祝100回ということで、何となく振り返る【フジロックGO #0100】


2020年1月1日に、最初に言葉ありき【フジロックGO #0001】と書き始めて、この「フジロックGO」と題したコラムのような、エッセーのようなアタクシの投稿は、今日で100日目のようだ。あまり自信がなく「~ようだ」と書いてしまったが、調べてみたら1日2回投稿している日があった。カウントミスしていたよ。イカン、イカン。

さて、毎日フジロックに関することを書いたら、アタクシとフジロックの関係性が変わるかもしれないと、書きだしたことにやや実験的な意味もあったので、変化したことをいくつか挙げてみたい。

一番自覚しているのは、公式サイトをよく見るようになったこと。以前だと、チケットを購入する前後と宿泊の予約くらいでしかアクセスしなかった。もう苗場に行くことは決定事項だったので、アーティストも誰が出るとか気にしていなかったのである。典型的なフジロッカーではあったのだが、いつの間にかあんまり情報収集に熱心ではなくなっていた。

だが、毎日何とかフジロックネタを見つける必要が出てくると、やっぱり公式サイトはチェックしないと話しにならない。そんなわけで、ほとんど毎日のように確認していた。そして更新があると、どんな内容でもワクワクして、何だかフジロックに通い始めたころの感覚がよみがえってきたのだから不思議である。

もう1つは、改めてライブ映像を見ていて気づいたことではあるが、フジロックのライブパフォーマンスは、相対的に見てもかなりレベルが高いと思う。他のフェスと比べて申し訳ないけど、雲泥の差を感じたのだ。同じアーティストでも、苗場の磁場に入ると、ちょっと様子が違うのではないだろうか。これはあくまで、アタクシの私見かもしれないけど。

ここ何年かは、子ども2人を連れて家族旅行にもなっているので、ほとんどライブを見ていなかったけど、もうちょっと音楽に貪欲になりたいなあと思い直した。そうはいっても急に、ずっとパフォーマンスに集中はできないだろうが、一瞬一瞬を少しだけでも大切にできたら、またアタクシの苗場体験は豊かになるのではないかと思ったのだった。これにて、100回目はお終いケル。