職場でおうちフジロックが開幕【フジロックGO #0234】


2020年8月21日、金曜日は、幻となってしまった2020年フジロックの1日目だった。この日に合わせて、苗場を訪れてキャンプするフジロッカーも結構いたようだが、アタクシは大人しく会社で仕事をしていた。

そんな職場フジロッカーが楽しみにしていたのが、FUJI ROCK FESTIVAL’20 LIVE ON YOUTUBE。過去のフジロックのライブ映像をまとめて、3日連続でライブ配信してくれるという。8月21日は20時からだ。

じっくり落ち着いて観覧できるように、在宅ワークや早めの帰宅も考えたのだが、現実には仕事に追われて、開始時間の20時は職場にいて、時間とともにおもむろにスマートフォンでYouTubeを観始めたのである。

それにしても、結構不思議な感覚である。21時ころには職場を出たので、地下鉄に乗りながら、歩きながら、フジロックの生配信を観た。何だか苗場の風が、アーティストの演奏とともに、ビュービューと吹いているのに、それは手元だけの話しで、とってもこじんまりとしていたからだ。

実際に会場を訪れて体感する広大さと、デバイスの小ささのギャップがひどく大きすぎたのだろう。こうしてフジロックのライブ映像を、どこにいても観られるのは、テクノロジーのお陰とも言えなくもないが、アタクシ的にはとても奇妙な体験にも感じられた。


本来ならフジロックイブ、前夜祭のはずだった【フジロックGO #0233】


2020年8月20日(木)は、本来ならフジロックの前夜祭が行われるはずだった日である。そして、翌日からの3日間の苗場は、まさにロックの祭典が行われる予定であった。しかし、ご承知の通り、2020年のフジロックは開催延期になっているから、アタクシはいつも通り仕事をして過ごすしかなかった。今年の夏は、フェスはお預けで、コロナな日常を生きるしかないのだ。

第1回の1997年から2019年まで、フジロックに欠かさず参加しているアタクシではあるが、前夜祭から参加したのは大体4~5回くらい。開催前日に当たる木曜日の過ごし方は、仕事を休んでフジロックの準備をすることが多かった。金曜日の朝早く出発するために、朝から荷物のパッキングや現地で飲み食いするもの(ワインとか、ウイスキーとか、おつまみとか)の買い出しをして、準備を整えて早めに寝るのだ。

仕事を優先して木曜日に出勤したことも、何度かあったが、どうしても職場に出ると定時に帰るのは難しく、割と帰宅時間は夜遅めになってしまう。結局は寝不足気味で出発することになるため、ここ10年くらいは、出発日前日から仕事を休むのが定番になっている。今のところ、まだ2021年に開催できるかどうかはっきりしないけど、来年こそは苗場行きの準備をするフジロックイブにしたいものである。


鋸山に行ってフジロック気分を思い出す【フジロックGO #0232】


子どもたちが夏休みということで、アタクシの年老いた両親なども誘って鋸山(のこぎりやま)に行った。鋸山は千葉県の房総半島にあり、石を切り出した岩肌が、鋸の歯のように尖っていることからその名がついたそうだ。自宅から車で1時間半くらいの場所だったろうか。

自分の音楽ライブラリーからシャッフルで曲を流しながら、高速道路を走っていると、苗場に向かう関越道を思い出す。鋸山にたどり着いてロープウェイに乗ると、もちろんかなり感じは違うけど、ドラゴンドラのことが頭に浮かんでくる。

アタクシは苗場の初回から、ずっと車でフジロックに参加してきたので、行き帰りの車の中であれこれ音楽を聴くのが、地味だけど結構思い出深いのである。ドライブのお供に音楽を流すのはいつものことではあるのだが、これから苗場だというワクワク感や、フジロックの3日間を堪能したという達成感があると、自分の音楽ライブラリーだったとしても、ちょっと違って聴こえてくるのだ。

今回行ったのは、鋸山で苗場ではないから、そうした感慨と一緒ではなかったけど、車中ずっとロックを流していたので、少しフジロック気分を思い出すことができた。コロナウイルスに2020年のフジロックは奪われてしまったけど、1割くらいはフジロック気分を取り返せたかもしれない。


苗場詣ではいつ行けばヨイのか【フジロックGO #0231】


当初予定されていた2020年の会期に合わせて、苗場に行くフジロッカーが結構いるようだ。アタクシが参加しているFacebookグループでも、苗場の会場を訪れて「皮肉なまでに晴天です」と投稿されている人がいた。

フジロックは雨が多いので、天気がヨイと無性に多幸感があふれる。写真を見ただけでも、フジロッカーとしては何だかワクワクするのだった。あー、苗場に行きたくなる。

アタクシ家も夏のうちに苗場へ行きたかったのだが、みどり橋の完成やらドラゴンドラのことなどを考えると、9月以降、10月とかになるのかもしれない。ただ、改めてドラゴンドラの運航時期をWebサイトで確認してみたら、「営業期間は決まり次第、ご案内いたします」となっている。ちょっと心配になってきた。

ゴンドラ内はいわゆる「密」に当たるだろうが、それ以外は野外なので、運航中止は何としても避けてもらいたいところ。家族全員で苗場に行くには、ドラゴンドラがないと、子どもたちを誘いづらいのである。


「GAN-BAN/岩盤」でもKeep On Fuji Rockin’ キャンペーンを開催【フジロックGO #0230】


渋谷パルコの地下1階にあるフジロックフェスティバル公式ショップ「GAN-BAN/岩盤」でも、Keep On Fuji Rockin’ キャンペーンを開催しているということで、仕事の合間に店舗に足を運んでみた。オンラインと違って、現物を手に取って見られるのと、在庫があればすぐに購入できるのを期待してのことだ。

現在、オンラインで「FUJI ROCK FESTIVAL’20 第2弾オフィシャルグッズ」の注文を受け付けているのだが、そのサイトから申込むと、納品が1カ月以上先になってしまう(6月に注文した第1弾のオフィシャルグッズも、8月下旬の到着予定でまだ届いていない)。

そこで、実店舗の岩盤だったら、一足先にTシャツなどの現物が見られると思ったのだが、結論から言うとそれは淡い希望だった。第2弾オフィシャルグッズについては、一部の商品しかなく、店頭予約を受け付けるのみだった(よく見たら、サイトにもそう書いていた。トホ)。

そんなわけで、何も買わずに帰ってきた。2000円以上買うと、FRF’20×GAN-BAN 特製トートバックとFRF’20特製ゴンちゃん風船がもらえるので、やや後ろ髪引かれたが、もう一度出直そうと思うのだった。


FM COCOLOで「フジロックWEEK」開催【フジロックGO #0229】


フジロックの公式アカウントがツイートしていたので、“フジロックの無い夏”に、フジロックを楽しもう!- Keep On Fuji Rockin’ –というラジオ番組がオンエアされるのを知った。最近、radikoを使い始めたところだったので、早速アプリ上で番組名や放送局名で検索したのだが、全くひっかからない。何てこったい。

もちろん、ライブ音源やベンジーやチバのコメントにも興味津々なのだが、こちらの在宅講座もぜひ聴いてみたいと思っている。

Whole Earth RADIO 「フジロック在宅講座 〜フジロックが変えたもの〜」
8/16(日)& 23(日) AM6:00-7:00
◇DJ:野村雅夫
●ゲスト:石飛智紹(FUJI ROCK FESTIVAL運営事務局/SMASH)
●コメンテーター:キャンプよろず相談所 滝沢守生氏/BEAMS 土井地博氏/フジロックの森プロジェクト実行委員長 金澤龍太氏/NPO法人 iPledge 羽仁カンタ氏/浅貝町内会長 師田富士男氏/苗場観光協会:師田輝彦氏/苗場プリンスホテル 清水利一氏/湯沢町観光産業部長 南雲剛氏

ゲストにFUJI ROCK FESTIVAL運営事務局(SMASH)の石飛智紹氏をお迎えし、フジロックの運営に携わるスタッフや、地元新潟県の関係者の方々のコメントを交えながら、地域共生、リサイクル、環境保護など、フジロックが生み出してきたWhole Earthな取り組みを2週にわたって特集します。

FM COCOLOというラジオ放送局も聞いたことがなかったのだが、どうやら大阪から発信しているようだ。radikoはプレミアム会員(月額350円みたい)にならないと、自分のいる地域のラジオしか聴けない。

もし関東で「Keep On Fuji Rockin’ FM COCOLOフジロックWEEK」や「フジロック在宅講座 〜フジロックが変えたもの〜」を聴こうとしたら、課金しなくちゃならないのだ。今のところ、ちょっと悩み中だが、きっとプレミアム会員登録して、聴くことになると思う。


FUJI ROCK FESTIVAL 公式ビールが3%オフ【フジロックGO #0228】


2020年は8月に入ってから公式アカウントを含めて、結構たくさんのフジロック情報が入ってくるので、うれしい反面、ちょっと情報が多すぎで処理できないくらいだ。気づけば、ハイネケンが3%オフで購入できるクーポンも配布されていた。実際にAmazonにアクセスしてみると、「FUJI ROCK FESTIVAL 公式ビール」と銘打っているのね。

せっかく割引してくれているので、あまり文句を言うべきではないと思うけど、ちょっと3%の値引きは寂しい気持ちがする。5000円買って150円引きなので、お得感が薄いのが正直なところ。とは言え、特別ライブ番組「FUJI ROCK FESTIVAL’20 LIVE ON YOUTUBE」を観るときは、ハイネケンを飲みながらの方が気分が出るとは思うので、Amazonかどうかわからないけど、準備しておきたいと思う。


「FUJI ROCK FESTIVAL’20 LIVE ON YOUTUBE 配信アーティスト発表!」【フジロックGO #0227】


2020年のフジロック、本来の開催予定だった8月21日(金)から8月23日(日)の3日間、特別ライブ番組「FUJI ROCK FESTIVAL’20 LIVE ON YOUTUBE」がYouTubeで配信される。詳しい時間や出演アーティストは、後日発表となっていて、そろそろ発表されないかなと思っていたら、本日発表されたようだ。

21日の開始は20時からで、22日と23日は休日だからか18時開始である。それぞれ翌朝(9時~と7時~)にリピート配信されるようだ。詳しくは「FRF’20 LIVE ON YOUTUBE 配信アーティスト発表!」を確認してほしい。

それにしても、出演アーティストを見ているだけで、ちょっと興奮してくる。初日の「SELECTED HEADLINER PERFORMANCES」なんて、BLANKEY JET CITYとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの名前を見たら、2000年に日本人として初のグリーン・ステージでのヘッドライナーを飾ったことを、イヤでも思い出してしまう。そして、実際に映像を観て、音楽を聴いたら泣いてまうやろー。

観る前から盛り上がりすぎかもしれないが、このセットリストはぜひブルーレイとかで販売してほしい。せめてCSとかで番組として放映してもらえないものか。YouTubeだと保存できないので、何十年間も保管できる形でのコンテンツ化を、今から熱望するのだった。


1997年と1998年の写真でウルっとなる【フジロックGO #0226】


いやあ、初回の1997年も2回目の1988年も参戦したよね。20年以上前のことだから、何だか懐かしさを超えて、ウルっときてしまう感じだ。これは涙じゃない、心の汗だーって言ってみたり。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のトム・モレロも、Twitterでこんな投稿をしてくれていたようだ。何だか色々と思い出してしまうー。詳しくはコチラ(再録・天神山の記憶【フジロックGO #0131】)


みどり橋の完成は2020年9月末に延びるよう【フジロックGO #0225】


2020年8月11日にメールで、みどり橋の進捗報告が届いた。内容としては、こちらの「みどり橋、進捗ご報告」である。

以前の連絡では「完成が8月上旬に遅れる」とのことだったが、さらに延びていて、結局9月末になるようだ。竣工されたら、見に行きたいなと思っていたのだが、夏のうちに苗場に行くのは難しそうである。

当初の予定通りなのかわからないけど、護岸工事もされてすっかり様子が変わってしまったようにも見える。出来上がりを楽しみにするしかないのではあるが、ボードウォークの一部でもあると思うので、自然に溶け込む感じに仕上がるとうれしい。

本当だったら、ちょうど今ころ「もう1週間したらフジロックだー」と叫んでいるような時期ではあるが、今年は淡々と過ごすしかない。決行を予定していたスーパーソニックもとうとう延期を発表したようだし、我々ロック好き、フェス好き、フジロッカーにとっては、ある意味奇妙な夏になってしまっている。コロナが、全世界を変容させてしまったので、仕方ないことではあるのだが。