ライブ欲求だけでなく体力の温存を【フジロックGO #0021】


風邪をぶり返してしまい、本日は仕事を休んでしまった。やはり日々の体調管理は重要。それはフジロックにおいても同じだろう。「今宵、その夜」に合わせて、体調を整えておくことはもちろん大切であるが、当日の自己管理も欠かせないと思っている。

フジロックに参加し始めたころは、どうしても聞いてみたいアーティストも多く、また同じ3日間ならできるだけ多くのライブを見たいと思い、かなり過密スケジュールを組んでいた。入場ゲートで配られるスケージュールを、何度も確認しては、見る順番を決め、見逃しや漏れがないかを細かく確認していた。

しかし、実際にそれをやっていると、何というかスケジュール優先になって、ライブが盛り上がっていても次のために移動しなければならなかったり、ちょっとした計画の破綻や渋滞にイライラしたりと、色々な意味で楽しみづらくなった。また、一番大きかったのが、詰め込み過ぎて1日でヘトヘトになってしまうことだ。1日目はいざ知らず、2日目以降ライブ中も眠くて仕方ないなんてこともあった。

年々、歳を取っていることも考えると、ライブ見たいという欲求だけでなく、気力や体力の温存、ペース配分もちゃんと考えておく必要があるだろう。フジロックでは、誰、何を見るかだけでなく、どんな状態で見るかも重大な要素になるのだから。


風邪薬のありか【フジロックGO #0020】


自分が風邪をひいているからというわけではないが、フジロック会場の苗場で風邪にかかってしまった場合、どうしたらヨイのだろうか。

インターネットでざっと調べてみたが、あまり有効な検索結果は見つからなかった。なので、アタクシのうろ覚えで話しをすると、風邪薬は救護テントに行けばもらえるはずだ。もう10年以上前であるが、カッパをあまり着ない友人が、確かもらいに行ったような記憶がある(かなり不鮮明)。カッパ着ないままビショビショになって、うー寒いみたいになったのだ。

また、売店各所でも売っていたように思う。特に場内1の入り口近く(以前だとチケット交換所のあたり)のプリンスホテル売店や、その近辺に出店する(出店していない年もあるかもしれない)日用品売り場にも置いていたのではないか。

ただ、実際にフジロックに毎回参加するフジロッカーにとっては、「自分のことは自分で」の精神があるから、結構最初から携帯していると思っている。最近アタクシは、子連れで参加するようになりこどもの荷物も増えて、やや薬の常備はおざなりになっているが、それでも車に取りに戻ったら風邪薬はある状態。もちろん、オレンジコートとかまで行って、駐車場まで戻るのはかなりしんどいので、ちゃんと持ち歩いておくのベストだろう。


対象から身を引くから敬意や愛情が感じられる【フジロックGO #0019】


週末に風邪をひいて、ずっと寝て過ごしたのだが、今も頭がボーっとしている。薬が切れると、熱っぽくなってくるようだ。なので、このブログにどんなことを書こうか、上手く頭が働かない。やや急場しのぎではあるが、先日見つけたフジロック、日高さんの取材記事を紹介したい。

◎日高正博・プロモーター――日本のフェスはどこまでも面白くなる – 吉永みち子

真夏の越後湯沢駅に人があふれていた。行き先は、峠を越えた苗場スキー場で行われるフジロックフェスティバル会場。大渋滞の山道を車で1時間弱走って辿り着いた大自然の中、色とりどりのテントがひしめき、風に乗って重低音が響いてくる。日本最大級のロックフェス「フジロック」には今年、前夜祭を含めた3日間で13万人以上がやってきた。23回という歴史を重ねてなお、年々来場者が増えている。

吉永みち子さん、検索で調べたらテレビのコメンテーターとかやっている方だった。コメンテーターとしては、正直好きではなかったけど、この文章はエモーショナルだし、何というか筆者自身の視点で構成されていて、フジロックや日高さんの知らなかった面が表現されていて、とても興味深く読んだ。

ちょっと取材対象から身を引いた、第三者的な書き口が、気持ちよかった。宣伝でも何でもない。それでも、話しを聞いた人に対する敬意や愛情が感じられたからだろう。


改めて気づかされる各アクトのレベルの高さ【フジロックGO #0018】


2020年の元日に、フジロック2019の完全版の再放送があった。2019年の9月か10月くらいに初回の放送があったのだと思うが、仕事に追われて見逃していた。ここ何年か家族全員で参加しているので、苗場に行ってもライブはほとんど見られず、フジテレビNEXTで放映されるこの完全版の録画(録画してもそれほどちゃんと見られていない…)が、秋のルーティンになっている。ちょっと仕事にかまけていて、重要なルーティングおろそかになっていたのだ。

その録画のため、フジテレビNEXTを改めて契約した(チャンネル追加)。フジロック2019の完全版は無事録画でき、ブルーレイに保存し直して一件落着となるはずだったが、番組名で録画を選択したせいか、その後フジロック以外のフェス映像が録画され始めた。最近はそれを、チョコチョコと見ている。アタクシも全く知らず、よくわからない「〇〇フェス」も多いのだが。

そこで感じるのが、改めでライブコンサートとしてのフジロックのレベルの高さ。当然、好き嫌いもあるので一概には言えないが、フジロックのライブは外れが少ないなーということに再度気づかされた。日高大将の選球眼がヨイのか、現場の方の仕事ができるのかはわからないがけれども。こうして、他のロックフェスを見ながらも、フジロックを思い出すアタクシでした。


チケット購入が新年幕開けの恒例行事【フジロックGO #0017】


例年、年が明けると、フジロックのチケットが販売される。2019年のメールなんかも確認してみると、1月10日付のメールで既に発売の告知がなされていた。2020年はいつもより1カ月ほど開催時期が遅いので、来月にならないと発売にならないのかもしれない。

今現在のサイトでも、「フジロック、変わります。」とだけ言って、どう変わるのかもわからないし、チケットの発売時期も明かされぬままである。だから、ちょっと気をもんでいる。アタクシとしては、少なくとも、発売時期は明確にしてほしい。

毎年、欠かさず通っているフジロックではあるが、お恥ずかしいことに発売開始を見過ごし、慌てて申し込んだ経験が少なくない。苗場に行くんだったら、事前準備が重要だと思うし、申し込みが遅いと早割も利用できない。もちろん、駐車場も遠くになってしまう。開催の半年以上前に、まとまった出費が負担になるとはいえ、年明け早々のチケット購入は、実はメリットが多いし、何というか新年の幕開けにふさわしい恒例行事になっていた。何より、ホッとするのだ。


「SMASH friends」へのお誘ひ【フジロックGO #0016】


アタクシはフジロックを主催するスマッシュの会員制度「SMASH friends」に登録している(詳しくはコチラを確認してほしい⇒ https://www.smash-jpn.com/friends/ )。知っている方も多いと思うので、それほど貴重な情報ではないだろうが、入会金が1000円、年会費が5000円で、スマッシュの公演チケットが一般より早く申し込みができるのが主な特典である。

フジロックに関して言えば、年明け早々に発売される早割チケットを確実にゲットできるので、ここ5年くらい継続的に利用している。チケットを取らないと、諸々準備が滞りがちになるので、その対策にもなる。また、早割の時期に駐車場も申し込むと、「駐車場のススメ【フジロックGO #0013】」でも話したように、確実に場内1が獲得でき、毎回車で参加するアタクシはとっても重宝している。もしまだ登録していないフジロッカー同志の方は、申し込みを検討されてはどうだろう(アタクシはアフェリエイターではない)。


非日常のミュージックシャワー【フジロックGO #0015】


ちょっとうっかりしていて、今日は23時近くになるまで、フジロックについて考えるのを忘れていた。というより、このブログ「フジロックGO」のネタに、思いを巡らせなかったという方が正確だろうか。

社会人として普通に仕事に追われていると、あの苗場の夏の思い出が、丸一日心から消え去ってしまっても仕方ないと思う。毎日、一度はフジロックのことを考えようと思って、ブログを始めたのではあるが…。

一方で、フジロックの魅力の一つが、自分の普段の生活や仕事から物理的にも遠く離れ、自然の中で、アーティストのアクトにある意味一対一のように向き合えることだ、とアタクシは考えている。もちろん、周りにフジロッカーが大勢いるし、ステージ上のアーティストがアタクシを見ているわけでもない。

しかし、そこには何とも濃密な時間があるのだ。アタクシにとってはこれが忘れがたく、毎年通ってしまっている。一言で言ってしまうと、「非日常のミュージックシャワー」。それはiPhoneに4万曲詰め込んて、一日中音楽を聞いていても、あり得ない体験なのだ。


「そういうフェス」でないと信じたい【フジロックGO #0014】


フジロックに関して、何となくネットサーフィン(死語?)していたら、思いがけない記事を見つけた。

大麻で逮捕のJESSE被告 正直過ぎて「コカインをなめた」と珍証言

あまり音楽シーンの情報をチェックできていないこともあり、JESSEが罪を犯していたことも知らなかったのだけど、以下の記載が気になった。

検察官は「被告人が初めて大麻を使ったのが17歳。(現在39歳)アメリカで知人に勧められて吸引した」と話しています。

日本での使用は違法だと知った上で使ったのは2008年。腰痛の痛みを緩和するためでした。六本木で入手したり、フジロックフェスティバルでもらったりしたそうです。個人的には、フジロックでよくDJをしていた人が被告人の大麻取締法違反の裁判を去年傍聴したため「そういうフェスなの?」と勘違いしてしまいそうですが、一部のアーティストだけでしょう。

記事を書いた阿曽山大噴火さんは、さらっと「『そういうフェスなの?』と勘違いしてしまいそうだが、一部のアーティストだけでしょう」と言ってるが、正直ショックだ。世界一クリーンなフェスと言われるフジロックだが、少数の人かもしれなくても、舞台裏でそんな事実があるとしたら、残念でならない。


駐車場のススメ【フジロックGO #0013】


前回、車中泊について語ったので、少し駐車場の位置の話しをしておきたい。アタクシ自身、場内1や場内2、浅貝、白樺などに停めてきた経験でいうと、とにかく駐車場は早い者勝ちだ。入場券の申し込み時期と会場までの距離は完全に連動している(あくまで実体験上の法則だけど)。なので、できるだけ会場近くに車を止めたいのなら、チケットの申し込みを早めるしかないのではないだろう。

一時期、フジロックには行くつもりだけど、どのように参加するのか不明確で、チケット申し込みがやや遅いときがあった。そのとき場内2になればラッキーで、浅貝や白樺など、かなり遠い場所になることも少なくなかった。

ただ、車中泊になると、会場から近い場内1がベストとは言いづらく、場内2はやや人が少なくトイレも近くにあったりなど、一晩過ごすのに快適な部分もあって、遠くてもコストパフォーマンスが高い場合も少なくない。

個人的に一番気を付けたいのは、駐車場のライトの位置。苗場に到着して車を止めるのは昼間なので、気づきづらいが、夜ライトが直接当たる場合だと、かなり車中が照らされて、眠りにつきづらかった。


車中泊のススメ【フジロックGO #0012】


ちょっと唐突な話しになるが、23年間フジロックに通ってきて、車中泊をしている時期があった。多分、5年間くらいだったと思う。自動車に乗って一人苗場に行き、ライブが終わると車に戻って、狭い車中で寝る。朝起きると体をコキコキいわせて、当日の準備をして、ライブに向かう。お風呂は基本的に入らず、シートで拭けば、結構さっぱりするのでそれで十分だった。

駐車券を申し込むには、入場チケットも2枚以上買わなければならないので、その当時は2枚買って、余った券はネットを利用して売っていた。大きな車に乗っていたわけもなかったので、居心地というか、寝心地は良好ではなかったけどれど、寝るまでの工程がとにかく短いのに重宝していた。

例えば湯沢町近辺に宿があると、毎晩車による移動だけでも30分くらいはかかってしまうが、車中泊だとそうした時間が短縮できる。駐車場の位置次第だけど、苗場プリンスよりも利便性が高いと感じていた。何しろ、車に到着してすぐに眠れるというか、自由な時間を過ごせるのは、本当に便利だった。