2020年4月22日付けで2週間以上前のものだけど、「5月の大型フェス、中止相次ぐ コロナでブームに逆風」という記事を見つけた。
5月に開催予定だった大型音楽フェスティバルの中止・延期が相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、JAPAN JAM2020(5月4~6日、千葉市蘇我スポーツ公園)は中止を発表した。VIVA LA ROCK 2020(5月2~5日、さいたまスーパーアリーナ)はゴールデンウイーク(GW)開催を断念し、7月下旬から8月初旬の間の開催を目指す。近年右肩上がりで急成長してきたフェス市場が大きな危機を迎えている。
という中止や延期するフェスの情報から始まり、次のような一文で締めくくられていた。
影響が長引けば、フジロックフェスティバルなど夏の大型フェスにも逆風が吹く。
もちろん、日経新聞らしく、日本の経済活動に関する考察も忘れない。
音楽フェス市場は右肩上がりで成長していた。ぴあ総研によると、18年の市場規模は前年比3.9%増の294億円だった。
明確な論調とまでは言えないが、夏以降の音楽フェス開催の難しさと、仮に開催できたとしても、今後どのように運営していくのか、アフターコロナに直面している産業だという警鐘にも読めなくもない。
まあ、いずれにせよ、今年の開催有無だけでなく、来年以降のフジロックなど、音楽フェスのあり方が問われているのかもしれない。