タイトルは手巻きタバコ用巻紙の印刷「残り5枚」に由来:Five Leaves Left/Nick Drake(1969)【CD千本ノック 0110本目】

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ニック・ドレイク(Nick Drake)は、1948年6月19日生まれのイギリス人シンガーソングライター。父親の仕事の関係で、生まれ自体はビルマ(現ミャンマー)だそう。アタクシ的には自分の誕生日と同じなのが、何だかとてもうれしいのである。本当に好きなアーティストだから。

彼は、このファースト・アルバム『ファイブ・リーヴス・レフト』を含め、『ブライター・レイター(Bryter Layter)』、『ピンク・ムーン(Pink Moon)』と3枚のアルバムを残している。生前は商業的成功に恵まれず、その死後に評価が高まった。

今こうして彼の音楽を堪能している身からすると、あまり信じられないのだが、発表当時の反応は周囲や専門家を除き、ほとんど芳しいものではなかったのだ。彼が亡くなったのは26歳。抗鬱薬の過剰摂取が原因である。

アタクシが初めてニック・ドレイクを聴いたのは、恐らくリマスター版CDが出た2000年以降だったと思う。発表から30年以上の時を経て聴くと、サウンド自体に古さを感じた。それでも、穏やかな旋律、歌声はグッと心に染みわたり、掛け替えのない音楽としてアタクシの中に定着したのである。そして、不思議なくらい懐かしさも感じた。

ニック・ドレイクが再評価されたのは1980年代以降。ドリーム・アカデミーやブラック・クロウズのリッチ・ロビンソン、ポール・ウェラーといったミュージシャンたちが、ニックからの影響を公言しているようである。もし生前にちゃんと評価されていたら、彼が創り出した音楽をもっと聴けたかもしれない。遅れて来たファンとしては、彼が残した3枚の素晴らしいアルバムを聴けることに感謝しつつも、どうしても生前の評価が残念でならないのだ。

Five Leaves Left/Nick Drake(1969)
1. Time Has Told Me
2. River Man
3. Three Hours
4. Way To Blue
5. Day Is Done
6. Cello Song
7. The Thoughts Of Mary Jane
8. Man In A Shed
9. Fruit Tree
10. Saturday Sun

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