まだまだ、「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の2日目を観ている。今回は、小袋成彬やJOHNNY MARRなどのアーティストであった。
小袋成彬は、「おぶくろなりあき」と読むようで、歌い手として何とも独特の存在感を示している。最初は、Suchmos(サチモス)なんかをイメージしたりしたが、他人との比較を拒否する個性を持ち合わせていると感じた。
彼のボーカルは、歌い上げるというよりも、ささやくような、音楽に合わせてつぶやくような感覚がある。アーティストとして、ギラギラはしていないけど、どこにもいないようなたたずまいなのだ。割と早い時間のレッドマーキーの出演では、もったいなかったかもしれないと、アタクシ的には思った。
JOHNNY MARR(ジョニー・マー)は、Wikipediaによれば「1980年代にはザ・スミスの中心メンバーとして活躍し、オアシスのノエル・ギャラガーや元スウェードのバーナード・バトラーなどといった多くのギタリストにも影響を与えた」という。
ライブ自体、正直派手さはないのだけど、何ともしっかりと聴かせてくれるし、ベテランなりの老獪さみたいなものを感じた。名前は知っていたが、ちゃんと音源に当たったことがなかったので、ヨイ体験になったのだった。