法然【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃098】 2023年4月7日 Tweet 【4月7日】法然：1133.4.7～1212.1.25 念仏を信ぜん人は、たとひ一代の法を能々学すとも、一文不知の愚鈍の身になして、尼入道の無智のともがらに同して、智者のふるまいをせずして、只一かうに念仏すべし。（「一枚起請文」） 『法然 一遍』大橋俊雄校注（『日本思想体系』10、岩波書店、1971年 【アタクシ的メモ】 かなり乱暴に要約すると、「経典で仏法を学んだとしても、自身の愚かさを自覚し、一心に念仏を唱えなさい」ということか。少しソクラテスの「無知の知」に似ている気もする。 Tweet 関連する記事 キケロ【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃003】 ボーヴォワール【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃009】 スタンダール【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃023】 福沢諭吉【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃034】 ヘディン【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃050】 バフーチン【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃067】 イエス【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃083】 アンデルセン【『一日一文 英知のことば』から学ぶ＃093】
