「シオニズム」「高松塚古墳壁画、キトラ古墳壁画」など【「1日1ページ教養シリーズ」を毎日読む#019】


第3週第5日(金)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
19 音楽:和声(ハーモニー)
和声とは、二つ以上の異なる高さの音を同時に響かせたもの。中世の作曲家たちは、響く感じのする4度(ドとファ、レとソなど)や5度を好んで使った。ルネサンス期になると、三和音が和声の基本となった。何度の音程を組み合わせてっ和音を作るかによって、長調や短調になるかが決まる。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
19 文筆家・芸術家:アイスキュロス
ギリシア悲劇を確立したアイスキュロス(前525頃~前455頃)は、作品が現存する最古の劇作家のひとり。その作品に最古の劇『ペルシア人』や『アガメムノン』などがある。『ペルシア人』では、勝利を収めたギリシア側ではなく、ペルシア人の視点から戦いを語っている。

■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
19 思想と社会:シオニズム
ハンガリー系ユダヤ人テオドール・ヘルツル(1860~1904)は、近代シオニズム運動を創始することになった。シオニズム運動は、ユダヤ人には祖国が必要で、早急に手に入れるための活動である。1897年、バーゼル綱領を採択し、「パレスチナにユダヤ人の故国を設立する」ことに合意し、世界シオニスト機構(WZO)を設立した。

■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
19 性徴と生殖:卵巣
卵巣はおよそクルミくらいの大きさで、真珠色をした2つの組織の塊であり、女性の生殖器系において中心的な役割を果たす。卵子を収めるだけでなく、女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンを分泌。排卵や月経を調整するだけでなく、骨、心臓、乳腺、皮膚、膣の健康維持を助けている。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
19 芸術:高松塚古墳壁画、キトラ古墳壁画
1972年3月21日、奈良県明日香村の高松塚古墳において、「飛鳥美人」とも呼ばれる男女群像の極彩色の壁画が見つかった。彩色の壁画は日本初だった。また、1983年11月には同じ明日香村のキトラ古墳でも彩色された壁画が見つかる。こちらは、獣の頭と人間の身体を合わせた獣頭人身十二支像が描かれていた。

■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
19 暮らし・信仰:環濠集落
弥生時代に水稲農耕が始まると戦乱が始まり、それに備えて防備を固めたが、そのひとつが環濠である。環濠とは、集落や周囲をめぐらせた水路のこと。濠は「ほり」と読むが、堀との違いは、人工で掘った「堀」に対して、河川などを利用したものを「濠」と呼ぶのである。