第1週第7日(日)
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365
7 宗教:トーラー
トーラーとは、ヘブライ語の聖書冒頭にある五つの書、いわゆるモーセ五書を指す名称。モーセ五書は、ユダヤ教信仰を規定する613の律法の根拠であり、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という世界三大一神教の基礎だ。五書は「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」。
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【人物編】
7 伝道者・預言者:アクエンアテン(アメンヘテプ四世)
アクエンアテン(アメンヘテプ四世)は、治世4年目に新しい宗教を創始すると、自分の名を「太陽神アテンに仕える者」を意味する「アクエンアテン」に改め、伝統的な神の崇拝を禁止し、多くの古い神殿の取り壊しを命じた。しかし、アクエンアテンの死後、息子のトゥトアンクアテン(ツタンカーメン)によって、宗教改革の痕跡は消えてしまった。
■1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】
7 大衆文化:コニ-アイランド
ニューヨーク市ブルックリン区の南端に位置するコニ-アイランドには複数の遊園地があり、開業した1980年代以降、数十年にわたりアメリカで最も大きく、人気のある観光地とされてきた。映画やテレビが登場する以前、遊園地は第一級の大衆娯楽だった。
■1日1ページ、読むだけで身につくからだの教養365
7 医学の歴史:マリ・キュリーとラジウム
マリ・キュリーは、夫であるピエール・キュリーとともに、放射性元素であるポロニウムとラジウムを発見した。ラジウムの発見は、X線、がんの放射線治療、原子に関する理解など、医学に大きな影響を与えた。また、1903年にノーベル物理学賞、1911年にはノーベル化学賞を授与された。
■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365
7 哲学・思想:神道(八百万の神)
神道は、仏教やキリスト教のような開祖を持たない自然宗教。動植物、地形、物質など様々な神が信仰されていることから、アニミズムとされることも多いが、天照大神、須佐之男命などの人格神が中心になっているため、アニミズムだけで説明できるものではない。
■1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365【歴史編】
7 文化・芸術:土偶
土偶は妊娠した女性の像だと考えられるが、豊満な女性像は世界中の農耕社会で出土しており、大地母神への崇拝を示す、あるいは豊穣を祈るための祭具だと考えられている。土偶が破損した状況で出土することから、身代わりの呪具として使われていたという説もある。