「1日1ページ教養シリーズ」を毎日読もう#005


第1週第5日(金)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
5 音楽:音楽の基礎
音楽とは、模倣や楽譜によって再現できる組織化された音のこと。その要素は、耳に聞こえる音の高低「音高(ピッチ)」、音高を高さの順に階段状に並べた「音階(スケール)」、音高を長音階か短音階の一つを基にして並べた「調(キー)」などがある。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
5 文筆家・芸術家:ホメロス
ホメロスは紀元前800年前後の人物で、長編叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』の作者。ただ、実在の人物かどうかはわかっていない。この2つの英雄叙事詩は西洋文学史上初の作品で、ウェルギリウス、ジェイムズ・ジョイス、ラルフ・エリソンなどに、影響を与えた。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
5 思想と社会:共産主義
19世紀初頭に始まった産業革命によって、労働者と工場主や投資家とで深刻な経済格差が生み出された。その解決策として、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスは、労働者階級が生産手段を自らの手に握る「プロレタリアート独裁」を樹立することを提示した。

■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
5 性徴と生殖:卵子
女性は、生まれたとき2つの卵巣におよそ200万個の未成熟な卵子を持っている。思春期に達するまでに4分の1以下になり、およそ1カ月に1回、完全な卵子に成熟し、放出される。3日間は生存し続けるので、精子は72時間にわたって受精させられるようだ。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
5 芸術:土偶と埴輪
土偶は縄文時代に作られ、基本的に妊婦など女性の姿をしている。そのため、作物の豊穣や安産、子孫繫栄を祈る際に用いられたと考えられる。一方、埴輪は集落ではなく古墳から出土し、権力者の権威を示すために埋葬されたようだ。形も人型だけでなく、円筒形、家形、動物型など、多種多様である。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
5 暮らし・信仰:打製石器・磨製石器
人類の歴史は、世界的に見てもほぼ例外なく石器時代を経ている。加工された石器としては、打製石器と磨製石器がある。打製石器は、石に打撃を与えて割り、割れ目を刃として利用した。磨製石器は石を磨いて作られ、ナイフや斧、錐、錘などがある。また、生活道具ではなく、祭祀に使われた石器も多数見つかっている。