まずは論より証拠で、動画を見てもらった方がヨイかもしれない。
アタクシがプリシラ・アーンを知ったのが、まさにこの動画だった。詳しい媒体までは覚えていないが、どこかのバズ・メディアの記事で、この「ファイン・オン・ジ・アウトサイド」が紹介されていた。ジブリ映画『思い出のマーニー』の主題歌なので、何かのプロモーションの一環だったのかもしれない。
全編英語ではあるが、運よく動画だったため、字幕があって歌詞の意味もわかった。何より、高層ホテルの一室というシチュエーションがとても印象的だし、人間の孤独をつづった静かで透明感のある曲の雰囲気とマッチしていて、心が洗われるような感じがした。
たった数分の体験ではあるが、プリシラ・アーンの優しい歌声にノック・アウトされて、「ファイン・オン・ジ・アウトサイド」のCDはもちろん、ほかのアルバムも次々に聴いていった。
彼女の声は、とても柔らかくて、穏やか。決して急かされたり、押し付けられたりしないので、何だかせわしなくて、落ち着きたいときによく聴いている。そして、これからも繰り返し聴くと思う。
ちなみに、彼女のオリジナル・アルバムには「ファイン・オン・ジ・アウトサイド」が収録されていない。ただ『Priscilla Ahn Billboard Live TOKYO』というライブ・アルバムでは、生声バージョンが聴けるので、気に入った方はこちらもチェックしてはどうだろうか。
Fine On The Outside/Priscilla Ahn(2014)
1. Fine On The Outside
2. This Old House
3. Fine On The Outside(オリジナル・カラオケ)
Apple Musicはコチラ
CDはコチラ