斎藤茂吉【『一日一文 英知のことば』から学ぶ#135】


【5月14日】斎藤茂吉:1882.5.14~1953.2.25

あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり

かがやけるひとすぢの道遥けくてかうかうと風は吹きゆきにけり

野のなかにかがやきて一本の道は見ゆここに命をおとしかねつも

『斎藤茂吉選集』第1巻、柴生田稔・佐藤佐太郎編、岩波書店、1981年

【アタクシ的メモ】
道に関する歌。そこに自分の運命を見たり、風がそよそよと吹き抜けていたり。