前エントリーに引き続き、「FUJI ROCK FESTIVAL ’18 完全版」の1日目を観た感想である。今回のアーティストは、POST MALONEとMAC DEMARCOだ。
POST MALONE(ポスト・マローン)は、アメリカのラッパー。最初の曲はややアジテーション的な雰囲気だったが、2曲目は弾き語りだったりと、従来の音楽ジャンルにとどまらない音や歌を聴かせてくれる。
タバコを吸いながらのステージで、ギターも叩き壊したり、荒くれ者な感じではあるが、胸や膝には日の丸が、背中には大きなJAPANの刺繍が入った衣装を着ていて、結構日本贔屓なのかもしれない。彼が、この日のホワイトステージのトリであった。
MAC DEMARCO(マック・デマルコ)は、レッドマーキーの最終演者(この後、改めてノンストップのダンスミュージックが朝まで続くのではあるが)。カナダ・モントリオール出身のシンガー・ソングライターだそうである。
見た目からちょっとダサめで、ギターを置いてステージ上で逆立ちしてみたりと、ゆる~い感じが彼の真骨頂のようだ。こうしたアーティストが、普通にトリで出てきて、多くの聴衆を魅了しているのが、フジロックらしいと思う。そして、なぜかステージ上には水原希子さんがいたりした。