「ドンルク」はみんなで歌う、みんなの名曲:Don’t Look Back In Anger/Oasis【CD千本ノック 0059本目】


「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」は、オアシスにおいて「ワンダーウォール」に負けず劣らずの超名曲だと思っている。この曲、オアシスを聴いたことのある人なら、きっと同意してくれるだろう。

ただ同じアーティストによる、同じアルバムに収録された名曲といっても、それぞれの曲でリスナーの反応はやや違っている。「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」は、彼らの演奏や歌を聴くだけでなく、みんなで歌う曲になっているのだ。

実際、フジロックなどのライブで演奏されたときも、老若男女を問わず大合唱になる。ライブの後半、盛り上がった段階だからということもあるだろうが、みんな気持ち良さそうに声を張り上げていた。こうした反応は、オアシスが解散して、ノエル・ギャラガーがソロになってからもずっと変わらない。

そうした意味では、オアシスやノエル・ギャラガーの名曲というよりも、みんなの名曲ということなのかもしれない。多少のおふざけもあるだろうが、イギリスの国歌だと評する人もいて、何だか人々を結束させるパワーがあるようにも感じる。

ちなみに、この「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」は、ノエル・ギャラガーが初めてボーカルをとった曲。「ヨイ歌だったからリアムに歌わせなかった」というオアシスらしいエピソードが残る歌でもある。

Don’t Look Back In Anger/Oasis(1995)
1. Don’t Look Back In Anger
2. Step Out
3. Underneath The Sky
4. Cum On Feel The Noize

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記録よりも記憶に残る「不思議な壁」:Wonderwall/Oasis【CD千本ノック 0058本目】


「ワンダーウォール」は20年以上前にリリースされているが、今でも人々の記憶に深く残るオアシスの超名曲だ。アタクシ的には、一人夜の帰り道などに、大音量で聴いてシミジミすることが多かった。アタクシだけでなく、本当に多くの人から愛されている曲だと思う。

「Wonderwall」を文字通りに訳すと「不思議な壁」。辞書にもない言葉なのだが、CD付属の対訳では「終着点」となっている。これ以上先に進めない存在。つまりは、「お前が俺の終着点だ」ということのようだ。

この言葉自体は、ジョージ・ハリスンが手がけたサウンドトラック『Wonderwall Music』から取られたらしい。今回初めて音源をチェックしてみたら、東洋的なサウンドでかなり不思議な感触。オアシスが鳴らすロックとは、かなりかけ離れている。ノエルは、こんな音楽も聴いて、何か影響を受けたのだろうか。

また、改めて気づいて驚いたのだが、「ワンダーウォール」のチャート最高順位が、全英で2位、全米は8位だったこと。セールス的には、ナンバー1にはなっていないのだ。

例えばフジロックなんかで、この曲が演奏されると、オーディエンスは誰もが沸き立ち、尋常ではない雰囲気になる。ファンや聴き手にとって、非常に特別な曲であり続けた。こうした反応を思い返してみると、やはり大事なのは「記録よりも記憶に残る」かどうかなのだなと思う。

Wonderwall/Oasis(1995)
1. Wonderwall
2. Round Are Way
3. The Swamp Song
4. The Masterplan

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その声に宿るのは美しさではなく、人を魅了する力:Jake Bugg/Jake Bugg【CD千本ノック 0057本目】


あのノエル・ギャラガーが、「この子こそ、音楽の未来」と言ったのだそうだ(ライナーノーツによれば)。『ジェイク・バグ』は、その“音楽の未来”が最初にリリースしたセルフタイトルのアルバムである。

ノエルに認められただけでなく、世間からボブ・ディランの再来とも言われ、どこからも評判がヨイ。ただアタクシ自身は、そんな音楽シーンや周囲からの評価は知らず、CD屋で視聴して「あ、これはスゴイ新人だ」と直感的に感じ、いそいそとアルバムを購入した。

音楽を聴いてもらえればわかるが、特に凝ったサウンド・プロダクションはなく、彼のギターと声だけが鳴っているシンプルな構成だ。ジェイク・バグを知らない人に、音だけ聴かせて、70年代のフォーク・ロックだと言ったら、信じる人は少なくないだろう。

しかし、決してジェイク・バグの音楽が古臭いわけではない。ギター・ロックというお馴染みの方法論を彼が選択しているだけで、ファースト・アルバムに収められた17曲はどれも特別な存在感を放っている。

中でも声が印象的で、不思議なほど聴き手の耳にドッと飛び込んでくる。ギターと声という最小限の要素しかないサウンドだからこそ、かえって彼の声が強く響くのかもしれない。

しかも、彼の声はいわゆる美声ではないのである。ミック・ジャガーなどがそうであったように、美しさだけではなし得ない、人を魅了する何かを手に握りしめている点でも、非常にロック・シンガーらしいアーティストだと思っている。

Jake Bugg/Jake Bugg(2012)
1. Lightning Bolt
2. Two Fingers
3. Taste It
4. Seen It All
5. Simple As This
6. Country Song
7. Broken
8. Trouble Town
9. Ballad Of Mr Jones
10. Slide
11. Someone Told Me
12. Note To Self
13. Someplace
14. Fire
15. Kentucky
16. Love Me The Way You Do
17. Green Man

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カルアミルクが甘いことすら知らなかった:家庭教師/岡村靖幸【CD千本ノック 0056本目】


岡村靖幸の『家庭教師』を、繰り返し聴く時期があった。大学に受からず浪人していたが、また受験に失敗するじゃないかと不安に思っていた頃。とても好きになった人がいたが、その思いはかなわず、空回りしていた頃。そんな時に、この音楽は不思議なほどスッと入ってきて、アタクシの心にしみわたった。

正直、一筋縄ではない、変態的なアルバムであるが、悶々としている自分を噛みしめながら、「カルアミルク」や「あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう」を聴いては、独り溜飲を下げていた。

そんな屈折した一枚ではあるが、ずっと心に残っているし、アタクシにとっては、岡村靖幸を代表するアルバムなっている(ほかのアルバムを、ちゃんと聴いていないので、かなり主観的な判断だ)。

もしこのアルバムを聴いたら、きっとカルアミルクを飲みたくなるだろう。実際アタクシは、やっと大学生になって、すぐにカルアミルクを飲んでみたのである。それは苦々しいものではなく、何とも甘ったるい味わいだった。

家庭教師/岡村靖幸(1990)
1. カルアミルク
2. (E)na
3. 家庭教師
4. あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう
5. 祈りの季節
6. ビスケット Love
7. ステップ UP↑
8. ペンション

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日常をセンチメンタルに塗り替えるスーパーバンド誕生:chatmonchy has come/チャットモンチー【CD千本ノック 0055本目】


チャットモンチーのデビュー・ミニアルバム。「薄い紙で指を切って 赤い赤い血がにじむ/これっぽっちの刃(やいば)で/痛い痛い指の先」という歌詞で始まる「ハナノユメ」から、「何でもない毎日が本当は/記念日だったって今頃きづいたんだ 今頃気づいたんだ」と、卒業をテーマに歌った「サラバ青春」までの6曲で構成されている。

ジャケット写真を見ると、これは誰というくらいその後の彼女たちの見た目と違う。若さというよりも、幼さなく、アカ抜けていないように見える。

ただ音楽的には、この時点でもう完成してしまっていたように感じた。橋本絵莉子のハイトーンボイス、3ピースで奏でられるバンド・サウンド。平凡な日常を題材にしながらも、センチメンタルな気分にさせられる。

彼女たちがデビューする頃、プロデュースを担当していた元スーパーカーのいしわたり淳治が、しきりと「すごいバンドがいるんだよね」と言っていたのを覚えている(何かのメールマガジンだったか?…具体的な媒体は忘れてしまった)。

いわゆる宣伝的な発言と思っていたこともあり、実際にCDを聴いてみて、言葉通りヨイバンドだったので、ビックリしてしまった。ライブなどを見たことはないが、デビュー以来、新しいアルバムが出ると欠かさずフォローしてきたバンドである。

chatmonchy has come/チャットモンチー(2004)
1. ハナノユメ
2. DEMO、恋はサーカス
3. ツマサキ
4. 惚たる蛍
5. 夕日哀愁風車
6. サラバ青春

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よぼれない


よぼれない よぼれない
ときみは言う

よぼれてない よぼれてない
ときみは話す

よぼれてんじゃないの
とたずねると

よぼれてない よぼれてない
と返事をする

3歳になっても 4歳になっても
きみは変わらず よぼれないと話す

いつか よごれないと言う日がくるのだろうか
いつまでも よぼれないでいてほしい


「ボス以来の逸材」とも評価されるシンガー・ソングライターのファースト:musicforthemorningafter/Pete Yorn【CD千本ノック 0054本目】


今はもう店がなくなってしまったが、銀座にあったHMVによく通っていた。そこでたまたま見たHMVの冊子の中に、「注目すべき男性SSW」みたいなページがあって、ピート・ヨーン、ライアン・アダムス、デヴェンドラ・バンハート、スフィアン・スティーヴンスの4人が紹介されていた。

そもそも「SSWって何のこと?」などと、略語に戸惑いながら(シンガー・ソングライターの略だった)、4人とも全く知らないアーティストだったので、すぐに店舗で1人ひとりCDを探し始めた。しかし、どれも在庫がなく、「どんな販促冊子やねん」と思いながら、後日改めてあちらこちらに足を運んで(結局、HMVのほかの店舗にもあまり在庫がなかった…)、4人4枚のCDを探し出した。

そのうちの1枚が、この『ミュージックフォーモーニングアフター』だ。これは、ピート・ヨーンのファースト・アルバム。派手なメロディー展開などとは縁遠く、淡々と自分の声で歌い上げる正統派のアメリカン・ロックが鳴っている。ほとんど事前情報が頭に入っていなかったこともあり、一聴してベテラン・シンガーの仕事に思った。それくらい、新人とは思えない完成度の高いアルバムだった。

ライナーノーツを読むと、彼の楽曲づくりは「ドラムから始まる」とちょっと変わっている。まずはビートありきでリズムを頭に思い浮かべ、そこから曲を作り上げていくのだそうだ。それだからか、どの曲も小気味よく、前にスルスルと進んでいく感覚がある。

また、シンガー・ソングライターらしく声自体もヨイのだが、少し投げ出すような歌い方も、アタクシにとっては魅力の1つ。リズミカルなメロディーにのったピート・ヨーンのラフな歌声は、色気が漂うのである。

ちなみに、このピート・ヨーン。特にデビュー当時は「ブルース・スプリングスティーン以来の逸材」との声もあり、本国アメリカでは評価が高いようだ。一方、日本ではあまり知名度がないままで、最近のリリースは国内盤の発売もない状態である。アタクシ的には、出会ってからずっと指折りのシンガー・ソングライターなので、こうした状況が残念でならない。

musicforthemorningafter/Pete Yorn(2001)
1. Life On A Chain
2. Strange Condition
3. Just Another
4. Black
5. Lose You
6. For Nancy (‘cos It Already Is)
7. Murray
8. June
9. Sense
10. Closet
11. On Your Side
12. Sleep Better
13. Ez
14. Simonize
15. Knew Enough To Know Nothing At All*

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iPodのおかげで「ベック終わった」の誤解が解ける:Sea Change/Beck【CD千本ノック 0053本目】


ベックの出世作『メロウ・ゴールド』(1994)、大ヒット・アルバム『オディレイ』(1996)の後に、『ミューテーションズ』(1998)、『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』(1999)と続き、2002年にリリースされたのが、この『シー・チェンジ』である。

『オディレイ』後の2枚は、商業的な成功を収めたとは言えないようだが、アタクシ的にはベック・サウンドのカラフルさ、雑多感、多様性が軽やかに融合した曲調や、ブルースをベースにしながらも、彼独自の持ち味感じさせる音楽に満足していた。

だが、『シー・チェンジ』を聴いたときの第一印象は、あまりにも地味すぎるものだった。ブルースがルーツ音楽だとはいえ、そのミニマルな音はベックらしさに欠けると感じたのである。だから1~2度聴いて、「もうベックはおしまいだな」と思って、CDラックにしまって全く聴かずにいた。仮にベックを聴くとしても、それ以前に馴染んだ過去のアルバムだけだった。

そのままCDでのみ音楽を聴く環境でいたら、『シー・チェンジ』は二度と手に取らなかったかもしれない。ただ、いつしか音楽ライブラリーをすべてiPodに入れて、シャッフル再生などを楽しむようになっていた。

そのように音楽の聴き方が変わっていたため、たまたま『シー・チェンジ』の曲を聴くことがあった。シャッフル再生でたまたま流れた、まさに偶然の再会ではあるが、「あれ、このすごくヨイ曲は誰だっけ?」となった。iPodをいそいそと確認して、『シー・チェンジ』の曲であることがわかり、アタクシがこのアルバムに抱いていた誤解が突如解けたのである。

時間が経って趣味に変化があったらか、その時の気持ちに運よくフィットしたのか、印象や評価が180度変わった理由はよくわからない。それでも、華やかさとは対極にあるこの真っ直ぐなサウンドを改めて聴き、非常に心地よく響き、体に深くしみ込んできたのである。

おかげで今では、ベックの中で一番よく聴くアルバムになっている。何より最初に聴いたときと、その後に聴き直した際のギャップの大きさはとても印象的で、アタクシ的には、その落差が忘れられない一枚なのだ。

Sea Change/Beck(2002)
1. The Golden Age
2. Paper Tiger
3. Guess I’m Doing Fine
4. Lonesome Tears
5. Lost Cause
6. End Of The Day
7. It’s All In Your Mind
8. Round The Bend
9. Already Dead
10. Sunday Sun
11. Little One
12. Side Of The Road
13. Ship In The Bottle

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「オーシャン」という12分の愉楽:Live At Red Rocks/The John Butler Trio【CD千本ノック 0052本目】


ジョン・バトラー・トリオを知ったのは、2014年のフジロック。それ以前、アルバムがリリースされると名前くらいは見知っていたが、初めてきちんと音を聞いたのは、3日目のグリーン・ステージだった。

その時、Instagramで感想を投稿している。コメントは次のような感じ。「グリーンステージでJOHN BUTLER TRIO。期待していなかったのだが、とてもよかった。特にギターソロが、見たことのないような音の出しかたをさせつつ壮大なスペクタクルのような演奏だった。ちょと人生観変わっちゃたヨ。#fujirock #frf」。

ここで、アタクシが言及していたのは、『ライブ・アット・レッド・ロックス』ではDisc1の最終曲として収録されている「オーシャン」という曲のこと。聴いた時点では、曲名も何も知らなかったのだが、偶然に出会った“壮大なスペクタクル”に魅せられ、熱病に侵されたようになったのだ。なので、自宅に帰って来てから、あれこれ調べた。

「オーシャン」はもともと、ジョン・バトラーがデビュー前、路上ライブをしているころから演奏していた曲であること。毎回同じ旋律ではなく、その時々でアレンジを加えていること。珍しい12弦ギター(改造して11弦にしているらしい)を使って演奏していること。などなど。

このCDを買ったのも、とにかくもう一度「オーシャン」を聴きたくて。やや入手しづらいアルバムだったが、血眼になって探した結果、何とか手に入れた。

さらに、彼ら自身の公式サイトで動画を公開していたこともわかった。CDではもちろん音だけしか聴けないし、フジロックでも遠目にしか見えなかった実際の演奏が、間近で見られる。12分弱とかなり長い映像であるが、ここまで読んでいただいた方には、ぜひ自分の目と耳で確かめてほしい。

アタクシ自身、音楽はアルバム単位で聴くことがほとんだし、メロディーだけでなく、歌声に心動かされることが多い。それでも、このギター・インストゥルメンタルは、圧倒的な存在感を持っているし、アタクシの心をユサユサと、変わらず揺さ振り続けている。きっともう一生聴き続けるのだと思う。

Live At Red Rocks/The John Butler Trio(2011)
【Disc1】
1. Introduction
2. Used To Get High
3. I’d Do Anything
4. Betterman
5. Don’t Wanna See Your Face
6. Revolution
7. Hoe Down
8. Better Than
9. Johnny’s Gone
10. Take Me
11. Treat Yo Mama
12. Losing You
13. Intro To Ocean
14. Ocean
【Disc2】
1. Ragged Mile
2. Zebra
3. Good Excuse
4. C’mon Now
5. Close To You
6. Peaches And Cream
7. One Way Road
8. Funky Tonight

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立ち尽くす、すべてのものが終わる:The Doors/The Doors【CD千本ノック 0051本目】


「ロック好きなら、ドアーズくらい聴いておかなきゃ」くらいの気持ちで、『ハートに火をつけて(The Doors)』を購入した。ただアタクシは、バンド・サウンドのオルガンやらキーボードやらがやや苦手。そんなこともあり、キーボードが目立つ彼らのファースト・アルバムは、好んで聴く感じではなかった。

しかし、映画『地獄の黙示録』で「ジ・エンド」が流れているのを聴いて、「スゴイ曲が入っていたんだー」とすっかり認識を新たにした。こんな名曲にちゃんと気づいていなかったなんて、恥ずかしい限りである。

さらに恥の上塗りだが、今回ライナーノーツを読んだり、あれこれ調べていて、「ジ・エンド」の歌詞に深い意味があるのを知った。冒頭の「This is the end」というフレーズは、何より強く印象に残っていたのだが、後半で父親を殺したいと語り、母親を求めるくだりがあったのだ。この曲が「エディプス・コンプレックス」をテーマにしていたと、全然知らないままで聴いていたのである。

アタクシのつたない英語力ではあるが、ボーカルのジム・モリソンが書いた「ジ・エンド」の詩を読むと、人間の奥底にある欲望と、それを追い求めることで「終焉」に直面してしまう様子が、叙情的に描かれていた。発表当時も、物議を醸したようだが、本当に衝撃的な歌なのである。アタクシが言うのもナニだが、もしこのアルバムや「ジ・エンド」を聴くことがあったら、併せて歌詞も堪能してほしいと思う。

The Doors/The Doors(1967)
1. Break On Through (To The Other Side)
2. Soul Kitchen
3. The Crystal Ship
4. Twentieth Century Fox
5. Alabama Song (Whisky Bar)
6. Light My Fire
7. Back Door Man
8. I Looked At You
9. End Of The Night
10. Take It As It Comes
11. The End

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