改めて気づかされる各アクトのレベルの高さ【フジロックGO #0018】


2020年の元日に、フジロック2019の完全版の再放送があった。2019年の9月か10月くらいに初回の放送があったのだと思うが、仕事に追われて見逃していた。ここ何年か家族全員で参加しているので、苗場に行ってもライブはほとんど見られず、フジテレビNEXTで放映されるこの完全版の録画(録画してもそれほどちゃんと見られていない…)が、秋のルーティンになっている。ちょっと仕事にかまけていて、重要なルーティングおろそかになっていたのだ。

その録画のため、フジテレビNEXTを改めて契約した(チャンネル追加)。フジロック2019の完全版は無事録画でき、ブルーレイに保存し直して一件落着となるはずだったが、番組名で録画を選択したせいか、その後フジロック以外のフェス映像が録画され始めた。最近はそれを、チョコチョコと見ている。アタクシも全く知らず、よくわからない「〇〇フェス」も多いのだが。

そこで感じるのが、改めでライブコンサートとしてのフジロックのレベルの高さ。当然、好き嫌いもあるので一概には言えないが、フジロックのライブは外れが少ないなーということに再度気づかされた。日高大将の選球眼がヨイのか、現場の方の仕事ができるのかはわからないがけれども。こうして、他のロックフェスを見ながらも、フジロックを思い出すアタクシでした。


チケット購入が新年幕開けの恒例行事【フジロックGO #0017】


例年、年が明けると、フジロックのチケットが販売される。2019年のメールなんかも確認してみると、1月10日付のメールで既に発売の告知がなされていた。2020年はいつもより1カ月ほど開催時期が遅いので、来月にならないと発売にならないのかもしれない。

今現在のサイトでも、「フジロック、変わります。」とだけ言って、どう変わるのかもわからないし、チケットの発売時期も明かされぬままである。だから、ちょっと気をもんでいる。アタクシとしては、少なくとも、発売時期は明確にしてほしい。

毎年、欠かさず通っているフジロックではあるが、お恥ずかしいことに発売開始を見過ごし、慌てて申し込んだ経験が少なくない。苗場に行くんだったら、事前準備が重要だと思うし、申し込みが遅いと早割も利用できない。もちろん、駐車場も遠くになってしまう。開催の半年以上前に、まとまった出費が負担になるとはいえ、年明け早々のチケット購入は、実はメリットが多いし、何というか新年の幕開けにふさわしい恒例行事になっていた。何より、ホッとするのだ。


「SMASH friends」へのお誘ひ【フジロックGO #0016】


アタクシはフジロックを主催するスマッシュの会員制度「SMASH friends」に登録している(詳しくはコチラを確認してほしい⇒ https://www.smash-jpn.com/friends/ )。知っている方も多いと思うので、それほど貴重な情報ではないだろうが、入会金が1000円、年会費が5000円で、スマッシュの公演チケットが一般より早く申し込みができるのが主な特典である。

フジロックに関して言えば、年明け早々に発売される早割チケットを確実にゲットできるので、ここ5年くらい継続的に利用している。チケットを取らないと、諸々準備が滞りがちになるので、その対策にもなる。また、早割の時期に駐車場も申し込むと、「駐車場のススメ【フジロックGO #0013】」でも話したように、確実に場内1が獲得でき、毎回車で参加するアタクシはとっても重宝している。もしまだ登録していないフジロッカー同志の方は、申し込みを検討されてはどうだろう(アタクシはアフェリエイターではない)。


非日常のミュージックシャワー【フジロックGO #0015】


ちょっとうっかりしていて、今日は23時近くになるまで、フジロックについて考えるのを忘れていた。というより、このブログ「フジロックGO」のネタに、思いを巡らせなかったという方が正確だろうか。

社会人として普通に仕事に追われていると、あの苗場の夏の思い出が、丸一日心から消え去ってしまっても仕方ないと思う。毎日、一度はフジロックのことを考えようと思って、ブログを始めたのではあるが…。

一方で、フジロックの魅力の一つが、自分の普段の生活や仕事から物理的にも遠く離れ、自然の中で、アーティストのアクトにある意味一対一のように向き合えることだ、とアタクシは考えている。もちろん、周りにフジロッカーが大勢いるし、ステージ上のアーティストがアタクシを見ているわけでもない。

しかし、そこには何とも濃密な時間があるのだ。アタクシにとってはこれが忘れがたく、毎年通ってしまっている。一言で言ってしまうと、「非日常のミュージックシャワー」。それはiPhoneに4万曲詰め込んて、一日中音楽を聞いていても、あり得ない体験なのだ。


「そういうフェス」でないと信じたい【フジロックGO #0014】


フジロックに関して、何となくネットサーフィン(死語?)していたら、思いがけない記事を見つけた。

大麻で逮捕のJESSE被告 正直過ぎて「コカインをなめた」と珍証言

あまり音楽シーンの情報をチェックできていないこともあり、JESSEが罪を犯していたことも知らなかったのだけど、以下の記載が気になった。

検察官は「被告人が初めて大麻を使ったのが17歳。(現在39歳)アメリカで知人に勧められて吸引した」と話しています。

日本での使用は違法だと知った上で使ったのは2008年。腰痛の痛みを緩和するためでした。六本木で入手したり、フジロックフェスティバルでもらったりしたそうです。個人的には、フジロックでよくDJをしていた人が被告人の大麻取締法違反の裁判を去年傍聴したため「そういうフェスなの?」と勘違いしてしまいそうですが、一部のアーティストだけでしょう。

記事を書いた阿曽山大噴火さんは、さらっと「『そういうフェスなの?』と勘違いしてしまいそうだが、一部のアーティストだけでしょう」と言ってるが、正直ショックだ。世界一クリーンなフェスと言われるフジロックだが、少数の人かもしれなくても、舞台裏でそんな事実があるとしたら、残念でならない。


駐車場のススメ【フジロックGO #0013】


前回、車中泊について語ったので、少し駐車場の位置の話しをしておきたい。アタクシ自身、場内1や場内2、浅貝、白樺などに停めてきた経験でいうと、とにかく駐車場は早い者勝ちだ。入場券の申し込み時期と会場までの距離は完全に連動している(あくまで実体験上の法則だけど)。なので、できるだけ会場近くに車を止めたいのなら、チケットの申し込みを早めるしかないのではないだろう。

一時期、フジロックには行くつもりだけど、どのように参加するのか不明確で、チケット申し込みがやや遅いときがあった。そのとき場内2になればラッキーで、浅貝や白樺など、かなり遠い場所になることも少なくなかった。

ただ、車中泊になると、会場から近い場内1がベストとは言いづらく、場内2はやや人が少なくトイレも近くにあったりなど、一晩過ごすのに快適な部分もあって、遠くてもコストパフォーマンスが高い場合も少なくない。

個人的に一番気を付けたいのは、駐車場のライトの位置。苗場に到着して車を止めるのは昼間なので、気づきづらいが、夜ライトが直接当たる場合だと、かなり車中が照らされて、眠りにつきづらかった。


車中泊のススメ【フジロックGO #0012】


ちょっと唐突な話しになるが、23年間フジロックに通ってきて、車中泊をしている時期があった。多分、5年間くらいだったと思う。自動車に乗って一人苗場に行き、ライブが終わると車に戻って、狭い車中で寝る。朝起きると体をコキコキいわせて、当日の準備をして、ライブに向かう。お風呂は基本的に入らず、シートで拭けば、結構さっぱりするのでそれで十分だった。

駐車券を申し込むには、入場チケットも2枚以上買わなければならないので、その当時は2枚買って、余った券はネットを利用して売っていた。大きな車に乗っていたわけもなかったので、居心地というか、寝心地は良好ではなかったけどれど、寝るまでの工程がとにかく短いのに重宝していた。

例えば湯沢町近辺に宿があると、毎晩車による移動だけでも30分くらいはかかってしまうが、車中泊だとそうした時間が短縮できる。駐車場の位置次第だけど、苗場プリンスよりも利便性が高いと感じていた。何しろ、車に到着してすぐに眠れるというか、自由な時間を過ごせるのは、本当に便利だった。


フジロック、変わります。の続報というわけではないが【フジロックGO #0011】


昨日の続報というわけでもないのだが、本日も「フジロック、変わります。」の真意を少しだけ掘り下げてみたい。ほんの少しだけ。

先述したアタクシが所属するFacebookグループの反応で見ると、「椅子対策かな」というコメントが比較的多いような気がする。自分の感覚的に言っても、放置された椅子をはじめ、無駄に場所取りする例は気になっていた(ある意味、最初からの問題だと思うが、フジロックがレジャー化されている最近は顕著な気がする)。ただ、そうした環境への対策は、今回の「変わります。」とは縁遠いように思える。

実は、ロゴの色遣いも変化している。これまでは2色だったのが(アタクシも、調べて明確になった)、4色に変化している。ここから単純に考えてしまうのは、多様性の拡大ではないのか。相当抽象的だし、ザックリとした予想にすぎないが、オリンピックイヤーということもあって、誰でも参加しやすいフジロックに変わってくれるとうれしい。この4年は、子どもたちを連れて行き、誰でも楽しめるフジロックを体験している身でも、さらにアクセスしやすく、過ごしやすくなるのならとってもうれしいのだが。

結論、関係者でもなんでもないので、どう変わるのかは全くあずかり知らな状況だが、2020年のフジロックに大いに期待したい。永遠のフジロッカーだからね。


フジロック、変わります。【フジロックGO #0010】


「フジロックに行こう! ~We love FUJIROCK」というFacebookグループに参加している。そんなに頻繁に投稿があるわけではないけど、投稿があるとやっぱり気になってエントリーを見に行く。今日は、「どういうことでしょう?」というコメントとともに、フジロックのURLが投稿されていた。

実際にサイトを見に行ってみると、「フジロック、変わります。」というコピーとともに、ティザーサイトのようになっている。画面をキャプチャーしたので、魚拓としても見てほしい。

開催時期がいつもの7月最終週から8月に変わるのは、既に’19の最終日のゲートに記載されていたので知っている。もっと大きな変化が起こるのだろうか。Facebookページのコメントでも「どう変わるんだろう」と、頭をひねっている様子が見られる。そろそろチケット販売の時期も近づいてきたと思うので、何だかビックリするような「変わります」があるとうれしいのだが。

いずれにせよ、果報は寝てまではでないけど、毎年行くから急ぐ旅ではなし、のんびりお待ちしております。


天神山の記憶(7)【フジロックGO #0009】


「天神山の記憶(6)【フジロックGO #0008】」はこちら

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの次のアーティストは、ザ・イエロー・モンキーだった。アタクシ的にザ・イエロー・モンキーというと「JAM」が印象に残っていた。ただ、アルバムを購入したこともなく、歌番組で披露された曲くらいしか聞いたことがなく、少し距離感のあるバンドだ。

雨が降っていたこともあり、とにかくテントに避難した。履いていたジーンズは当然濡れていたし、泥もついていたので、「雨で洗濯しよう」とか言って、テントの外に出しっぱなしにしておいた。ずぶ濡れで身体も冷えてきて、テントの中で持ってきた寝袋に潜り込んで暖をとった。

ある意味、これは合理的、現実的な判断ではあるが、すぐそこでライブやっているのに、テントにこもって音だけ聞いているのは自分でも滑稽に思えた。会場まで歩いてきたので、到着するのが遅く、もう数バンドしか残っていなかったから、何だかもったいないことをしているなあとも感じていた。

それでも、寝袋でブルブルと震えて片耳でイエモンを聞いていると、段々と温まってきて、気づけばウツラウツラしていた。