2011年、The Musicのラストライブ【フジロックGO #0139】


「今年はやはりフジロック中止なのだろうか」などと焦りながら、YouTubeでライブ映像を探していたら、The Music(ザ・ミュージック)の動画を見つけた。単純に音源を聴きたいというよりも、アーティストが苗場で演奏している姿を見たくなったのだ。

これは、2011年のラストライブ。動画は最終曲「The People」だけであるが、アタクシは確か彼らのアクトを最初から最後まで観たはずだ。どの曲もグルーヴ感満載で、どうして解散しなくちゃならないんだろうと思いながら、グリーンステージの真ん中くらいで聴いていた記憶がある。

10年近く経った今、このパフォーマンスを改めて観ても、全然古びていないし、むしろまた聴き返したくなるほど。動画のコメントにも、ツェッペリンやローゼズに並ぶと讃えている人がいたが、これほどのグルーヴ感を放ったバンドは、ロック史上でもそれほど多くないと思う。

後、あまり音楽性とは関係ないのだが、ボーカルのロブ・ハーヴィーのスキンヘッドも潔くて好感が持てる。デビュー当時は、長髪のカーリーヘアだったから、余計にそう感じるのだった。