パチンコは集団的で、一人ぼっち【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0145】


レイ・ブラッドベリさんが、「クリエイティブになるには、三種の読書を1000日続けよ」と仰っていたということで、短い物語(短編小説)、詩・俳句・短歌・歌詞、論考と三種類のテキストを毎日読みます。そして、何を読んで何を感じたかを、備忘録的に記録しています。

【短編小説】水曜日の山/津村記久子 ○
物語全体にコロナ禍が通底する中で、いくつかのエピソードが言られる。ただ、読む方が悪いだけかもしれないが、話が散漫な感じがして、ストーリーのつながりを感じなかった。冒頭の自転車をひいてしまいそうなるのも、どうして書かれていたのだろろ。表現、描写自体も、結構わかりづらかったし。

【詩・俳句・短歌・歌詞】タぐれの時はよい時/堀口大學 ○
タイトルにもなっているが、一番言いたいのは、「夕ぐれの時はよい時/かぎりなくやさしいひと時」なのだろう。だが、その説明も冗長で、ロジックにもなっていないから、なぜそう言うのが腑に落ちなかった。やや悪く言いすぎかもしれないが、言葉を継げば継ぐほど、詩の内容がぼんやりしてしまったように思う。

【論考】パチンコ/ロラン・バルト ○
現在のパチンコ(スロット)は、随分様変わりしているが、集団的で、しかも一人ぼっちな点など、とても日本的(非西洋的)なものに見えたのだろう。だが、筆者の分折力や洞察力は、それほど感じなかった。どうであるかばかり語っていたと思うからだ。とは言え、見知らぬものでも、ちゃんと見つめる姿勢は、見習うべきだろう。