何百回聴いても飽きない、ある晴れた日の歌声とギター:Complain Too Much/Port Of Notes【CD千本ノック 0016本目】

このアルバムと出会ったのは、渋谷のタワーレコードだった。時期は定かではないものの、タワレコに行くたびにこの紫色の印象的なジャケットが目に入り、ある意味根負けするような感じで購入したのだ。

アタクシが粘り負けしたくらいなので、かなり長い間レコメンドされ続けていたと思う。しかも、日本人アーティイストにかかわらず洋楽コーナーでプッシュされていたのではなかったか。

ポート・オブ・ノーツは、ヴォーカルの畠山美由紀とギタリストである小島大介とのユニットだ。CDを聴いてすぐに心を奪われたのは、穏やかで愁いのある畠山さんの声。これだけ潤いのある歌声はそうそう聴けないと思う。そして、その声を生かすように絡み合うギターが何とも心地よかった。

1999年のリリースということもあって、アタクシ的には、最も繰り返し聴いている日本人アーティストのアルバムになる。それこそ、何度も何度も飽きることなく聴いてきたのだが、よく晴れた休日の午後に聞くことが多かった。何とも心穏やかになるし、そよ風を感じながら散歩しているような気分になれるからだ。

そういえば、自分の結婚式の披露宴で流すBGMにも、1曲目の「ユー・ギブ・ミー・ア・ラブ」を使わせてもらった。また、3曲目の「ウィズ・ディス・アフェクション」は、2001年ころPOLAのCMに使用されていたので、この曲を聴いたことがある人は少なくないはずだ。

デュオとして解散はしていないようだが、今はそれぞれが別々に活動している。アタクシは特にヴォーカリストとしての畠山さんに注目しており、リリースされるものをずっとフォローしてきた。それはそれで、艶のある歌声を堪能して満足している。ただ、名盤である『コンプレイン・トゥー・マッチ』を目の前に差し出されると、ポート・オブ・ノーツにしか鳴らせない音楽があると思うし、新たな音も聴いてみたくなってしまうのである。

Complain Too Much/Port Of Notes(1999)
1. You Gave Me A Love
2. Like I Lay Down
3. With This Affection
4. Its Gonna Never Change
5. 僕の見た昨日
6. Hope And Falsity(Noble)
7. Unknown Language
8. エクリール
9. 風の向こう(Wicked Bass)
10. スーパーラビット
11. Complaining Too Much
12. 雨降る夜

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