パソコンのデスクトップ画像をDAY DREAMINGの青空に変える【フジロックGO #0142】


フジロックの背景画像が共有される【フジロックGO #0124】で書いた通り、フジロックの背景画像がフリーで提供されたので、仕事用のパソコンのデスクトップ画像に使用している。

これだと毎日フジロックのことを忘れないし、何かと気分がヨイのである。ただ、最近は開催に関する前向きな情報が出てこないこともあり、もっと晴れやかな気分になるよう、デスクトップ画像を新しくした。これまでのアタクシの変遷を画像も使ってご紹介すると次の通り。

この2~3年くらいは、カート・コバーンのアップ画像だったのだけど、先日2019年の入場ゲートと花火に変更していた。これはこれで、気に入っていたものの、夜の画像ということでやや沈んだトーンにも見えなくはない。

なので、陽の光がある昼間の画像にしたのである。これはドラゴンドラの先にあるDAY DREAMINGだと思う。エクセルなどファイルを開いていたり、Webサイトを閲覧していると、画面の大半がウィンドウになってデスクトップはそんなに見えないが、青空が少しこぼれてきて、明るい気持ちになる。しばらくはこのままでいこうと思っている。

 


rockin’on 2020年6月号のクリエイティブマン清水直樹氏のインタビューを読んで【フジロックGO #0141】


Twitterのある投稿がきっかけで、rockin’on 2020年6月号のクリエイティブマンプロダクション代表、清水直樹氏のインタビュー記事を読んだ(定期購読しているのだが、今は数年単位で読めずに積読になっている…)。

簡単にその内容を紹介すると、クリエイティブマンプロダクションは、コロナの影響で2月下旬から、主催するライブを延期し始め、4月6日の時点で5月いっぱいの公演はすべて中止とした。しかし、9月19日から開催を予定しているスーパーソニックについては、実施するつもりで進めているという(その後のインタビューは、スーパーソニックをどんなものにするかという意気込みだったので、流し読みしてしまった。スミマセン)。

rockin’onの発売日から逆算したりすると、インタビューの時期は4月上旬か中旬くらいではないかと思うけど、開催に非常に前向きというか、やるつもりと断言しているのは、今読むとやや隔世の感があるのは正直なところ。それでも目先のライブについては、積極的に中止(延期)に動いた方の見解だから、スーパーソニックだけじゃなく、フジロックにもまだ開催のチャンスはあるのかもしれない。苗場も幕張(舞洲)も、主催者の判断を待ちたいところである。というか、待つしかないのではあるが。


「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO 開催中止のお知らせ」【フジロックGO #0140】


アタクシは、参加したことのないロックフェスだが(いつか参加できたらと思っている)、「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO」も中止を発表したようだ。

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2020 in EZO 開催中止のお知らせ

そして、今年2020年はその悔しさをバネに、どのように皆様にお返しが出来るかを色々と考えておりました。

しかし今回、現段階で新型コロナウイルス感染拡大の収束の目処がつかない事、そして今年出演予定のアーティストの皆様が、自身のリリースや、大切なファンの皆様との交流が出来ない事、また感染拡大防止のためにツアーの開催延期や中止等の自粛状況にある事、本来であれば6月から開始する石狩の会場設営の準備が出来ない事、また開催日までにお客様を安全にお迎えするための全ての調整に例年以上に時間を要する事等を鑑み、2020年の開催を断念せざるをえないという結論に達しました。

開催予定は、2020年8月14日(金)と15日(土) だったから、フジロックの1週間前。先日中止を発表したROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020は、2020年8月8日(土)~10日(月・祝)の開催だったから、日程順に中止発表していることになる。この法則に従えば、近々、フジロックも中止を発表することになるのだろう。残念である。


2011年、The Musicのラストライブ【フジロックGO #0139】


「今年はやはりフジロック中止なのだろうか」などと焦りながら、YouTubeでライブ映像を探していたら、The Music(ザ・ミュージック)の動画を見つけた。単純に音源を聴きたいというよりも、アーティストが苗場で演奏している姿を見たくなったのだ。

これは、2011年のラストライブ。動画は最終曲「The People」だけであるが、アタクシは確か彼らのアクトを最初から最後まで観たはずだ。どの曲もグルーヴ感満載で、どうして解散しなくちゃならないんだろうと思いながら、グリーンステージの真ん中くらいで聴いていた記憶がある。

10年近く経った今、このパフォーマンスを改めて観ても、全然古びていないし、むしろまた聴き返したくなるほど。動画のコメントにも、ツェッペリンやローゼズに並ぶと讃えている人がいたが、これほどのグルーヴ感を放ったバンドは、ロック史上でもそれほど多くないと思う。

後、あまり音楽性とは関係ないのだが、ボーカルのロブ・ハーヴィーのスキンヘッドも潔くて好感が持てる。デビュー当時は、長髪のカーリーヘアだったから、余計にそう感じるのだった。


政府は屋外200人以下ならイベントを容認【フジロックGO #0138】


Twitterで検索していたら次のような記事を見つけてしまった。短い記事なので、全文引用してしまおう。

屋外200人以下・屋内100人以下のイベントを容認…宣言解除地域

政府は14日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を39県で解除するのに合わせ、解除地域でのイベント開催に関し、屋外では200人以下、屋内では100人以下の規模は容認するとの基準を発表した。

基準では、屋外について、「200人以下、かつ人と人との距離を十分に確保できること」を求め、具体的な距離は2メートルが望ましいとした。屋内は「100人以下、かつ収容定員の半分以下の参加人数にすること」を目安とした。

これを素直に読むと、フジロックはもう開催できないのである。もちろん、3カ月後には基準も変わるかもしれないが、緩和されるという保証もないし、「解除地域でのイベント開催」について、という点でもかなりネガティブな情報だ。もはや、フジロックも2020年は中止だと腹をくくった方がヨイのかもしれない。


2009年と2012年のDon’t Look Back In Anger【フジロックGO #0137】


何となくYouTubeで検索をしていたら、Oasis(オアシス)のDon’t Look Back In Angerの動画に出会った。どうやら2009年のフジロックの演奏のようだ。ちゃんと記憶があるわけではないが、多分この場面には居合わせたはずだ。

演奏は、基本的にノエルのギターだけで、結構地味な印象である。正直、歌もそんなに上手とは思わない。誠実な感じではあるのだが。

続いて、YouTube上でリコメンドされていたNoel Gallagher’s High Flying Birds (ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)、2012年のフジロックの映像を見た。恐らくこれも、苗場で聴いたのではないだろうか。こちらはバンドの演奏で、ちゃんと盛り上げていると思った。

ただ、最初ちょっと何だかなあと思った2009年のDon’t Look Back In Angerであるが、2012年のと比べるとこちらの方がずっとヨイようにも感じた。もちろん、人それぞれ好みもあると思う。しかし、アタクシには、2009年の方が素朴ではあるけど、合唱に対して聴衆はとっても熱心だし、ノエル自体も熱くなっているように見えたからだ。

ちなみに、Don’t Look Back In Angerについては、次のような記事も書いている。


「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020 開催中止のお知らせ」【フジロックGO #0136】


アタクシ、ここ2回連続でフジロック中止に関するエントリーを書いてしまったので、今回は少し前向きな、開催を楽しみにできるような内容にしようと思っていた。具体的には、新しく発売されるグッズをあれこれ選んでみたりだとか。

しかし、ちょっと衝撃のニュースを目にしてしまったのだ。そう、ロック・イン・ジャパンは中止だという。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020 開催中止のお知らせ

2020年8月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)に国営ひたち海浜公園で開催を予定していた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2020」は、中止とさせていただきます。
開催を楽しみにお待ちいただいていた参加者の皆様には深くお詫びを申し上げます。

すべてが例年と同じようにいかないとしても、ROCK IN JAPAN FESTIVALを開催できることを信じて準備を進めてきました。
しかしながら、現時点で新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立っておらず、会場の国営ひたち海浜公園は臨時休園が続いています。
そのような状況下で、参加者・出演アーティスト・スタッフそれぞれに対応した感染防止対策を講じなければならないこと、多数の参加者が茨城県外から電車・ツアーバス等で参加されること等の課題を関係各所と話し合った結果、今年の開催は困難であると判断いたしました。
この不安な非日常の先にある3日間は、私たちの日常を取り戻すためのポジティブなエネルギーに満ちた祝祭になるはずでした。それを実現できなかったことを、とても悔しく、残念に思います。

チケットの払い戻し方法に関しては、こちらをご確認ください。
新型コロナウイルスの感染拡大が一日も早く収束し、来年こそひたちなかでお会いできることを願っています。

http://rijfes.jp/より引用

もちろん、主催者は別だし、開催場所も苗場よりは東京に近いし、時期も2週間ほど早いし、全く同じ条件ではないけれど、この決断の影響は大きいのではないだろうか。


「a―naiton」は中止を発表【フジロックGO #0135】


とうとう夏に開催される音楽フェスの中止が発表されてしまった。これで、フジロックも絶対絶命と言うつもりはないし、「a―naiton」はチケット発売前のようなので状況も同じではないものの、夏の苗場を愛するフジロッカーの一人としては、衝撃のニュースである。

毎夏恒例フェスa―nation中止…エイベックス発表

野外音楽祭「a―naiton」開催中止 新型コロナ影響で夏フェス初

特にスポーツ報知の記事では、以下のような記述もある。

野外フェスは夏の風物詩の一つ。“3大フェス”の中でもフジロックフェスティバル(8月21~23日=新潟・苗場スキー場)、ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(8月8~10日=茨城・国営ひたち海浜公園)は、いずれも緊急事態宣言の解除が検討されている地域での開催。すでにチケット販売も始まっているが、「a―」同様に開催は厳しいとの見方が出ている。

現時点で気をもんでも仕方ないことは、頭で理解してはいるのだが、中止の報を聞いてしまうと、何とも不安になってしまうのだ。

ちなみに、1日目に出演予定のJACKSON BROWNE(ジャクソン・ブラウン)については、「ジャクソン・ブラウン コロナ感染発表『症状は軽い』 米シンガー・ソングライター」という記事を見つけてしまった。こちらも、別の意味で心配だ。


「フジロック 中止しろ」と検索する人がいるみたい【フジロックGO #0134】


アタクシは、一応ウェブ解析士でもあるので、自分のサイトやら同様に運用しているnoteやら、それぞれアクセス状況を見ているのだが、最近はやはりコロナに関連した投稿が閲覧されることが多い。全国に発出された緊急事態宣言が、「延長か」「解除か」と盛んに言われている状況なので、それはある意味当たり前だと思う。

そこで、世の中の関心度をはかる意味でも、Googleで検索した際にフジロックと一緒に入力された言葉を確認してみた。いわゆる「Googleサジェスト」をチェックしたのである。結果は上の通りで、従来は出演アーティストを知ろうとするキーワードが多かったと記憶しているのだが、気づけば「コロナ」や「中止」がサジェストでも上がってきている。

ここからも分かるが、多くの人が「フジロックはコロナショックで中止されるのではないか」と気になっているようだ。検索画面に「フジロック 中止」と入力すると最初のサジェストワードは、「フジロック 中止しろ」になるくらいである。「中止しろ」って検索キーワードではなく、単なる意思表示に思ったりするのだが、「フジロック 中止しない」が下の方に出るのだから、もしかすると中止を願う人が多いのかもしれない。フジロッカーなら、中止しろと検索はしないと思うのだが。


天神山の同窓生に再会【フジロックGO #0133】


「あなたと本との出会いを手助けしたいと思っています」をコンセプトにした「好書好日」という朝日新聞社が運営するサイトがある。たまたま、その中の記事で「早見和真さんが“命がけ”で盛り上がった第1回フジロックのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン 想定外の嵐が生んだ一体感」というコラムを見つけた。

詳細はリンク先を読んでもらったらヨイのだが、すごく簡単に内容を要約すると、作家の早見和真さんが、天神山で行われた第1回フジロックに参加していて、Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)のライブの一体感がすごかった。みんなが命がけで、開き直っていた、というとても短い回顧録だ。

正直、早見和真さんを存じ上げなかったのだが、あのレイジを一緒に観ていた(近かったとか、遠かったとかは全くわからないけど)というだけで、妙に親近感が沸いてくる。しかも、20年以上経って、その話しをわざわざ寄稿するというのだから、何だか昔からの友人に会ったみたいな気持ちになってくるから不思議だ。たった一日、一つのライブだけど、同じ体験をしたというだけで、同窓生になれるのもフジロックならではの魅力かもしれない。