音楽を鳴らすのは人であり、形式ではない:Kitty, Daisy & Lewis The Third/Kitty, Daisy & Lewis【CD千本ノック 0094本目】

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キティー・デイジー&ルイスは、イギリス・ロンドン生まれの3兄弟のロックンロールバンドだ。父親はマスタリング・エンジニアで、母親もポストパンク・バンドのメンバーと、まさに音楽一家である。

『キティー・デイジー&ルイス・ザ・サード』は、2015年にリリースされた名前通りサード・アルバム。2008年にはファースト・アルバムを出しているので、若いながらも結構なキャリアになる。

ただ、アタクシ自身はつい最近知ったバンドなので、このアルバムが彼女たちの初体験だし、正直それほど聴きこんでいるわけではない。

CDのライナーノーツなどによれば、レコーディングにあたり音楽機材は最新のものを利用せず、自分たちで探し出して結構古いアナログ機材を使っているのだとか。

それも、手法としてアナログ回帰を目指しているのではなく、自らが鳴らしたい音を求めているうちに、そうした機材に行き当たると彼女たちは話している。

10代前半から音楽活動を始めて、今でもまだ20代のようであるが、自分たちのスタイルや見え方に耽溺せず、本質的に音楽を探求しているように感じる。

実際に彼女たちの演奏は、形式としてはオールド・ファッションではあるが、その一つひとつの音や声はビビッドで、どこかで聴いたことのある懐かしさと今だから聴ける初々しさのようなものがない交ぜになっていると思う。そして、それがとても新しいものとして響いてくる。一言で表現すると、温故知新バンドなのかもしれない。

そう言えば、キティー・デイジー&ルイスはテレビ番組の『関ジャム』でも取り上げられていた。どうやらライブが圧巻らしいので、このCDだけでなく生の演奏を体感したいと思っている。

Kitty, Daisy & Lewis The Third/Kitty, Daisy & Lewis(2015)
1. Whenever you see me
2. Baby bye bye
3. Feeling of wonder(feat.Mick Jones)
4. No action
5. Good looking Woman
6. Turkish delight
7. It ain’t your business
8. Ain’t always better your way
9. Never get back
10. Bitchin’ in the kitchen
11. Whiskey
12. Developer’s disease
13. I should have known

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