目的は、得てして不明確になりがちだ。ある目的のために始めた行動であっても、行動自体が目的化されてしまい、そもそものきっかけや行き先があいまいになってしまうからだろうか。
目的を見失わない姿は、いつも根拠を求める哲学的探求に似ているかもしれない。事象たらしめる源泉にさかのぼり続け、現象の根本原因を見出そうとしているからだ。
目的は、得てして不明確になりがちだ。ある目的のために始めた行動であっても、行動自体が目的化されてしまい、そもそものきっかけや行き先があいまいになってしまうからだろうか。
目的を見失わない姿は、いつも根拠を求める哲学的探求に似ているかもしれない。事象たらしめる源泉にさかのぼり続け、現象の根本原因を見出そうとしているからだ。
※『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』の各ページを400字程度で要約しています。
第1週第7日(日)
7 宗教
トーラー
トーラーとは、ヘブライ語の聖書の冒頭にある「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の五つの書、いわゆるモーセ五書を指す名称だ。キリスト教徒は、この五書に他のユダヤ教文書を加えたものを、旧約聖書と呼んでいる。また「トーラー」という語は、口伝のほか数点の文書で伝えられている膨大なユダヤ教の律法全体を指すこともある。
モーセ五書は、ユダヤ教信仰を規定する613の律法の根拠であり、世界三大一神教すなわちユダヤ教、キリスト教、イスラム教の基礎である。この五書は、伝統的にはシナイ山でモーセに授けられたと信じられてきた。また、トーラーの冒頭部は確かにシナイ山で授けられたが、その後も啓示はモーセの生涯を通じて続いたとする説もある。
トーラーは紀元前10世紀から前6世紀の間に書かれたものだと考えられている。トーラーは当初、口伝で伝えられてきた。トーラーを完全に理解するためである。口伝の内容を書きとめることは、冒瀆行為と考えられていたが、文字で記録する必要性がやがて明らかとなり、口伝律法の集大成ミシュナーが編纂された。
【アタクシ的ポイント】
完全に理解するために口伝が用いられてきた、というのは当時らしいとはいえ印象的。
URL:https://www.pressman.ne.jp/
<特徴>
トップにスライダーを設置し、その下は企業からのお知らせを割と多めに載せるという構成。運営しているオウンドメディアなども多いし、それぞれの情報はブログや別ドメインなど、統一感よりも多様性を優先しているようだ。すべてのページではないが、下部ページに行くと左ナビが出てきて、最近ではかなり珍しいと思う。
<勝手に改善ポイント>
・下部ページごとにレイアウトが違うのは、ある程度方針なのだろうとはいえ、ユーザー体験として快適ではないだろう。
・全体を通してフォントサイズが小さく、50代、60代向けのオウンドメディアでも同様で、読者像の想定がややおざなりな印象がある。
・インフォメーションなど掲載数が多いものの、タイトルがお知らせ的なものばかりで、クリックされづらいと思われる。
PageSpeed Insightsの結果
エラーが出て測定できず。
子どもたちの思考の連続は、われわれの常識に捉われていない。
その瞬間に思い着いたこと、気になることに着目し、次から次へと口に出していく。悪く言えば、五月雨で非論理的な思惟の連なりである。
だがかえって、その方が、聞かされる側も興味をそそられる。どうして思い着いたのか、どんな理由で気にしているのか。なぜ彼女は、オナラした人を特定しなければ気がすまないのか。
逆から言えば、常識的な思考は慣れ親しんでいるがゆえに、その動機付けに無頓着になるのかもしれない。
※『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』の各ページを400字程度で要約しています。
第1週第6日(土)
6 哲学
現象と実在
哲学の歴史を通じて、現象と実在の違いは、常に大きなテーマの1つとして論じられてきた。この違いを、最初期の哲学者たちは思想の中心に据えていた。彼らは、古代ギリシアの哲学者ソクラテス(紀元前470年~紀元前399年)より前の時代に生きていたことから、「ソクラテス以前の哲学者」と呼ばれている。
ソクラテス以前の哲学者たちは、実在するものの根本的な本質は、通常目にしている姿、つまり現象と大きく異なっていると考えていた。
例えば哲学者タレスは、万物の根源は水だと唱えた。ヘラクレイトスは、世界は火からできているし、万物は常に流転すると説いた。他にも思想家パルメニデスは、何物も実際には運動しておらず、運動と見えるものはすべて幻想にすぎないと主張した。
ソクラテス以前の哲学者たちは、普段の無批判的な観察からは誤った世界像しか得られないと疑っていた。そして、実在するものすべてが、もっと根源的な実体でできている可能性を探った。
こうした彼らの思索は、哲学のみならず現代科学の先駆けでもあったと言える。プラトン、スピノザ、ライプニッツなど、後の多くの哲学者たちも、こうした思想の系譜に連なっている。
【アタクシ的ポイント】
実在の探求。それが哲学の始まりであり、もしかすると大いなる勘違いの始まりであったのかもしれない。
URL:https://www.tableau.com/ja-jp
<特徴>
白を基調にして、非常にシンプルな構成。そのため、説明が丁寧というわけではないが、あまり迷わずに、各ページを見て回れるのではないだろうか。コンテンツとしては、テキストで細かく説明するというよりも、動画を多用しているようだ。
<勝手に改善ポイント>
・各所のコピーやテキストが基本的に、翻訳しただけのようで、ユーザーには引っ掛かりをもたないことが多い。ローカライズというか、読み手を意識したコピーワークを実施したい。
・顧客の声などをテキストで表現しているが、やや唐突感があるし、翻訳調ということもあり、メッセージ効果は限定的だと感じる。
・概要の説明がなく、断片的な情報ばかりなので、サイトを見ただけでは製品やサービスについて理解するのが難しい。「Tableauは○○です」という割と単純な自己紹介コンテンツが必要ではないか。
・結局、いわゆる会社概要にたどり着けなかった。
PageSpeed Insightsの結果
モバイル:18、パソコン:62
「世界の形を決定的に変える」とは、どのような事態、状況なのだろう。例えば、ずっと雨が降り続いてしまい、あらゆる場所が水没してしまったら、世界の形は変わったといえるのだろうか。
現象が変化したことで、様子は変わるのかもしれない。生活形態や暮らし方に、大きな影響を与えるかもしれない。
しかし、それが私たちの生きる世界の形を変えたことになるのだろうか。むしろ、外的な環境の変化よりも一人ひとりの視点が変わる方が、世界を変える可能性が高いように思う。
※『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』の各ページを400字程度で要約しています。
第1週第5日(金)
5 音楽
音楽の基礎
音楽とは、模倣や楽譜によって再現できる組織化された音。音楽の音を分析する際の基本的な要素には、次のようなものがある。
音高(ピッチ)──耳に聞こえる音の高低。音高は、専門的には音波の周波数、つまり音の波が一定時間に繰り返される回数で測定される。西洋音楽には、明確に違う音高が12ある。
音階(スケール)──音高を高さの順に階段状に並べたもので、しばしば旋律の基盤となる。楽曲では、全体を通じて、または部分ごとに、特定の音階に出てくる音だけを使うことが多い。西洋音楽では、さまざまな長音階や短音階をもっぱら使う。長音階は「明るく」、短音階は「暗い」印象を持たれる。
調(キー)──音高を、普通は長音階か短音階のひとつを基にして並べたもので、旋律の基準となり、旋律を支える流れとなる。調の中心音である主音は、特定の調で書かれた楽曲の最初と最後の音であることが多い。ある楽曲がホ長調の場合、ホの音が、その楽曲の主音である。
【アタクシ的ポイント】
音楽を音楽たらしめているのは組織化されているかどうか。かなりあいまいな定義だ。
URL:https://www.ubs.com/jp/ja.html
<特徴>
外資系金融機関ということで、英語ページのリンクも多く、基本的な構成はどうやら本国サイトと同じのよう。そのため、ナビゲーションも独自仕様で正直わかりづらく、フッターにサイトマップ的なナビゲーションもなかったりと、我が道を行く感じで、日本人に見てもらうつもりがないようにも思える。
<勝手に改善ポイント>
・ハンバーガーメニューのナビゲーションが分かりづらく、全体構成から見直す必要があるだろう。
・h2のサイズが大きすぎるし、コピーも「グローバルな知見」など、やや素っ頓狂な印象がある。
・「UBSの企業責任」の部分のテキストリンクに余分なスペースが入っていたりと誤植も散見される。
・会社情報も用意されていないのか、結局正式な日本法人の社名が見つけられたなかった。
PageSpeed Insightsの結果
モバイル:50、パソコン:76
ストーリーとメッセージ。どちらが重要なのか。もちろん、どちらも重要、大切で、優劣はつけがたいのかもしれない。
しかし、優れたストーリーテリングによって、そのコンテンツにぐいぐいと引き込まれ、没入していっても、メッセージが残らなければ、消費されたに過ぎないのではないか。興奮した体験は、時間の経過とともに忘れ去られるのではないか。であれば、メッセージの伝達を目的としたストーリー構築が必要になるだろう。