孔子【『一日一文 英知のことば』から学ぶ#064】


【3月4日】孔子:前551~前479

暮春には、春服既に成る。冠する者五、六人、童子六、七人、沂に浴し、舞雩に風し、詠じて帰らん。夫子、喟然として歎じて曰く、吾れは点に与せん。(『論語』先進)

春四月ともなれば、春の装いに着かえ、若者五、六人、子供六、七人をひきつれて遊山に出、沂水の川で浴し、舞雩の広場で風に吹かれ、歌を口ずさみながら帰ってきましょう。それを聞いた孔子が深い歎息をもらして、曰く、私は点に賛成だ。

『現代語訳 論語』宮崎市定、岩波現代文庫、2000年

【アタクシ的メモ】
「春になれば、その時の装いを着て、周りの若者や子供たちと山へ出かけ、歌をうたいながら家路につく、そうした平凡な日常を送るりたい」と語った弟子に対して、孔子もそれに同調したいと語ったようだ。