FUJI ROCK FESTIVAL ‘20のプレイリスト登場【フジロックGO #0105】に書いたが、フジロック2020の1日目から3日目までのプレイリストがあって、気が向くと繰り返し聴いている。初めて聴いたとき、アタクシ的にDAY1とDAY2はあんまり盛り上がらなかったこともあって、意図的にどちらかを聴くことが多い。
そして、DAY1を聴いていたら、「おっ、これは」と気になるアーティストが出てきた。
それは、大象體操(Elephant Gym)である。大象體操は台湾・高雄出身の3人組バンド。基本はインストゥルメンタルで、ギターとベース、ドラムが縦横無尽に駆け抜ける感じだ。何曲か聴いていると、JTのCMが自然と頭に浮かんでくるから、大象體操を知らない人はtoe(トー)をイメージしてもらうと、分かりやすいかもしれない。
ただ、このバンドの一番の特徴は張凱婷(Tif Chang)という女性ベーシストだろうか。プレイリストに収録されている「FINGER」はベース音で始まるのだが、軽やかに、しなやかに鳴らされるベースがひどく心地ヨイからだ。下の動画では、彼女のテクニカルな演奏姿も見られるので、よければ聴いてみてほしい。