「FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版」3日目感想文(7)【フジロックGO #0073】


FUJI ROCK FESTIVAL ’19 完全版、3日目の感想文である。昨日はJASON MRAZ、KHRUANGBINのを書ききれなかったので、今回はその続きだ。

JASON MRAZ(ジェイソン・ムラーズ)は、名前は知っていたものの、何だか聴かずじまいになっていって、CDも持っていなかった。なので、ライブを見るのは初めてだったし、音楽を聴くのも初だった。ただ、実際に聴いてみると、聴いたことのある曲も多かった。人気者の曲だけあって、何というか曲自体は開いている感じが強い。これがポップさということかもしれないと思った。

KHRUANGBIN(クルアンビン)は、CDを一枚だけ持っている。昨年の年末だったかタワーレコードに行ったところ、プッシュされていて、視聴のうえ『Live At Lincoln Hall』を購入したのである。幻惑的なギターが気に入って、購入当初は結構繰り返し聴いたのだ。

タワレコの記事はコチラ⇒Khruangbin(クルアンビン)入手困難だった唯一のライヴ盤『Live At Lincoln Hall』初CD化

ただ、今回のフジロックの映像と『Live At Lincoln Hall』で体験した音とは、パッとは結び付かず、何とも独特のギターだなと思いながら、金色のスーツを着るギタリストとカラフルな女性ベーシストを眺めていた。ああ、このライブはクルアンビンと気づいたのは、エントリーを書くために、あれこれ調べた結果である。

途中、ウイスキーか何かのビンをドラムのスティックで叩いたりしていた。こうしたちょっとシュールな光景も、すべてはギターのフレーズで説得してしまう感じだ。ボーカルのない、インストゥルメンタルバンドだからできることなのだと思う。そんなことを、映像を見て感じた。