【3月16日】額田王:生没年未詳
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
君待つと吾が恋ひをれば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く
『万葉集』(一)(『日本古典文学大系』4、高木市之助ほか校注、岩波書店、1957年
【アタクシ的メモ】
言葉数も限りがあるし、いにしえの時代の短歌なので、詠まれていることはシンプルではあるが、どの首も情感がこもっている。
【3月16日】額田王:生没年未詳
あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな
君待つと吾が恋ひをれば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く
『万葉集』(一)(『日本古典文学大系』4、高木市之助ほか校注、岩波書店、1957年
【アタクシ的メモ】
言葉数も限りがあるし、いにしえの時代の短歌なので、詠まれていることはシンプルではあるが、どの首も情感がこもっている。