共感が難しかったとしても【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0006】


【短編小説】変な薬/星新一
カゼが治るのではなく、カゼの症状が1時間だけ出る不思議な薬。ドラえもん的な斬新な発想と思ったが、ストーリーとして上手く回収できなかったと感じる。ズル体み以外では、あまり役に立つと思えない。

【詩・俳句・短歌・歌詞】タぐれの時はよい時/堀口大學
この詩はピンと来なかったとないうのが第一の感想。タぐれ時に特別な雰囲気や感覚はあるものの、詩で表現されいることに共感できなかった。もしかすると堀口大學さんの詩は共感しづらく、苦手かもしれない。

【論考】ことばについて/森本哲郎
タイトルとは逆説的な主張が展開される印象。語られることばについてというより、沈黙とは何かりついて終始説明している。現代人を“ラジオ的人間”としており、思わずReadioheadのことを思い出してしまった。ピカートの論述と関係があるのかは後ほど調べたいと思う。