「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(8)【フジロックGO #0074】


とうとうFUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版の視聴も、おしマイケルだ。何気にちょっと感慨深い。今回登場したのは、平沢進+会人(EJIN)、VINCE STAPLES、THE CURE、G&G Miller Orchestraである。

平沢進+会人(EJIN)は、初老と思しき白髪の男性と白いペストマスクを被った2人(多分男性だと思うけど、顔は全く見えない)によるユニットのようだ。全然知らないアーティストだったけど、観客の様子を見るとコアなファンがいるようで、とっても盛り上がっている。アタクシも生で見たら、もっとグッとくるのかもしれない。

VINCE STAPLES(ビンス・ステープルズ)も、知らないアーティストだったが、やっぱり会場はとっても盛り上がっている。ステージのバックは、テレビ画面をいくつも並べたような状態で、本人はマイク一本、ライムだけで聴衆を煽っていた。

今回唯一名前を知っているのが、THE CUREである。グリーン・ステージのトリらしく、スケール感のある音を鳴らしていた。それほど、ポップでキャッチーな曲は演奏していないが、きちんと聴かせてしまうのは流石だなと感じる。

G&G Miller Orchestraは、ボーカルにトータス松本さんが登場。トータスさんって、ホントどんな音楽にも合わせて歌えて、スゴイなーと思う。そして、録画がどうやら途中で終わっていたようで、唐突にアタクシの自宅フジロックは終了してしまった。まあ、こんなこともあるよね。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(7)【フジロックGO #0073】


FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版、3日目の感想文である。昨日はJASON MRAZ、KHRUANGBINのを書ききれなかったので、今回はその続きだ。

JASON MRAZ(ジェイソン・ムラーズ)は、名前は知っていたものの、何だか聴かずじまいになっていって、CDも持っていなかった。なので、ライブを見るのは初めてだったし、音楽を聴くのも初だった。ただ、実際に聴いてみると、聴いたことのある曲も多かった。人気者の曲だけあって、何というか曲自体は開いている感じが強い。これがポップさということかもしれないと思った。

KHRUANGBIN(クルアンビン)は、CDを一枚だけ持っている。昨年の年末だったかタワーレコードに行ったところ、プッシュされていて、視聴のうえ『Live At Lincoln Hall』を購入したのである。幻惑的なギターが気に入って、購入当初は結構繰り返し聴いたのだ。

タワレコの記事はコチラ⇒Khruangbin(クルアンビン)入手困難だった唯一のライヴ盤『Live At Lincoln Hall』初CD化

ただ、今回のフジロックの映像と『Live At Lincoln Hall』で体験した音とは、パッとは結び付かず、何とも独特のギターだなと思いながら、金色のスーツを着るギタリストとカラフルな女性ベーシストを眺めていた。ああ、このライブはクルアンビンと気づいたのは、エントリーを書くために、あれこれ調べた結果である。

途中、ウイスキーか何かのビンをドラムのスティックで叩いたりしていた。こうしたちょっとシュールな光景も、すべてはギターのフレーズで説得してしまう感じだ。ボーカルのない、インストゥルメンタルバンドだからできることなのだと思う。そんなことを、映像を見て感じた。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(6)【フジロックGO #0072】


これまで言ってきた通り、時間を見つけてはFUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版を見ていて、3日目は今回で感想文は6回目だ。演奏を見たアーティストは、CHON、KOHH、JASON MRAZ、KHRUANGBINなどである。

CHON(チョン)もKOHH(コー)も、全く知らなかったので、未知との遭遇である。CHONというちょっと変わった名前だが、ネットで調べたところ、人体を構成する4つの元素「Carbon: 炭素」「Hydrogen: 水素」「Oxygen: 酸素」「Nitrogen: 窒素」の頭文字を取ったようだ。インストバンドなので、ボーカルはいない。

実際の演奏は音の数が多くて、やや複雑な感じだけど、スッと耳に馴染むし、何より気持ちがヨイ。Apple Musicとかで、改めてチェックしなくちゃならないかもと思った。昔はすぐにCD屋に駆け込んでいたけど、最近はiPhoneで検索かけて何枚かアルバムをダウンロード、視聴してから、CDを買うかどうかを検討する。以前だったら、ちょっと気になると、すぐCDアルバム買ってしまっていたけども。

KOHHは、ジャンルレスな音楽で、正直アタクシには捉えどころがなく思えた。ストイックすぎるのかもしれないが、何だか色々とそぎ落とされていて、ちょっとつまむところが少ないのかもしれない。JASON MRAZとKHRUANGBINについては、また次回にでもー。


ペトロールズは英国でガソリンの意味【フジロックGO #0071】


今、PETROLZ(ペトロールズ)のアルバム「Renaissance」を聴いている。再生しているのはiPhoneだが、CDは正三角形型の紙ジャケットで、整理しにくいことこの上ない。でも音楽は、とっても気に入っている。ドライブ感というか、ラウンジ感というか、オートバイに乗ってゆったりと海岸線を流している感というか。

このペトロールズと出会ったのは、フジロックである。FUJIROCK EXPRESSの記事を見ると2015年のようだ。アタクシ的には、家族全員で苗場に行くようになる前年でソロ参加の年。多分、一人フラフラしていて、ホワイトステージを通りかかったのが、聴き始めたきっかけだったのではないか。そのときは、ボーカルとギターの長岡亮介さんが、東京事変の浮雲さんだとは知らずにいた。

最初は、正直そんなに興味が持てず、すぐに移動しようかなっと思っていたが、気づくと何とも心地よく、離れがたくなってしまった。キツすぎないけど、ユルすぎないビート感がよかったのだろう。

その後、ペトロールズはガソリンの意味かーなどと調べているうちに、結成10年目にしてリリースされたファーストアルバム「Renaissance」を見つけて購入する。何度も聴いて、完全に好きになった。今でも、このアルバムを聴くと、ホワイトステージの前で彼らを見ていた情景が、ぼんやりと浮かんでくる。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(5)【フジロックGO #0070】


FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版、3日目の報告エントリーも5回目だ。映像を見られるアーティストも残りわずかになってきた。「イッツ・ア・ファイナル・カウントダウン」だろうか。

今回登場したアーティストは、VAUDOU GAME、PHONY PPL、Superfly、toeなど。VAUDOU GAMEは全然知らないバンドだったが、高速ファンクで、とってもインパクトのある演奏を聴かせてくれた。

Superflyは、唯一家族全員苗場でパフォーマンスを見たアーティスト。その時、親が「ほらほら、Superflyだよ」とか言ったところで、子どもたちは我関せず。座ってお菓子をたらふく食べていた。

改めて自宅でライブ映像を見るのは、ある意味で、その雪辱戦ではあったが、今回も子どもたちには、彼女のパワフルな歌声が耳に届いていない様子。いや、耳には届いているのだろうが、心が動かないのだろう。もちろん、演者の問題ではなく、聴き手の問題というか、状況次第だとは思うのだが。

toeは、相変わらず冷静な熱情という感じで、ギターをかき鳴らしてタイトな音を鳴らす。確か会場で、アタクシ一人演奏を聴いたと思うが、そのときの感情が思い出されてくるのだった。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(4)【フジロックGO #0069】


3日目を視聴しているFUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版だが、3日目としても中盤にに入ってきた。3日間の映像が15時間あって、最初はいつ見終えられるのだろうかと思いながら見始めたのであるが、気がつけば終わりが近づいてきて、やや寂しくなっている。人間とは勝手なものだ。

さて、今回の登場アーティストは、竹原ピストル、TENDRE、HYUKOHなど。竹原ピストルさんは、ちゃんと聴いたことはなかったけど、最近CMでその歌声が流れてくることが多く、ちょっとだけお馴染みな感じがある。苗場で汗をだくだく流しながら、彼らしい、たたきつけるようなボーカルはやはりグッとくるのだった。

TENDREはテンダーと読み、TENDERのスペルを入れ替えたそうだ。バンド編成でライブしているが、ボーカルとキーボードを演奏する河原太朗さんのソロプロジェクトだとのこと。アタクシ的には、サックスの音が耳に残った。河原太朗さんの見た目は童顔な竹野内豊で、ちょっとホッペも赤く見えたかな。彼のライブ中の動きは、竹野内豊さんのようにシュッとしてはいないけど、音はグルーブ感もあってよかった。

そして、HYUKOHは韓国の4ピースバンド。まだまだ粗削りな感じだけど、ストイックにビートを刻んでいて、アタクシは好きな感じである。鳴らす音がパンクというよりも、立ち居振る舞いにパンクアティチュードがあって、ヒリヒリしているのがヨイと思う。


「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(3)【フジロックGO #0068】


現在、3日目を見ているFUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版。夜中に見ることが多いのだが、結構盛り上がってしまって寝不足を助長している面もある。楽しいからヨイではないかと言ってしまえば、それまでなのではあるが、社会人としてはそうも言っていられない。

今回、見たのは、INTERACTIVO、STELLA DONNELLY、HIATUS KAIYOTEなど。HIATUS KAIYOTEは、何曲か苗場で実際に見ていたけど(グリーンステージの脇で、ハイネケンのビールを買いながら)、それ以外は初見だし知らないアーティストである。

INTERACTIVOは、キューバのバンドだそうだ。何となく南国というか、サルサのイメージである。STELLA DONNELLYはカーディガンズ(The Cardigans)とジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)を足して2で割ったように感じた。バンドのメンバーにも女性が多く、メロウで、最新型ではないけどホッとするような音を鳴らしている。

HIATUS KAIYOTEは見た目からして、ド派手だった。Wikipediaには「フューチャー・ソウル・ユニット」と書かれているが、今まで聴いたことのないような独自のサウンドが心地ヨイ。耳慣れないけど、身体にスッと入ってくる感じが不思議である。

なお、ジャパニーズ・ブレックファストについては、「『日本の朝食』が歌う亡き母のための鎮魂歌:Psychopomp/Japanese Breakfast【CD千本ノック 0039本目】」という記事も書いているヨ。


「フジロック」と検索する人が一番知りたいこと【フジロックGO #0067】


今回は、ちょっとウェブ解析士っぽい投稿をしたいと思う。と言っても、フジロックの検索結果について、少し書くだけだけど。

上の写真は、「フジロック」と本日Googleで検索したときの結果。これまでだったら、フジロックの公式サイトが一番上に表示されていたのが、今回は開始日と終了日が四角く囲われて大きく出ている。

日常的にGoogleで検索している方にとっては、お馴染みの表示だと思うが、これは「強調スニペット」という。ここのところ、結構幅を利かせているように感じるが、とうとうフジロックにもやって来た。

この強調スニペットは、ユーザーの知りたいことをGoogleが取りまとめて端的に表現したもの。なので「フジロック」で検索している人が一番知りたいのは、今年の開催時期だとGoogleは言っているのだ。

ただ、どんな検索キーワードでも表示されるわけではないので、例えば「サマーソニック」とGoogleで検索しても、強調スニペットは表示されなかった。確かに例年と違って、2020年フジロックは8月開催だからユーザーの知りたいこや、ニーズが大きく変わって、フジロックとサマソニで強調スニペットが表示されたり、されなかったりの違いが生まれたのかもしれない。


組立式X型アウトドアチェア(ヘリノックス等)持ち込み禁止を受けて【フジロックGO #0066】


組立式X型アウトドアチェア(ヘリノックス等)が持ち込み禁止に【フジロックGO #0032】でも書いたのだが、2020年からヘリノックスの持ち込みが禁止になる。そして、ここのところ家族4人でフジロックに参戦しているアタクシ家においては、結構ヘリノックス禁止は死活問題である。ヘリノックスを2脚ほど利用していて、子どもたち用に使っていたからだ。

割とキッズランドにいる時間が長いから、正直、椅子に座っている時間はそれほど長くないが、食事の時には雨が降っていないかぎり、必ず椅子を広げて利用していた。後は、ライブを見るときや休憩させるとき、大人と違って一日中立ちっぱなしにはできないから、ちょこちょこと袋から出し、組み立てて、子どもたちを座らせる。移動するときは、もちろん畳むしね。

禁止を受けて、今年のフジロックにはヘリノックスに変わる折り畳み椅子を入手しなければならない。実は昔使っていた小ぶりのコールマンの椅子は1脚あるのだが、子供用かなと思うくらい小さくても(大人だと、お尻の幅もギリギリくらい)、ペタンとなるだけで面積は結構取るのだ。

まだ、アウトドアショップなんかものぞいていないので、何を買うか悩むかなーり手前にいるのだけど、早めに物色して何とか解決策は見つけたいところである。


チケット一次先行発売が延期される【フジロックGO #0065】


インスタグラムをフラフラと眺めていたら、@fujirock_jpによる「チケット1次先行発売延期のお知らせ」という投稿を見つけた。

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🎫チケット1次先行発売延期のお知らせ 3/6(金)よりチケットの第1次先行発売を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を考慮して、発売開始を3/17(火)11:00に延期とさせていただきます。 (オフィシャルツアー、およびその他関連する募集事項の受付も、3/17(火)11:00に開始を延期とさせていただきます) 3/17(火)の発売開始に合わせて、第1弾アーティストの発表を行います。 . ————– NOTICE OF POSTPONEMENT OF ADVANCE TICKETING The first round of advance ticket sales that was scheduled for Friday March 6th will be postponed due to the spread of the COVID-19 virus until 11:00am Tuesday March 17th. The first announcement of performing artists will also be made on Tuesday March 17th. . ————– 关于门票1次先行发售延期的通知 原定于3月6日(周五)开始的第1次先行发售由于新型冠状病毒感染扩大的影响,将延期至3月17日(周二)11:00开始。 3月17日(周二)发售开始的同时将公布第一弹出场阵容。 . ————– 關于門票1次先行發售延期的通知 原定于3月6日(周五)開始的第1次先行發售由于新型冠狀病毒感染擴大的影響,將延期至3月17日(周二)11:00開始。 3月17日(周二)發售開始的同時將公布第一彈出場陣容。 . #fujirock #fujirockfestival #フジロック

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何事だろうと、フジロック公式サイトに行ったら、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を考慮しての対応だという。新型コロナウイルスとチケット発売が、そんなに関係しているのかなと思ったが、きっとオフラインで購入する人のことを考えたのだろうか。フジロック初期のころから、チケットをオンラインでしか買っていないアタクシにとっては、やや驚きの延期ではあるが。

チケットの発売開始は、明日から「3/17(火)11:00」に延期。そして、何と「オフィシャルツアー、およびその他関連する募集事項の受付も、3/17(火)11:00に開始を延期」となる。チケットはもう購入しちゃっていたけど、オフィシャルツアーやフジロックの森のクラウドファンディングなどは、「明日かー」とGoogleカレンダーでアラート鳴らしていたので、ちょっと拍子抜けしてしまった。

なお、3/17(火)の発売開始に合わせて、第1弾アーティストも発表されるとのことで、こちらはこちらで楽しみにしたい。

さらになお、公式サイトの発売延期のページをよく見たらページタイトルが、「<title>フジロックの森をつなぐボードウォークに、一緒に新しい橋を架けよう|FUJI ROCK FESTIVAL’20|フジロックフェスティバル ’20</title>」となっていた。公式サイトの運用、更新を担当する方、ちょっと焦ってしまったのだろうか(時には、ウェブ解析士っぽい投稿もヨイのではないかしら)。