Twitterを見ていたら、フジロックの公式アカウントが苗場の現地写真を投稿していた。たった4枚なんだけど、既に20年以上通い続けている場所、もう故郷のようになっている情景を目にして、思わずジンワリしてしまうのだった。行ったことない人にとっては、単なるひと気のない坂道でしかないだろうけど。
#苗場通信
フジロックの会場がある新潟県の苗場より、現地の様子をお届けしていきます。
まずは、会場にたどり着くまでのあの道この道🚶🚶🚶
from Naeba #fujirock #フジロック pic.twitter.com/Btcxue6lJD— FUJI ROCK FESTIVAL (@fujirock_jp) July 13, 2020
国道17号線を車で東京側から苗場の会場に向かう場合、少し長めの三国トンネルを抜けると、緩やかな坂道が会場まで続く、そこで「ああ、やっとたどり着いた」と毎回思うのだ。トンネルに入る前は晴れていたのに、苗場だけが雨降りに見舞われていたことも、一度や二度ではない。そんな悲喜こもごもなフジロッカーを、いつも変わらず受け入れてくれるのが、写真の坂道である。
いつもなら、ロックTシャツやアウトドアウェアに身を包んだ同志が歩道を歩いているのを見ながら、ドキドキするような場所。今年も無事戻って来たぜ、ただいまと心の中でつぶやく道程。夏だけど、ハッピー・ニュー・イヤーと感慨を感じる瞬間。アタクシにとっては、そんな勝手に思い出深い風景ではあるが、今年は「フジロッカーだよ全員集合」はないから、とても静か苗場になるのだろうか。