「エレアのゼノン」「倭国大乱」など【「1日1ページ教養シリーズ」を毎日読む#016】


第3週第2日(火)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
16 文学:ハーレム・ルネサンス
ハーレム・ルネサンスとは、1920年代から1930年代初頭にかけて、ニューヨーク市のハーレム地区で花開いたアフリカ系アメリカ人の文学・芸術運動。基礎を築いたのが、歴史学者・社会理論家のW・E・B・デュボイスである。また、中心的作家のひとりがジェイムズ・ウェルドン・ジョンソンだ。音楽と文学が切っても切れない関係にある。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
16 哲学者・思想家:エレアのゼノン
哲学者ゼノン(前495頃~前430頃)は、「ゼノンのパラドクス」で知られている。一定の距離を進むには、必ずその中間地点が存在し、際限なくその中間地点が到来するため、いつまでも到達できないという考えだ。俊足の走者は、先に出発した亀に追いつけないとした「アキレスと亀のパラドクス」もある。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
16 文学:ウィリアム・バトラー・イェーツ
詩人ウィリアム・バトラー・イェーツ(1865~1939)は、アイルランド人の文化意識で大きな位置を占める。詩人ウィリアム・ブレイク(1757~1827)の作品と、アイルランド文芸復興運動の影響を受け、神秘主義にアイルランド固有の文化的インスピレーションを混ぜ合わせた世界観を育んだ。

■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
16 病気:病原体
病気を引き起こす病原体には、細菌やウイルス、カビ、原虫などがある。ウイルスは遺伝物質を含む小さなカプセルで、増殖するために宿主を必要とする。宿主となる細胞をハイジャックして、その細胞の中で増殖する。病原体の感染を防ぐには、頻繁に手を洗うことが最も効果的である。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
16 歴史:三内丸山遺跡(縄文時代)
縄文時代中期、約5900年前から約4200年前までの大規模集落が、青森県の三内丸山遺跡だ。中でも最も注目されるのは、6つの柱穴を持つ「大型掘立柱建物跡」である。これにより、文明や技術に乏しい原始社会という縄文時代のイメージを、一新させることになった。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
16 争い:倭国大乱
倭国の大乱は、『三国志』の「魏志倭人伝」や『後漢書』の「東夷列伝」などに記憶される、倭国内で起きた争乱のこと。邪馬台国など倭国の国々が畿内にあったら、ヤマト政権と熊襲の争乱とみられるが、邪馬台国が北九州なのだとしたら、熊襲の人々同士が戦っていたことになる。