ラッセル【『一日一文 英知のことば』から学ぶ#033】


【2月2日】ラッセル:1872.5.18~1970.2.2

義務感は、仕事において有用であるが、人間関係ではおぞましいものである。人びとの望みは、人に好かれることであって、忍耐とあきらめをもって我慢してもらうことではない。たくさんの人びとを自発的に、努力しないで好きになれることは、あるいは個人の幸福のあらゆる源のうちで最大のものであるかもしれない。

『ラッセル 幸福論』安藤貞雄訳、岩波文庫、1991年

【アタクシ的メモ】
周囲の人たちを好きになれるかどうかで、個人の幸福度は変わるということか。確かにそうかもしれないが、「義務感」との関係性が、よくわからなかった。