「カインとアベル」「神奈備」など【「1日1ページ教養シリーズ」を毎日読む#021】


第3週第7日(日)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
21 宗教:カインとアベル
カインとアベルは、アダムとイブの一番目と二番目の息子。兄カインは土地を耕す者になり、弟アベルは羊を飼う者になった。ある日、神が二人に捧げ物をするように命じたことから、カインは嫉妬でアベルを殺してしまう。それを知った神は、罰としてカインを呪い、また殺されないように印をつけたという。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
21 伝道者・預言者:ゾロアスター
ゾロアスターが創始したゾロアスター教は、2000年以上にわたり、現在のイランとインドにおよぶ広範な地域で信奉された宗教。ゾロアスター教では、究極的な魂の審判者である最高神アフラ・まずだーを信奉し、来世の存在を信じる。死後の世界では、善人と悪人が区別されるという来世観である。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
21 大衆文化:『ちびっこギャング』
アメリカの映画監督ハル・ローチが生み出した子供向け短編シリーズ『ちびっこギャング』は、1922年に初登場し、その後、数十年にわたって映画館やテレビで人々を楽しませた。ローチは出演者として、白人と黒人の両方を起用するなど、当時としては非常に革新的だった。

■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
21 医学の歴史:穿頭術 古代インカの脳外科手術
紀元1000年にさかのぼる、古代インカ人の頭蓋骨において、頭部外傷を治療するための手術を受けていた証拠が示された。具体的には、頭蓋骨のごく一部が穿頭術(また穿孔術)と呼ばれる方法によって、除去されていたのである。頭蓋骨に穴を開け、余分な液体を排除しようとしたようだ。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
21 哲学・思想:神奈備
神奈備とは神が宿る場所、物の意とされるが、主に神が住むとされる山を指す。奈良の三輪山(御諸山)が代表例で、きれいな円錐形をした成層火山(コニーデ)であることが多い。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
21 文化・芸術:青銅製祭器
本格的に青銅が渡来したのは、鉄とほぼ同時の弥生時代だったと考えられる。鉄より錆びにくい青銅は、長期間輝きが保たれるため、祭祀具に最適であった。青銅器の呪具として、謎が多いのが銅鐸だ。後期になるほど、大型化している。