カサビアンは英国のロックバンドで、オアシスの弟分的存在だった。ロックバンドとは言ったものの、結構エレクトロニック・サウンドを取り入れており、曲によっては全くバンドの演奏がないこともあったように思う。
この『カサビアン』は、2004年にリリースされたセルフタイトルのファースト・アルバム。リードシングルの「クラブ・フット」(ファースト・シングルだとばかり思っていたが、どうやらセカンド・シングルらしい)を聴いたときは、本当に衝撃だった。文字通り一発でノックアウトされ、アタクシはクラブ・フット病にかかってしまったのである。
イントロからのた打ち回る不穏極まりないベース音が特徴的で、一度、曲を耳にすると、誰もがきっと興奮に包まれるはずだ。印象的な「ウッ、アーアア、アーアァー♪」という声も含めて、中毒性が高く、何度も何度も繰り返し聴いてしまうだろう。実際にアタクシのiTunes上でも、このアルバムの他の曲と比べても、再生回数は2~3倍多い。
デビューから10年以上経っている今でも、カサビアンとというと真っ先に「クラブ・フット」をイメージしてしまう。将来、これを超えるような曲が発表されるかもしれないが、「クラブ・フット」の輝きが衰えることはないと思っている。
Kasabian/Kasabian(2004)
1. Club Foot
2. Processed Beats
3. Reason Is Treason
4. I.D.
5. Orange
6. L.S.F. (Lost Souls Forever)
7. Running Battle
8. Test Transmission
9. Pinch Roller
10. Cutt Off
11. Butcher Blues
12. Ovary Stripe
13. U Boat
14. Club Foot (Jagz Kooner Vocal Mix)
15. Sand Clit
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