エックハルト【『一日一文 英知のことば』から学ぶ#137】


【5月16日】エックハルト:1260頃~1327

苦しむことほど苦いものはない。しかし苦しんだことほど甘美なこともない。世間では、苦しむことほど身を醜くするものはないが、逆に神の前では、苦しんだことほど魂を飾るものはないのである。(「離脱について」)

『エックハルト説教集』田島照久編訳、岩波文庫、1990年

【アタクシ的メモ】
神の前では、苦しむことで魂を磨き上げられるということか。偶然にも本日5月16日に、自分を苦しめるようなことが起きたが、自己の魂を鍛錬すると思って、日々を過ごしたい。