入場ゲートでもらう“魔法のゴミ袋”【フジロックGO #0146】


アタクシの住居は、燃えるゴミを出すのが月曜日と木曜日だ。なので、その曜日に起きると、まず最初にやる行動は、燃えるゴミの取りまとめだったりする。キッチンにある一番大きなゴミ箱から自治体指定のゴミ袋を取り出して、各部屋や洗面所などに置いた小さなゴミ箱からもそれぞれ捨てるべきゴミを集めるのだ。

小さなゴミ箱には、コンビニやスーパーでもらったビニールの買い物袋を何枚か張ってあって、一番上にあるビニール袋ごと回収する。こんなやり方をしているご家庭が、多いのではないだろうか。

ただ、この買い物袋、最近では有料化が進んでいることもあり、アタクシ家においては、やや慢性的に不足気味だ。今朝も、ゴミ箱のビニール袋がなくなったので、ストックしているところをゴソゴソやったのだが、適当なサイズのものが出てこない。

困ったなあと改めて探したところ、フジロックでもらったゴミ袋が畳まれて下の方にあることに気づいた。入場ゲートを通ったところで、毎年タワーレコードさんが配布してくれる、あのゴミ袋である。

配布が始まった時期を明確に覚えているわけではないが、会場が苗場に移って、2年目くらいから配ってくれていたように思う。

このゴミ袋、もともとは会場にゴミを残さないようにするために配布されるものだが、ゴミ袋としてよりも、雨から手荷物を守ったり、リュックの中で電子機器などを水に濡らさないようにしたり、びちょびちょの地面に座るために敷いたりと、ゴミ捨てとは別の用途で活躍することが多かった(もちろん、ゴミ袋としても使ったけど)。結構、“魔法のゴミ袋”なのである。

とはいえ最近は、アタクシも雨対策をしっかりして、道具もそろってきていることもあり、毎度入場ゲートを通るたびにタワレコさんに“魔法のゴミ袋”をいただくものの現地では使わず、キレイなまま持ち帰ることが多くなっていた(何枚かは、車の中のゴミ袋に使っていたかな)。

今回のゴミ袋は、2019年にもらったままになっていたもので、今になってアタクシ家で日の目をみたことになる。割と薄手ではあるけど、容量も十分で、日々よく使うゴミ箱にきっちりハマってくれた。今回は、ゴミ袋として魔法を発揮してくれた。ありがとう。