株式会社ガイアックス コーポレートサイト【自由すぎるウェブ解析士の3分間サイト分析#0001】


URL:https://www.gaiax.co.jp/

<特徴>
コーポレートサイトだがブログ中心の露出で、コーポレートサイトらしくはないが、同社のイメージには合っているだろう。「COMPANY OVERVIEW」のブランドメッセージは結構練られている印象である。

<勝手に改善ポイント>
・グローバルナビなど、英語中心の表記が多く、オシャレに見えやすいがユーザビリティは低下するだろう。

・トップページ、ブログ押しなのはヨイと思うが、タイトルが長すぎる。一方、リード文が途中で切れるし、実際の掲載を想定していないので、ただ表示されているにすぎない状態。

・ブログページの横幅が広すぎる。いくらでも広がるが、可読性を考えるなら、800pix以下にした方がヨイだろう。

・事業ごとに独自ドメインを立てているが、シナジーを生みづらく、まずはコーポレートサイト内で育てるくらいの方が効率的だと思われる。

PageSpeed Insightsの結果
モバイル:3、パソコン:44


言語化によって締め出されるモノ【1000のカスタネット#0001】


「こぼれ落ちるもの」

こぼれ落ちるもの、その流れすべる姿を心にとめる。それなくして、何も語ることはできない。

ただ話す、そのなめらかさ、その誇らしさ、その上昇気流に気持ちをとられ、見誤ってはいけない。その病気に侵されたものは、決して何も見ていない。

盲目なのだ。その自らに気づかぬもの、それが覆い尽くす瞬間、瞬間が、毒ガスの様に憂鬱な空気を這いつくばらせる。

初出:https://kazuhiq.com/19941105/koboreochiru/ (1994年11月5日)
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データとして残っていて、自分が書いた最も古いテキスト。今読むと、正直何を言おうとしていたのか正確なところは分からない。ただ、語ることで、言葉にすることで、その言語化から必ず締め出されるものがあると言いたかったのではないだろうか。


アルファベット【原稿用紙一枚の教養#0001】


※『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』の各ページを400字程度で要約しています。

第1週第1日(月)
1歴史
アルファベット

紀元前2000年ころ、古代エジプトのファラオたちは、奴隷たちに文書で命令を伝えることができず悩んでいた。奴隷たちは、エジプトの文字ヒエログリフ(神聖文字)が読めなかったからだ。

太古の文字体系は、どれもたいへん面倒で覚えるのが難しかった。文字が何千個もあって、覚えるのに長い時間がかかる。実際、エジプト人でもこの複雑な文字体系を読み書きできたのは、ほんの一握りしかいなかった。

そこで、ヒエログリフの簡略版を作り、これが今に伝わる多種多様なアルファベットの起源になったと考えられる。ヒエログリフの簡略版では、ひとつの文字が表すのは音だけだ。このため、文字の数は数千個から数十個にまで減り、文字を覚えて使うのが、はるかに楽になった。

アルファベットは近東に広まり、ヘブラ文字やアラビア文字など、この地域のさまざまな文字体系の基礎になった。一方、海洋交易民族フェニキア人は、地中海沿岸で出会った人々にアルファベットを伝えた。この古代フェニキア文字がギリシア文字とラテン文字になり、現在では、西洋の言語は英語も含め、ほとんどがラテン文字を使っている。

【アタクシ的ポイント】
複雑で難しいものは特権性を担保しやすいが、普遍性を獲得するにはシンプルであることが重要。