「ピタゴラス」「古事記」など【「1日1ページ教養シリーズ」を毎日読む#010】


第2週第3日(水)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
10 視覚芸術:ネフェルトイティの胸像
ネフェルトイティは、アメンヘテプ四世(アクエンアテン)の最も重要な王妃。彼女こそ、王の背後で新宗教を推進した人物のようだ。胸像は約34000年前に作られ、高さは約50センチ。ほぼ完全な状態で発見された。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
10 革新者:ピタゴラス
三平方の定理で知られるピタゴラスは、古代ギリシアでピタゴラス教団という宗教結社を創設した。団員は数学と科学を学ぶことで、神に近づけると信じていた。また、教団の中心信条に輪廻転生があった。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
10 音楽:スコット・ジョプリン
スコット・ジョプリン(1867頃~1917)は、ラグタイム・ミュージックの最も有名な作曲家だ。最初のメジャーヒットは、1899年の「メイプルリーフ・ラグ」。以後、最も有名な作品の一つである「ジ・インターテイナー」(1902年)をはじめ、数々のヒット曲を世に送り出した。

■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
10 薬と代替療法:セファロスポリン
セファロスポリンは1950年代に発見された、ペニシリンに関連した抗生物質の一種。セファロスポリンはペニシリンに対して、耐性のある感染症に罹患する患者によく処方される。多くの効能があり、耳、鼻、咽喉、皮膚、副鼻腔の炎症や肺炎、ブドウ球菌感染、気管支炎などの治療に使われる。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
10 文学:『古事記』
『古事記』は、第43代の女帝、元明天皇の勅令によって編纂された現存する日本最古の歴史書である。上巻は国生みの世界と神話、中巻・下巻は天皇の系譜や物語が書かれている。中でも下巻は、極めて記録的、現実的な内容のため、天皇の実在性を根拠づける資料である。文章はすべて漢字で書かれている。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
10 外交:大陸から伝わったもの
大陸から伝わったものの中で、最も重要なのは米と鉄器だろう。日本は青銅の時代はなく、いきなり鉄の時代となった。鉄器は人々の生活を便利にしただけでなく、争いを凄惨にもした。また、織物の技術も大陸から伝わった。