ウェブ解析士としては、結構ビックリしつつ、楽しんで見ている。


FUJI ROCK FESTIVAL ‘20のプレイリスト登場【フジロックGO #0105】


キター! というわけで、シレっとApple MusicでFUJI ROCK FESTIVAL ‘20のプレイリストが登場していました。フジロックの公式Twitterの投稿で気づいたのだけど。

早速、下記の2020年DAY1からDAY3までをダウンロード。もちろん、まだ聞いていないけど、タイムテーブルの予習はもちろん、Apple Musicで聴くと、そのアーティストの他の曲や似たようなジャンルの曲もススメてくれるので、色々と深掘りできると思うので、今から楽しみである。

FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 1
FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 2
FUJI ROCK FESTIVAL ‘20-DAY 3

ちなみに、FUJI ROCK FESTIVALを軸にすると、このように、ほかのプレイリストも出てくる。Apple Musicを使っている方は、こちらもチェックしてみたらどうだろうか。


タイムテーブルアプリは非公式が一番ヨイ【フジロックGO #0104】


フジロックに行って、入場ゲートを通ると首からかけられるタイムテーブルをもらう。あんまりきちんとした記憶はないが、2~3回目くらいから提供してもらっていたように思う。フジロックはステージがいくつもあるから、全体スケジュールを見渡せるこのタイムテーブルがとっても重要。取り出しては、次何を見に行くのか、今日はどんな順序でライブを見るか、頭の中でスケジューリングを行うのだ。

ただ、気づけば最近は、このタイムテーブルを首元から取り出して、確認するのがめっきり減ってしまった。スマートフォンの登場とともに、タイムテーブルアプリがリリースされたからだ。今改めて調べてみると、2014年のアプリが残っているので、このころからなのだろうか(アタクシのiPhoneには、2015年のものから残っていた)。

ちなみに、最新の2019年版はコチラだ。フジロックのタイムテーブルアプリ、同じ年に複数使ったこともあるが、多分この非公式アプリが一番使いやすいと思う。動きがスムーズだし、最近だとタイムテーブル上からタップでアーティスト情報も確認できる。調べたわけじゃないけど、デファクトスタンダードになっているのではないかと感じている。

そして、最近気づいたタイムテーブルアプリの効用が、思い出機能(?)。紙のタイムテーブルだと、家に保管していても、気軽に見たりできないけど、アプリだと思い立ったとき、出先でもパッと調べられたりする。パソコンがあれば、検索である程度調べらるけど、タイムテーブルの形になっているのは、インターネット上にほとんどないと思うので、そうした意味でも便利だったりする。


『ぴあ×FUJI ROCK TV』が、YouTubeで始まっているみたい【フジロックGO #0103】


何となくフジロック関係のTwitterを見ていてたら、FUJI ROCK FESTIVAL ’20 を特集した『ぴあ×FUJI ROCK TV』というYouTube動画を見つけた。第1回のゲストが、アタクシすっかり好きになってしまったGLIM SPANKYということで、12分程度の映像を閲覧する。

正直、MCの質問力があんまりないというか、GLIM SPANKYもしゃべりが立つ方でもないので、そんなに有意義な対話という感じはしなかった。ただ、グリーンステージは森に向かって歌ったり、音を鳴らしているので、変な反響がなく、「スッキリしている」という発言は実際の演者でないとわからない話しなので、興味深かった。

昔、情熱大陸にSuperflyが出演したときに、まだ世に出ていないころ地元で山に向かって毎日歌の練習をしていて、「果てがなかった」と発言したのをとっても強く記憶している。そういう意味で、フジロックのグリーンステージの最大の特徴は、そうした果てしなさなのかもしれない。

後、ボーカルの松尾レミさんのしゃべり声が、かなり普通で驚いてしまった。歌ったら、彼女にしか出せない唯一無二の声をしているのに。


GAN-BANが20周年を迎えていた【フジロックGO #0102】


フジロック・オフィシャルショップの「GAN-BAN/岩盤」が20周年を迎えたようだ。販売しているTシャツに20周年ロゴが入っていたので気づいたのだが、ちょっと検索してみると、こんなサイトも立ち上がっていた。めでたいことである。

20th Anniversary GAN-BAN(https://ganban.net/20th/

その20周年サイトによると、下記のような変遷をたどっていたようだ。

「GAN-BAN/岩盤」は、2000年12月当時の渋谷パルコ・クアトロにオープンし、 同ビル閉館の2008年まで営業。その後渋谷パルコ・パート3に移転し、2016年渋谷パルコ閉館まで営業。2017年1月に池袋P’パルコに移転し営業を続け、ついに新生渋谷パルコに帰館し、2019年11月22日に館と同時にグランドオープンを果たす。

フジロックが始まった当初、何度か渋谷パルコ・クアトロに行った記憶がある。その当時は、それほどグッズが豊富じゃなかったからか、自然と足が遠のいていた。なので、池袋への移転なども全く知らずにいた感じである。

渋谷パルコ自体、緊急事態宣言が出ているため、4月8日(水)から当面の間、お休みしているので行けないが、ゴールデン・ウィーク過ぎたらちょと足を運んでみたい。渋谷と言えば、タワーレコードにもあまり行ってなかった。GAN-BANからタワレコへのはしごがヨイだろう。